【感想・ネタバレ】燃えよ剣(下)のレビュー

あらすじ

「かれはいったい、歴史のなかでどういう位置を占めるためにうまれてきたのか」(「あとがき」より)
歴史と今を見つめ続けた司馬遼太郎さんが、自らにこう問いつつ新選組副長・土方歳三の生涯を鮮烈に描ききった『燃えよ剣』。下巻では物語もいよいよ佳境に突入。新選組も幕府軍の一角として加わり、薩長と激突した鳥羽・伏見の戦い。ここを転換点として幕末も最終局面を迎える。甲州勝沼、下野宇都宮、奥州会津……新政府軍に追い詰められていく過程で局長の近藤勇は離脱し、沖田総司は病死。残る隊士を束ねて歳三がたどり着いたのは函館五稜郭。そして、最後の決戦が迫る――! 渦巻く時代の激流に抗して闘い続け、歴史にその名を深く刻んだ男。司馬さんが活写する歳三の姿に、数多の日本人が心震わせてきました。不世出の小説家、司馬遼太郎の代表作『燃えよ剣』、電子書籍という器を得て、今ここに新たに登場!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

榎本武揚の下陸軍奉行並みとして負けるとわかっていても最後まで喧嘩師として薩長軍に向かっていき人生を全うした理屈抜きの男の生き様

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2013年04月21日

Posted by ブクログ

本を読んで滅多に泣かない私が滂沱の涙。(函館へ向かう船の中のシーン)
そういう意味で忘れられないお話。
新撰組の話としては、『・・・血風録』のほうが面白いと思うが。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

もう日本史で幕末のこと聞かれたら語りつくしてしまいたくなる本です。
私この本よんで幕末の範囲のテストものすごいよかったです。土方さん最高!!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

上巻と違って、下巻は敗走が続きます。

つくづく時の運に見放されて、それでも戦うしかなくて。
でも、その生き方もこの本で評価されつつありますね。
それが救いです

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2013年04月18日

Posted by ブクログ

出版社/著者からの内容紹介
激動する時代の中でただ剣のみを信じ、史上類ない酷烈な軍事集団を創りあげ、男の美に殉じた新選組副長土方歳三の壮絶華麗な生涯

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新撰組ファン必見の歴史小説。

新撰組を題材にした話は多いですが、私はこの話の沖田さんが好きです。
ふざけながらも強い沖田さんタイプが好きなので。
最期の黒猫が切れなかった無念さが読んでいて悲しくなりました。

この話を読んでもっともっと新撰組が好きになりました。
というよりも、土方さんが好きになりました。
真っ直ぐな道を進みつづける姿は最高です。

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2011年02月09日

Posted by ブクログ

京都で大活躍する新選組も,
大政奉還を機におちぶれていく。
流山で近藤勇を失い,
土方歳三は榎本武揚にしたがい北海道へ向かう。

幕末の不安定な情勢の中で
政治的イデオロギーを持たない土方の美しさが危うい。

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2010年08月19日

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