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百姓が武士に勝った。幕長戦での長州軍の勝利は、維新史の転換点となり、幕府は急速に瓦解へとつきすすむ。この戦いではじめて軍事の異才を発揮した蔵六こと大村益次郎は、歴史の表舞台へと押し出され、討幕軍総司令官となって全土に“革命”の花粉をまきちらしてゆく。──幕末動乱の最後の時期に忽然と現れた益次郎の軍事的天分によって、明治維新は一挙に完成へと導かれる。
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Posted by ブクログ
久しぶりに司馬遼太郎を読みました。 以前から読みたいと思っていた花神です。 昔、竜馬がゆく、峠、燃えよ剣、坂の上の雲などわくわくして読みましたが、それらの作品の意味を深める興味深い小説であると感じました。 何より大村益次郎の天才ぶりを後世に伝える名作であると感じました。また司馬遼太郎の凄さも...続きを読む久しぶりに感じることができました。 やっぱり司馬作品は面白い。
革命は、思想家が始め、その思想を周囲を巻き込みながら戦略家が定め、最後は技術者が整備する。 変革は、そういうフェーズに分解できる。 世に棲む日日に始まり、竜馬がゆく、燃えよ剣、この花神、飛ぶが如く、そしてその先の坂の上の雲という流れで読んできたが、やはり維新史・明治史最高です。
YouTubeでは、大久保利通と大村益次郎と会談があって、徴兵制を大村が主張する一方で、大久保が武士階級が消滅するので反対した場面があったけど、本は載って無かったね。あと、大村益次郎は、農民医者だったんだから、刀を差しているのは、違和感があるな。
大村益次郎の生涯を記した司馬遼太郎氏作の小説。靖国神社の参道のほぼ中央に銅像があり学生の時からこの像も、この人も気になってました。今回初めて人となりを本を通して知りました。幕末はほんとに面白い。ほんの数年の間に日本が変わってしまった、と思っていたら、それには背景があって、バトンを渡すようにその時その...続きを読む時の人物が役割(未来の私達が評価する上での枠組みかもしれない)を果たして、結果明治維新が成功した。 長州藩はそれがはっきりしていて、吉田松陰、高杉晋作、大村益次郎だったんだと、司馬先生は書いている。 また、人となりとして、医師として、翻訳家、技術者、軍人として、職業は違えど全て同じ考えをもって取組んだ合理主義的な実務家、つまり天才、こういった人間は強い、今にもつながるような人物だったとも思った。 とにかく面白かった。夏休みを使って一気に読んだ。 次は前後するが、姉妹作品の「世に棲む日日」を読んでみようと思う。
非常に濃い中身だった。明治維新はいよいよクライマックス。 天才的な直感と合理的な計算、相反するようで両立する2つの才能。この捉えようのない偏屈オヤジはなぜか異様に魅力的で、対比させられる狭小な器の平凡な人たちが少しかわいそう。 彰義隊のあたりを読んで改めて、上野周辺を散策してみたくなった。 この時代...続きを読むについては、ぜひ西郷の視点でも読んでみたい。
司馬遼太郎の合理性を尊ぶ考え方に加えて、一方、合理性の道具のように生きることの虚しさが織り込まれた傑作。
初読は高校3年生の受験直前。43年ぶりの再読です。今回も読み始めたらやめられず、睡眠時間を削って読みました。 本書は周防の村医から一転して討幕軍の総司令官となった近代兵制の創始者大村益次郎(村田蔵六)の生涯を描きます。 「大革命というものは、まず最初に思想家があらわれて非業の死をとげる。日本では...続きを読む吉田松陰のようなものであろう。ついで戦略家の時代に入る。日本では高杉晋作、西郷隆盛のような存在でこれまた天寿をまっとうしない。3番目に登場するのが、技術者である」 吉田松陰と高杉晋作を主人公にしたのは「世に棲む日々」。一種の技術者を主人公にした本書は、その姉妹作品と言えます。ただ、大村益次郎は「どこをどうつかんでいいのか、たとえばときに人間の生臭さも掻き消え、観念だけの存在になってぎょろぎょろ目だけが光っているという人物」。したがい、小説の主人公としては扱い難い人物なのか、主人公の登場する場面は他の作品に比べると少ないという印象です。この作品の主人公は、むしろ「時代」であり、その時代に生きた「日本人」かもしれません。 「日本人を駆り立てて維新を成立せしめたのは、江戸埠頭でペリーの蒸気軍艦をみたときの衝撃である」。「衝撃の内容は、滅亡への不安と恐怖と、その裏うちとしての新しい文明の型への憧憬というべきもので、これがすべての日本人に同じ反応をおこし、エネルギーになり、ついには封建という秩序の牢獄をうちやぶって革命をすらおこしてしまった。この時期前後に蒸気軍艦を目撃した民族はいくらでも存在したはずだが、どの民族も日本人のようには反応しなかった」。 「余談ながら」とか「話は脱線するが」と断った上で司馬遼太郎が展開する日本人論は一種の研究本であると言っても過言ではありません。 もちろん、歴史小説としても本書は面白い作品であり、幕長戦争、戊辰戦争、村田蔵六と緒方洪庵、福澤諭吉、西郷隆盛たちとのやり取りを通して、明治維新の名場面が描かれます。そして、大村とイネ(シーボルトの娘であり、女医)のとの恋のような関係も描かれ、小説に色も添えられています。 全ての人に読んで欲しい本ですが、やはり「世に棲む日々」を先に読んだ方が楽しめます。
解説 「蔵六というのは不思議な人で、自ら地位や栄達を求めない。」 まさに自らを世の中に機能化してそれ以上を求めない、私心を捨てている大村益次郎をよく言い表した言葉だと思う。それはP.486の豆腐と国家の話にも現れている。 時代が彼を押し出したに過ぎないのだろう。適塾に始まり、彼を登用した宇和島藩、幕...続きを読む府、そして長州藩。自分が求められるところに行き、そこで自分を機能化させ、最後には新政府軍の基礎を作るに至った。才能だけでなく、人との出会い、運命とは分からないものだと思った。
司馬さんの他の幕末物で出てくる場面が、当然沢山再登場するわけだけど、異なるアングルからなので、全く飽きることなく、あっという間に読めました。 大村益次郎のような人は普通嫌われるもので、事実その通りだったようですが、私はこういう人好きです。
大村益次郎の一番の活躍、歴史の表舞台に出てきます。 ただし歴史どおりに本当に一瞬です。無駄に引き伸ばしたりせずほんとに一瞬のところを描いて、さっと終わります。あっさりしすぎていてあっけに取られますが、それがよいです。
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