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皇族でありながら、戊辰戦争で朝敵となった人物がいた──上野寛永寺山主・輪王寺宮能久親王は、鳥羽伏見での敗戦後、寛永寺で謹慎する徳川慶喜の恭順の意を朝廷に伝えるために奔走する。しかし、彰義隊に守護された宮は朝敵となり、さらには会津、米沢、仙台と諸国を落ちのびる。その数奇な人生を通して描かれる江戸時代の終焉。吉村文学が描いてきた幕末史の掉尾を飾る畢生の長篇。
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Posted by ブクログ 2023年09月08日
戊辰戦争で朝敵となった皇族がいた。
二十代前半の若さで、先の見えない中で奔走する宮と彼を守ろうと供をする人々の苦難。
和宮との婚約を破棄させられた有栖川宮熾仁親王の怨念。
日本史を学んでても、ほとんど理解していなかったあたりの歴史を、この機会に学び直すことができた。
幕末に生きた方々のお蔭で今がある...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月11日
黒船の来航してからというもの、どうも弱腰を隠せない徳川幕府は
鎖国にこだわる朝廷をなだめるのでずっと手一杯だった
その間
新しい日本の主導権を握ろうと、野望を燃やす薩摩・長州は
勝手にイギリスと組み、近代的な軍事力を得て
大政奉還・王政復古を成し遂げたあとにも飽きたらず
旧幕府殲滅計画を着々とすすめ...続きを読む
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