【感想・ネタバレ】新装版 尻啖え孫市(下)のレビュー

あらすじ

「信長はわしをだました」。個性豊かな戦国武将のうちでも、ひときわ異彩を放つ雑賀孫市は、信長最強の敵である石山本願寺の侍大将を引き受けることになった。戦国の世を自由闊達に生き、木下藤吉郎との奇妙な友情を育みながらも、鉄砲の腕にもの言わせ、無敵の信長にみごと"尻啖(しりくら)わせた"痛快な漢(おとこ)の一生。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

気持ちのいいお話でした。秀吉の時代までの自由な雰囲気。日本人って昔はもっと明るく自由だったのかも。「雑賀」という氏はたまに書物で見かけましたが、和歌山発祥だったんですね。一向宗の一神教的な流行時代の空気感も伝わりました。久しぶりの司馬さん、満喫しました。面白かったです。

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2025年02月28日

Posted by ブクログ

自分の生きたいように生きる‥それでいてやる事はきちんとやる!
誰もが憧れる男だと思う。
でも何処か抜けているところに魅力を感じた。
人間は完璧でなくてもいいと思わせてくれた作品、大切にしたい一冊。

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2025年01月13日

Posted by ブクログ

 孫市かっこいい!…一言目がこれってどうよ?でも、孫市かっこいいんだもん(笑)
 天下の信長と闘って、敗走させちゃうし。でも、天下なんか興味無いんだよな…。戦好き。女好き。そういうところが、孫市のいいとこだと思います。
 個人的には、実戦参加型軍師、って感じがします。孫市に軍師でいろ、は多分無理。ていうか、盟主でいるのも、無理だったもんね(笑)とにかく、戦を楽しむ男。そして若隠居。かっこいい。
 この本読んでたら、雑賀党に凄く興味出てきました!鉄砲衆のこととか、詳しく知りたいです!

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2011年01月29日

Posted by ブクログ

孫市と鉄砲衆が物凄く格好良かったですvv本願寺の存在についても勉強になりました。最後まで本当に面白かった〜!

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

史実かはわからないが、戦国に強いインパクトを残した雑賀衆を魅力的に描いたストーリーで、面白い。和歌山に行ってみたい。

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2024年08月31日

Posted by ブクログ

雑賀衆の頭領、孫市と織田信長の戦い、下巻は実際の戦いが主となる。

本願寺側の主力となって戦った雑賀衆、門徒も多くいたとされているが、本作品では孫市自身は最後まで門徒にならない。が、その自由奔放さ、人間の大きさによって織田信長の軍勢を翻弄する。

漫画・修羅の刻に登場したり、NHKの歴史秘話ヒストリアで取り上げられたり、目にする機会は増えているが、戦国武将では無いが故、それほど有名ではないような気はする。

が、本作品を読み終えて、この時代のこと、特に浄土真宗や一向一揆に向かう流れと織田信長の関係はいろいろと知りたいと思った。

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2013年11月29日

Posted by ブクログ

石山本願寺と信長の戦いで鉄砲を武器に活躍したという。破天荒だけど憎めない主人公を描くのは司馬遼太郎は戦国ものか、幕末ものがいいよね。最後はあっけないが、こういう人生を送るのもいいよな。

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2011年10月15日

Posted by ブクログ

孫市がすごく魅力的で、女性たちや雑賀のひとたちなどが彼に惹かれるのがすごく納得できました。この話はすごく勢いがあって、読み始めたら止まらなかったです。あの信長に対してこれだけ抵抗してみせたのかー、と思うと、感心するのと同時になんだかすかっとします。とにかくきもちいい話でした。好きです。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

本人が望むと望まないとに関わらず、平和な時代には生きられなかった男かもしれませんね。こういう人物がいたことを知って、また歴史に興味がわきました。

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2009年10月04日

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