半藤一利のレビュー一覧

  • 日本国憲法の二〇〇日

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    ネタバレ

    イラクへの米国駐在が問題視されている現在の状況と比較し、米国の日本統治がいかに成功したのかを感じるのですが、やはりマッカーサーの高い理想があったと思います。9月2日のミズーリ号での降伏調印式の際、僅か3分の演説の格調の高さに日本の間外交官加瀬俊一氏(今年5月末に101歳で死去)は感動したといいます。「地球上の大多数の国民を代表して集まったわれらは不信と悪意と憎悪の精神を懐いて会合したのではない。過去の出血と殺戮の中から、信仰と理解に基礎づけられた世界がまた人類の威厳とその抱懐する希望のために捧げられるよりよき世界が、自由と寛容と正義のもとに生まれ出んことを。それは私が熱望するところであり、また

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    2013年08月24日
  • 戦う石橋湛山 昭和史に異彩を放つ屈伏なき言論

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    気概のある政治家、石橋湛山。

    彼が今生きていれば、どのようなアジア外交をするのか、それだけを考えながら読んでいた。

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    2013年03月15日
  • ぶらり日本史散策

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    これは面白かった。一編一編をすぐに読み終わってしまうのが勿体なくて、舐めるように読んだ。

    めも
    第二次世界大戦における海軍の見方が大分変わった。

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    2013年01月11日
  • 山本五十六

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    半藤一利の映画じゃないほうの山本五十六。再編集なので中で重複が沢山有るもののうまれ、気質、戦略眼が詳細に書かれている。如何に悲壮な思いを抱いて対米戦に臨んだかもはや切ない。しかし一帝国海軍軍人である為に闘うのである。
    ラブレターまで暴露されてしまっているのは可哀想だが

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    2012年07月13日
  • 日本海軍の興亡 戦いに生きた男たちのドラマ

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     名著だとおもう。「海軍」について、明治から昭和まで、連続して描くというのは難しいだろう。本書でも、歴史として語られる明治海軍と、同時代史的な趣のある昭和海軍の間に多少の断絶感を否めないが。

     日本海海戦前の連合艦隊首脳のギリギリの決断。軍縮条約の意味。南太平洋海戦での角田提督。古賀長官の積極果敢な戦法。第一航空艦隊の悲劇。そして、あ号作戦以降は軍の体をなしていなかった日本海軍が、それでも残った水上打撃力を掻き集めてレイテ決戦に臨んだ背景、最後の華とも言えるサマール沖の戦艦群の勇戦などを生き生きと描き、昭和帝の「不適当なりしや否や」という痛烈な言葉に象徴させる手腕は見事。

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    2011年11月15日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    6名のそうそうたる面々が大東亜戦争を討議。討議のかたちだが文章がうまく補足されてるので、戦史全体像と事件経緯もよく分かる。注釈も見開きごとにあるし。

    日本の戦略性ゼロというか「エイ、ヤー」の勢いってのはこんなにもヒドかったのか。かなりコキ下ろす一方で、昭和天皇の評価は高い。天皇と大元帥の二役で苦しいなか最大限の情報発信をしてきたと。

    それにしても「バスに乗り遅れるな」の勢いって、いまのTPPで騒いでんのといっしょだろ。日本人ってホントに歴史から学ばない民族なんだなあとつくづく思った。逆に外国からみればそれが不思議以上に得体の知れない恐怖を感じるのかもしれない。

    あの戦争で日本人は「攻勢の

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    2013年01月23日
  • 昭和の名将と愚将

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    やっぱトップに立つ人には“責任感”というものを強く持ってやっていただきたいものだとしみじみ思う。軍人だけでなく政治家だっても導く立場にある人は、“私”は捨てて“公”に徹するべきなのに、愚かと言われる人たちはみんな公より私に重きを置いてるんだねえ。

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    2021年05月05日
  • 日本国憲法の二〇〇日

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    ネタバレ

    東京大空襲から、敗戦、そして日本国憲法が制定されるまでの203日間。
    市井の人々が何を思い、復興へ向かったか。天皇を当時の人々がどう捉えてきたのか。生きるために、生き抜くために、雑草を食み、想像も及ばない飢餓を乗り越えた祖父母世代。真実の姿が、スッとなじむ言葉で綴られ、なんとも悲しい現実なのに、ときにふっと笑えてくるエピソード。それがまた悲しくて、多くの事実を知らずにいたこれまでのわたしを叱咤した。
     

    それにしても、現代に通ずる教訓が、いくつ存在し、そしていくつ無碍にされてきたことか。予言のように、良識ある人々の忠言が随所に記録されているというのに、わたしたちはいまも愚行を繰り返している。

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    2011年03月19日
  • それからの海舟

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    「行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張、我に与らず我に関せずと存候。」どうでい!福沢よ!
    勝海舟の、江戸城無血開城後は「氷川清和」に詳しくその心中が語られていますが、半藤先生の勝論、また未だ未読であるじいさんの日記等から意外と内に秘めるタイプであったじいさんの姿を感じ取りました。他資料とつなぎ合わせて浮き出てくるその情景、また勝のセリフ。男気に、また新しい勝像を頂いた気分です。半藤先生の勝っつぁん大好き!も微笑ましく読みました。
    壬生義士伝に「徳川の殿軍おつとめもっす」という吉村のセリフが出てきます。勝海舟のその後の人生は、まさに「徳川の殿、の殿、の殿」ともいえるものだなあ!御家人たちの仕事の世話

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    2010年04月28日
  • 指揮官と参謀 コンビの研究

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    一組のコンビ事例毎に章立てされており、また、ボリュームも適当で、
    さらに文庫サイズということもあって、通勤途中でも読みやすい。

    官僚的組織の改革方手法を研究している中で出たった本です。戦前の官僚組織の象徴とも言われる日本軍組織。それに対比して語られる米軍組織。

    その中でのリーダーやリーダーシップはいかなるものであったか?を学ぼうと思い、この本にたどりつきました。性格の異なる上司部下のコンビはどこの企業・組織でもよく見られるが、自分一人では大きなことは出来ないことが多いですが、自分に持ち得ないものを部下や上司に求め、良いコンビネーションが築かれると、思いもつかぬことが容易にできてしまうことは

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    2010年03月04日
  • 昭和史の論点

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    昭和史に関する17の事柄を座談会形式で話し合ったものをそのまま活字化しているようなカンジ。

    座談会形式なので読みやすく、また、扱っているテーマも興味深いモノばかりで面白い。また、「歴史のif」の話もあり、部分では少々行きすぎな所もあるが、専門書にはない推測を働かせて歴史をみてみるというのも楽しい。

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    2009年10月04日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    どうして日本は太平洋戦争で負けたのかを座談会形式で六人の著者が8つのテーマを話し合っている。

    座談会形式なのでとても読みやすい。テーマも興味深く、変にイデオロギーを持ち出さず、あくまで実証的に論ずる姿勢は評価できる。また、第二部の「あの戦争に思うこと」では著者各自の歴史観などが述べられており、歴史との付き合い方を考えさせられた

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    2009年10月04日
  • 昭和天皇物語 16

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    だんだん雲行きが怪しくなってきた。
    そろそろ気付きだしたかな?
    アメリカの力を。
    でも武士道精神みたいなのが根強く残っているから、
    突っ走ってしまうんだろうな。
    上の人間は指示を出すだけだからいいのかもしれないけど、下の人間、若者たちは死んでいくんだろうな。
    敵に突っ込んでしまうんだろうな…。
    悲しい…。

    真珠湾攻撃の真相が書かれていた。
    通信ミスだったらしいけど、本当かな?
    今まで陸軍の暴挙を見てたから、
    騙し討ちでは?と疑ってしまう。

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    2026年09月19日
  • 人間であることをやめるな

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    半藤一利のエッセイ集『人間であることをやめるな』を読みました。
    半藤一利の作品は、昨年読んだ『手紙のなかの日本人』以来ですね。

    -----story-------------
    いまの日本は「天上大風」、すなわち、ものすごい勢いで荒々しく吹きまくる嵐のまっ只中にある。
    解決する道はなかなかみつからない。
    中国がどうの北朝鮮がどうのということではなく、日本国そのものが大転換期、解体しつつある、先行きは不安ばかり、といってもいい。
    そうした「行き止まり」のときに、日本人は、とくに若い人たちは、どう生きたらいいのか。
    そうなんです。
    明日に光明をもてない、「行き止まり」であればあるほど、物事をきち

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    2026年09月18日
  • 昭和天皇物語 12

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    少しは事態が落ち着くのかな?と思ったけど、
    まだまだ火種がくすぶっている。
    もう、陸軍どっか行ってほしい。

    満州国建国に関係していた石原莞爾。
    彼が日本に戻ってきた。
    彼は一体何者なんだろうか?
    名前は聞いたことはあるような、ないような…。
    石原の行動が予測つかない。
    彼は善なのか?悪なのか?
    悪なんだろうな…。
    戦争が終わらないから…。
    そんな石原莞爾の動向がすごく興味ある。

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    2026年09月15日
  • 昭和天皇物語 11

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    陸軍の暴走はいつまで続くのだろうか?
    どうすることも出来ないのか?
    日本をいい方向に導こうとしている人たちがどんどん逝ってしまう…。
    これが2.26事件の全容か…。
    ハァーとため息が出てしまう。
    「飢えている人のために」と言って正義を行おうといているけど、その正義のせいで飢えが増長させていることを早く気づかないといけないね。
    昭和11年の出来事だからまだまだ辛い日々が続くんだと思うと、気が重い。

    "昭和維新"という言葉を初めて知ったというか見ました。どういうことか想像はついたけど、この時代の人たちはなんか意味を履き違えてるよな。自分たちの都合のいいように。ため息ばかり出てしまう。

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    2026年09月14日
  • 新版 昭和史 戦後篇 1945-1989

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    学校では詳しく学んでいない前後の日本のあり方を、わかりやすく、また当時の世間のあり方なども含めて書かれていて、大変勉強になりました。

    戦後八十年の間にこれだけの起伏があり、変わってきた日本。今の時代があるのは、歴史の流れの上にあるからで、こうした流れを理解しておくこと、そして自分たちでどうしていきたいのかということを考えることが重要だとわかりました。

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    2026年09月14日
  • 昭和天皇物語 10

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    明治維新の時みたいに色んな思想が出てきて難しい。みんな、自分が正しいと思っていることをしようとしてるだけなんだけど、それに取り憑かれていて怖い。

    私の学生の頃は、この時代は走り抜けるように授業が進んだので、本当に分からなくて。今までの暗殺事件(今回だと犬養毅)、国際連盟脱退、満州国などは、言われるとそんなこと言ってたなー、という感じです。10巻は詳しく書かれていて、何十年ぶりぐらいに分りました。(分かった気になっているだけかもしれないけど)学生の時にこのマンガがあれば良かったな…。『あさきゆめみし』みたいに…。それにしても満州国のことは許せない。今のイスラエルと同じことをしている。

    日本中

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    2026年09月13日
  • 昭和天皇物語 9

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    昭和天皇の孤独がとても伝わってきます。生まれたときからずっと孤独なんだろうな。父、母、弟たちとはしきたりで離れて暮らし、天皇になるべく教育されます。天皇になっても妻、子供たちとも頻繁に会うこともしきたりで出来ない。本当の本当に特別な方なんだと痛感しました。一番気になるのは、昭和天皇の母、節子皇太后は味方なのか?敵なのか?です。徳川家光とお江みたいなんだよな。どうか味方でありますように。

    9巻は有名人がちょいちょい登場します。ここでこの人が関係してくるんだ、とかこの人がこんな時に日本に来てたの?、など色々分かって面白かったです。

    誰か陸軍をどうにかしてほしい。

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    2026年09月13日
  • 昭和天皇物語 8

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    ずっと休んでいた『昭和天皇物語』を再開。7巻を復習がてら読んでから8巻を読み始めた。そうしたら、もう大戦まっしぐらだった。

    何が正しくて何が悪なのか分からなくなっている状態。こういう時に軍が強くなってしまうと、どうにもならない。真っ当なことを言っている人は消されるし…。この先はどんどん酷くなるんだろうな…。昭和天皇はなんとか止めたいと思ってても何も出来ない。とても苦しんでいる。その姿が読んでて私も苦しい。今も同じ状況だと思う。悪い方が勝っちゃっているから、あちこちで戦争が起きているだろうなぁ。

    この時代の事は正直よく分からない事の方が多いので
    勉強になります。

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    2026年09月11日