半藤一利のレビュー一覧

  • 昭和史の人間学

    Posted by ブクログ

    文藝春秋社に在籍されていた昭和史研究で知られる著者が簡潔にまとめた人物論。昭和初期の日本に寄与した政治家、軍人を中心に、一人数ページ程度で概説している。

    植民地時代後期の激動の世界、不安定な立ち位置の自国、その中で生きた英傑(英邁、猛勇、人徳者)だけでなく、反対に残念な判断・行動をとった凡愚の人物も多く取り上げられていて、両方の意味で歴史に学べる点が良きです。
    一人あたりの内容は薄いので、興味を持つ窓口となる入門書といった感じですが。

    石原莞爾中将の項にて、一見すると厭世的と映る発言にも、個人的に強く共感するところがあり、国の行く末を冷静に憂いての言葉として、時代を越えて現代にも通ずるもの

    0
    2025年09月22日
  • ノモンハンの夏

    Posted by ブクログ

    時系列でかかれており、世界情勢を含めて経過を追いやすい。著者の本ははじめて読んだが、ご本人の怒りがそこかしこに出ている。太平洋戦争の悲惨さは学校やテレビでいやというほど見てきたが、それ以前にもこれ程の戦いがあったとは知らなかった。

    0
    2025年09月19日
  • 昭和天皇物語 17

    購入済み

    史上最悪の作戦

    山本長官の日程が敵に握られたのが何よりの痛手であったところに、
    悪名高きインパール作戦。牟田口司令官はこれでもかというほど
    無能に描かれている。

    0
    2025年09月01日
  • 日露戦争史 1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルは戦争史だが堅苦しくなく読みやすい内容になっている。
    一巻は開戦直前の話がほとんどだった。天皇や政治家や軍人にもそれぞれの主義主張があり、残されている記録から人間らしさを感じ取ることができる。穏健派と強硬派、外交で解決しようというせめぎ合い、いつの時代もどの国にもこれがあるのだろう。
    そういった歴史の流れに加えて、新聞社の報道や世論がどうなっているか、また文豪たちの話も入ってくるのがよかった。

    0
    2025年08月30日
  • あの戦争と日本人

    Posted by ブクログ

    ☆☆☆ 2025年8月 ☆☆☆

    戦後80年を迎える夏に改めて読んでみた。
    記録はつけていなかったが、これを読むのはおそらく4回目ぐらい。
    まず肝に銘じたいのは「日本人の心のなかを掘れば『攘夷』が顔を出す」というもの。1941年12月8日の真珠湾攻撃時の日本人に巻き起こった歓喜。それが『攘夷』が表面に姿を見せたときだと半藤氏は指摘。現代の日本人はどうか。「外国人排斥」を訴えるような政党が一定の評価を受ける。「日本人ファースト」の一種の流行の中に僕は『攘夷』を感じて背筋が寒くなる。

    P56に書かれている以下の指摘も重要。
    「軍隊のみならず、日本の組織は何かやろうとするとき、一体何を目的とするの

    0
    2025年08月27日
  • 昭和天皇物語 17

    Posted by ブクログ

    ミッドウェー敗戦後。

    一木支隊壊滅。ガダルカナル玉砕(餓島)
    ラバウルにて山本五十六戦死
    インパール作戦

    兵站不足、無策精神論で泥沼敗戦の道へ。
    辛い歴史の事実が続く。
    終戦の月に読んだ事の意味を心に留めたい。

    0
    2025年08月23日
  • 戦争というもの

    Posted by ブクログ

    戦時下に語られた14の名言を紹介する本、とのことだったが「名言」というよりも「戦時下に放たれた、現代の私たちにのしかかる言葉」の集積、という印象だった。
    なぜその言葉が語られたのか、その背景を簡潔にまとめながら、戦争というものがどれだけ人を無意味に殺してきたか、物語る一冊。

    0
    2025年08月07日
  • 半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義

    Posted by ブクログ

    半藤一利さんと宮崎駿さん、対談していたのは以前何かのドキュメンタリーで知っていたけど、書籍は読んだことがなかった。
    その時の宮崎駿さんが、まさに憧れの先輩に会えた感じで、本当に高揚してて嬉しそうだったのをよく覚えている。
    対談は夏目漱石から昭和史、軍艦や飛行機に及ぶ。とにかくお二人の知識がすごい。
    めちゃくちゃマニアック。

    そして漱石は私も好きだけど、草枕はあんまり記憶がない…けど、お2人が熱心にあれが一番いいと言い合っているので、本棚から引っ張り出して読んでみようと思った。

    0
    2025年07月27日
  • 戦争というもの

    Posted by ブクログ

    歴史の入り口としては、すごく良い本でした。
    またしても、半藤さんの最初の言葉とあとがきにやられた。

    これからは半藤さんの本で歴史を見ていきたいと思った。

    0
    2025年07月20日
  • 墨子よみがえる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    非戦、兼愛、戦争を避けて、平和を築くために、孤軍となっても、ただ一途に大人を説得すべく奮闘する。
    その覚悟が、これから重要になってくるのかもしれない。

    0
    2025年07月13日
  • 新版 昭和史 戦前篇 1926-1945

    Posted by ブクログ

    戦前、戦中の様子を知ることができました。
    一部の無責任な軍人や政治家等により戦争となったことがわかりました。

    0
    2025年06月27日
  • 原爆の落ちた日【決定版】

    Posted by ブクログ

    前半は、どんどん不利になっていく戦況を受け入れられずに無謀な本土決戦に向かっていく日本と原爆の完成・投下を着実に準備していくアメリカを冷静に時系列に対比してあり、時限爆弾の爆発を待つような緊迫感がありました。
    後半は、投下後の地獄絵図が多くの人の証言で詳細に記録されており、現実を目の当たりにしているような迫力がありました。
    600ページを越える長編でしたが、あっという間でした。読んでよかったです。
    多くの方、特に若い人に読んでほしいと思いました。

    0
    2025年06月18日
  • 人間であることをやめるな

    Posted by ブクログ

    日露戦争はあまりよく知りませんが、この1冊を読んで興味がわきました。また、この時代はホントに自分が弱いことを再認識させられました。

    作者の知識と興味の幅にも感心しました。

    0
    2025年06月18日
  • 歴史探偵 昭和の教え

    Posted by ブクログ

    「日本のいちばん長い日」を読んだ時も思ったが、半藤さんの文章は難しい言葉(戦前の軍のことなど)でもスルッと読めて面白い。シリーズでいくつかあったし、長編もまた手にとりたい。

    0
    2025年06月07日
  • 昭和の名将と愚将

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争を指導した旧日本軍の将官に関して、その評価を碩学二人が話し合う対談形式の本。巷間言われている内容の他、実際に二人が取材した内容に基づく人物評価は読み応えが有る。

    0
    2025年05月22日
  • 昭和天皇物語 16

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハルノート通告、真珠湾奇襲、開戦、ミッドウェー敗退。 米国に追い込まれ、短期決着への一気呵成。
    駆け抜ける様に一気に破滅への展開。 
    しかし当時の世論は回避どころか、突き進む事へ勢い付けていた。この空気感は怖い。 
    現在いまはどうか…。

    0
    2025年04月06日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    太平洋戦争に関しては日本史の授業で習ったぶりで、大体の流れや事件の名前など表面的なものしか理解できていなかったことがわかった。日本以外の視点を持つことができて改めてメディアの影響の強さを実感した。

    0
    2025年02月10日
  • 新版 昭和史 戦後篇 1945-1989

    Posted by ブクログ

    とても分かりやすく読みやすいのですが、本人が体験した時代なので、客観的な考えを取り入れてくれたら良かったです。でもやはり面白い!

    0
    2025年02月05日
  • 昭和天皇物語 16

    購入済み

    開戦

    とうとう開戦。
    ハル・ノートにしても、宣戦布告の遅れにしても、興味を持って
    調べるなりしなければ、知らぬまま、もしくは誤解したまま、かもしれない。
    緊張感とともに、天皇の悲しみが伝わる巻。

    0
    2025年02月02日
  • 昭和天皇物語 16

    Posted by ブクログ

    いよいよ真珠湾攻撃が始まる。ミッドウェー迄一気に進むので、この先は敗戦に至る昭和天皇の苦悩が描かれていくのでしょうか?

    0
    2025年02月01日