ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
5pt
戦後80年の今、戦争という過ちを繰り返さないために読み継ぐべき一冊。毎日出版文化賞受賞作品。新版は解説と索引を付す。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
1926年から満州・上海での一連の事件・戦争は前線陸軍の単独行動と暴走(天皇・元帥の命令なしで行動「統師権干犯」)軍の陰謀から満州事変へと発展、更に分派(統制派と皇道派)との争いから、皇道派による2.26事件(政治腐敗や農村貧困を訴えた)により国政は軍事一色へと大きく傾いた。結局、現在でも置かれた環...続きを読む境の機運で事が悪くても進めざるを得なくなる政治体質は変わっていないと感じた。史実で昭和天皇への報告は偽りが多く、当初内閣、軍隊官僚が事件発端の軍人行動を軍律で押さえ付けられなかった怠慢責任は重大で且つ致命傷で、その後の第2次世界大戦への火蓋は、近衛文麿首相など強力なリーダーシップのない人物が祭り上げられ米国の戦争への引き金(日米の最終交渉に望みを捨てた行動)を許したことは決して許されるものでは無い。歴史から学べることは多く、戦前の二の舞を踏まないように近隣諸国との交渉を持ち、米国頼りからの脱皮が必須とされる時期が来たと感じる。 本書の歴史から学べる事柄: 1、時の勢いに駆り立てられてはいけない(周りから判断し慎重に行動するべし、選択・判断力) 2、過剰な自信とエゴは方向を見誤る(思い上がり、うのぼれなどエゴと自信過剰に注意) 3、課題・問題対処を先送りせず、責任の所在等を明確に、対処する(問題処理と説明責任) 4、最新・近代化へ目配りから先を読む努力と時の政策を打ち出す(最新情報の収集と予測・展開)
最近、政治に興味をもち、日本がどんどん腐っていっていることに気づきました。そして、これではいけない、何かできないかと考えました。まずは自分が知らないことには何もできない為、まず今の日本がどのような歩みでここまできたかを知ろうかと...。これを読むと、色々なものが見えてきます。 日本人は、必ず知ってお...続きを読むかねばならないことだと思います。多くの方に読んでほしいです。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
新版 昭和史 戦前篇 1926-1945
新刊情報をお知らせします。
半藤一利
フォロー機能について
「平凡社ライブラリー」の最新刊一覧へ
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
昭和天皇物語 1
戦藻録[新漢字・新かな版] 上
あの戦争になぜ負けたのか
ノモンハンの夏
昭和史の10大事件
人間であることをやめるな
愛国者の条件
あの戦争と日本人
「半藤一利」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲新版 昭和史 戦前篇 1926-1945 ページトップヘ