あらすじ
太平洋戦争、開戦!
昭和16年12月8日、日本軍は真珠湾を攻撃し、
対米英戦争が勃発した!
真珠湾奇襲作戦からミッドウェ-…!
戦争は早くも重大局面へ!
誰もが知っていて、実は知らない昭和天皇の激動の生涯。
昭和天皇の幼少期からを描き、人格形成の過程も垣間見られる作品。数えで5歳の頃から養育係として仕える足立タカとのやり取りや、初等教育の過程での周囲との立場の異なりへの気持ちの表れなどから、感じることは昭和天皇も庶民と変わらぬ人であるということ。
あの時代に何を思い、どう行動したのか。大元帥陛下であり大天皇陛下として、そして象徴として、人間として。
昭和天皇の内面を描きつつ、突き進む時代が描かれている今作は、ただの歴史マンガとしては括れない。
改めて、日本とは何か、日本人とは何かを見つめ直すきっかけになるような内面に響く作品だ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ハルノート通告、真珠湾奇襲、開戦、ミッドウェー敗退。 米国に追い込まれ、短期決着への一気呵成。
駆け抜ける様に一気に破滅への展開。
しかし当時の世論は回避どころか、突き進む事へ勢い付けていた。この空気感は怖い。
現在いまはどうか…。
開戦
とうとう開戦。
ハル・ノートにしても、宣戦布告の遅れにしても、興味を持って
調べるなりしなければ、知らぬまま、もしくは誤解したまま、かもしれない。
緊張感とともに、天皇の悲しみが伝わる巻。