あらすじ
昭和日本、激動!日中衝突に彼の人は…!?
昭和12年の七夕の夜――
中国・盧溝橋にて発砲事件が発生し、日中両軍は戦闘状態に突入!
早期和平を望む彼の人。
「対中一撃論」を唱える軍の強硬派。
そして……時の総理・近衛文麿。
思惑が交錯し、状況がめまぐるしく変転する昭和日本。
和平か、戦闘拡大か―― 風雲急を告げる第13集!!
誰もが知っていて、実は知らない昭和天皇の激動の生涯。
昭和天皇の幼少期からを描き、人格形成の過程も垣間見られる作品。数えで5歳の頃から養育係として仕える足立タカとのやり取りや、初等教育の過程での周囲との立場の異なりへの気持ちの表れなどから、感じることは昭和天皇も庶民と変わらぬ人であるということ。
あの時代に何を思い、どう行動したのか。大元帥陛下であり大天皇陛下として、そして象徴として、人間として。
昭和天皇の内面を描きつつ、突き進む時代が描かれている今作は、ただの歴史マンガとしては括れない。
改めて、日本とは何か、日本人とは何かを見つめ直すきっかけになるような内面に響く作品だ。
感情タグBEST3
せつなくなります
大戦前の大戦へ向かう話です
教科書では、サラリと終わってますが
このシリーズを読むと、いろいろ考えさせられて
当時の時代を考えると、こうなってしまうのかと
せつなくなります
でもそれだけに一気に読んでしまいます
Posted by ブクログ
誰を信じたら良い? 誰を? 誰を?
顕微鏡を覗きながら、戦争へ向かう日本兵たちを想像する昭和天皇の姿が印象的だった。これだけの影響力を持っていても、人の流れを変えることはこんなにも難しい。
Posted by ブクログ
★3.5。
結構曖昧な描き方になってきましたね、どういう意味での確信犯なのか、分かってはいましたけれど、この後の展開でこのマンガ家の力量が決まりますかな。