半藤一利のレビュー一覧

  • 昭和天皇物語 8

    Posted by ブクログ

    張作霖爆殺事件(満州某重大事件)から、ロンドン軍縮会議、満州事変へと向かう柳条湖事件へと、戦争の道へと突き進む陸海軍と、天皇裕仁のあり方を描く。

    0
    2022年06月12日
  • 完本・列伝 太平洋戦争 戦場を駆けた男たちのドラマ

    Posted by ブクログ

    「半藤一利」のノンフィクション作品『完本・列伝 太平洋戦争―戦場を駆けた男たちのドラマ』を読みました。

    『聯合艦隊司令長官 山本五十六』に続き「半藤一利」作品です。

    -----story-------------
    あの苛烈にして悲惨な太平洋戦争をよく戦ったのは、将軍や提督ではない。
    歴史の陰に埋もれた人物に光をあてて描く、人物太平洋戦史。
    “日本の最大の試練”であった、太平洋戦争の時代。
    振り返って見れば、その日、その時を、誰もが必死で生きていた。
    そして生きのびた者、ついに命を失った者……それぞれの人生の中に、いかなるドラマがあったのか。

    本書では、将官から一兵卒にいたるまで、著者が自

    0
    2022年06月04日
  • 幕末史(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    長かった〜。けど楽しかったー。

    「薩長土は略奪行為だ」と知り、
    坂本龍馬好きの私にとっては目から鱗。

    「勝てば官軍負ければ賊軍」
    今まで積んできた幕末の知識は勝った側の視点だったようだ。

    私の生まれ故郷の偉人、勝海舟。
    彼は立派な人だったんだなぁ。
    誰か向島に博物館でも作ってあげてよ(笑)

    0
    2022年05月20日
  • 昭和天皇物語 9

    Posted by ブクログ

    5.15事件にチャップリンが関係あったとは!ラストエンペラーも登場し、ますます目が離せなくなってきた。

    0
    2022年05月18日
  • 昭和天皇物語 8

    Posted by ブクログ

    田中義一の事件など、知らなかったことがいっぱい。ドラマのような近代史だ。西園寺公望はこんな感じだったのか〜。

    0
    2022年05月18日
  • 半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義

    Posted by ブクログ

    宮崎駿の対談なんて面白いに決まってる。一言一言がワクワクするし、聞き逃したくない。一瞬で購入を決めた。

    駿が対談相手に選んだという半藤さん、私は存じ上げなかったのだけど、著者紹介に2021年1月永眠とあって、つい最近のことでなんだか悲しくなった。帯にも「追悼」とあるもんね。
    この本を読んでいる途中、最近たまたま録画していた山本五十六の特別番組を見ていたら、半藤さんがVTR出演されていて驚いた。対談から受ける印象そのものの、お上品そうな?おじさんだった。

    2人とも好奇心旺盛で中身が若く、謙遜して相槌を打っているように見せながら知識披露合戦を繰り広げている。

    p25
    2人とも漱石のファンらし

    0
    2022年05月08日
  • あの戦争と日本人

    Posted by ブクログ

    半藤一利と言う人は優れた歴史家である。
    ただこの本の中の 特攻隊と日本人の章では、どうしても同意出来ない箇所がある。
    「自分の乗った航空機あるいは魚雷ごと突入して敵艦を撃沈するくらい。これは世界戦史の中でそれまで見たことのない常識外れのものでした。非情この上ない非人間的な作戦でした。」
    確かに特攻は作戦として外道の外道であると言う事にはオレも同意する。
    しかし、特攻が非人間的か否かは乗る人間の価値観で決まる。 乗る人間が身体、生命以上の価値を何らかに見出して、その事が特攻により守られる可能性があるなら必ずしも非人間的とは言えないと俺は考える、。

    0
    2022年05月02日
  • 歴史と人生

    Posted by ブクログ

    さまざまな人の言葉を引用して、平和を考えさせてくれる一冊。

    ノートに書き留めた。

    平和って尊い。

    その尊さをわかってないのは、日本人だからなのかも。

    0
    2022年05月01日
  • 昭和天皇物語 3

    Posted by ブクログ

    昭和天皇(皇太子時代)の外遊時代を描く。

    山県有朋の存在が、良くも悪くも
    政府のスパイスとなっている。

    0
    2022年05月01日
  • 戦争というもの

    Posted by ブクログ

    戦争体験者が語る戦時中の市井の人々の思考、軍人の言葉など、当時の戦況とともに語られている。巻末の著者の夫人の解説、編集者したお孫さんの編集後記をあわせて一冊の本になっている印象。半藤一利という人に興味が出た。他の著書も読んでみよう。
    ウクライナの戦争を止められないだろうか。この本に書いてあるような事がいま起こっているか
    と思うと胸がザワザワしている。

    0
    2022年04月17日
  • 日本人の宿題 歴史探偵、平和を謳う

    Posted by ブクログ

    「歴史は人間がつくるもの。また、人間を学ぶことが歴史」。
    半藤さんが歴史を学ぶのに夏目漱石を研究したように、自分も歴史の中で学びたい対象なりテーマが見つかったら、その時代を力強く生きた人の目線からも歴史というものを見ようと思います。

    0
    2022年03月31日
  • B面昭和史 1926-1945

    Posted by ブクログ

    ライブラリー版655頁は、さすがに読み応えたっぷりだった。
    政治・経済・外交=A面を中心とした昭和史は数あれど、著者のいう民草(たみくさ)の日常生活=B面を主題とし、通史的に書かれるのは、貴重な試みだろう。
    1926年から1945年までを対象にしており、著者の体験を交えて、和やかに穏やかに続いている庶民史が綴られている。とはいえ、時代ゆえ迫り来る戦争についても語らざるを得ない。
    昭和5年に生まれ、物こころついた時からすでに「非常時」の中にいたという、歴史探偵を自称する著者は、その経験から、日本人がみんな戦争への集団催眠にかかっていたというほかないと、述べる。
    軍部や政府の情報操作による巧みな扇

    0
    2022年03月25日
  • 戦争というもの

    Posted by ブクログ

    昨日の村上ラジオエンディングの言葉を思い出した。「指導者にただ黙っておとなしくついて行くと、大変なことになる」

    0
    2022年03月19日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

    Posted by ブクログ

    出口氏と半藤氏、お二人の知識量と学びの意欲に敬服。彼等よりも若手の世代に向けた、もっと教養をつけろという叱咤に、目を合わせられない。新書を数冊読んで知ったかぶっているのは僕だ。


    quarto

    当時の陸軍のエリートたちが根拠なき自己過信を持っていた

    驕慢なる無知であった

    エリート意識と出世欲が横溢していた

    偏差値優等生の困った小さな集団が天下を取っていた

    底知れず無責任であった

    0
    2022年02月22日
  • 昭和天皇物語 4

    Posted by ブクログ

    原敬の暗殺、大正天皇の崩御へと時計の針が進んでいく大正10年、裕仁はヨーロッパへと赴いていた。指導層の歓待、一般国民との交流、第一次大戦の傷跡の視察。いずれもが、得難い体験として、裕仁に刻まれていく。

    0
    2022年02月23日
  • 昭和天皇物語 2

    Posted by ブクログ

    大正天皇の死期が近づいてきていることや、皇后との出会いまでのことが描かれる。周辺に「政治的」に利用しようとする輩も出てきている。この時代まで、幕藩体制下の権力争いが続いていたことは、かえってリアリティを感じさせた。

    0
    2022年02月16日
  • ビッグコミックオリジナル 2022年4号(2022年2月4日発売)

    Posted by ブクログ

    ご批判の矢が自分に当たってる 100年川柳
    自分に突き刺さることはよくあること。
    コミックも然り。
    買ってしまったので読むしかないが、面白くない漫画に出会うと同じ気持ちに。

    0
    2022年02月11日
  • 歴史探偵 開戦から終戦まで

    Posted by ブクログ

    なんといっても第1章の提督たちのリーダーシップが面白い。
    リーダーがやるべき8つのこと。
    今でも使えます。

    0
    2022年02月10日
  • 戦争というもの

    Posted by ブクログ

    半藤一利が亡くなって1年になる。昭和史、特に終戦までの20年間について書かれた本を何冊か読んだが、「日本の一番長い日」を含め、克明かつ臨場感のある描写が多い。そして、軍部と戦争への批判。本書は、そんな著者の最後の著作として、幾つかの名言を基に太平洋戦争について語るという彼らしい内容になっている。

    0
    2022年01月26日
  • 戦争というもの

    Posted by ブクログ

    内容としては第二次世界大戦について、名言と共に優しく書いてある。
    濃い内容ではないがページ数も少なく、タイトル通り「戦争というもの」を知るきっかけには丁度良いかも。

    自分の中で昭和や戦争というものは常に白黒の世界で、本や動画を見てもなかなか色はつかない。遠い世界の話に思える。
    著者は戦争経験者の様で、当時の事を思い出と共に書いてあった。経験者の言葉は色を感じさせてくれる。
    本作が遺作になってしまったのは非常に残念だが、著者の名前は本屋でよく見かけるので、もっと深い事を書いてある本も読んでみたいと思った。

    0
    2022年01月26日