半藤一利のレビュー一覧

  • 21世紀の戦争論 昭和史から考える

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    昭和史に精通する2人の知識人が太平洋戦争について対談。主として半藤一利が日本軍を総括し、佐藤優が日本外交について語り、敗戦が今の日本にどう影響をもたらしたのかを論議する。

    さすがに2人のトークは当時の国家同士の陰謀、策略を簡潔にまとめてくれて、読み応えがある。2人が互いの知識を認め合い、楽しそうに語っている姿が見えてくる。一般人が下ネタや上司の悪口で盛り上がるのと同じ感覚なんだろう。

    で、昭和の日本軍に欠けていたものは失敗の経験だった。人間や組織は失敗を経て、学び、次につなげるのだが、日本軍は日露戦争の勝敗をあいまいにし、近代兵器による戦争を知らないままだった。そして、ノモンハン事件での敗

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    2019年03月14日
  • ビッグコミックオリジナル 2019年6号(2019年3月5日発売)

    購入済み

    よかった

    今回は日本本がなくて良かった

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    2019年03月07日
  • 語り継ぐこの国のかたち

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    久し振りに読んだ半藤もの。司馬遼太郎さんにノモンハンを書いた本は無い。なぜノモンハン事件を書かなかった、書けなかったが、これを読んでよくわかった。

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    2019年02月13日
  • 昭和天皇物語 1

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    ・この本は、私が知らなかった、昭和天皇のことがよく分かりました。次は平成天皇の本が出ればいいなと思います!とても面白かったです。
    ・この本には、私があまり身近ではない昭和天皇の青春の日々が分かりやすくマンガ本になっていて、とても面白いです、ぜひ読んでみて下さい。
    ・6年生の授業で戦争のことを学んでいるからです。1945年ラジオで降伏を伝えた昭和天皇について知りたいからです。

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    2019年01月23日
  • 語り継ぐこの国のかたち

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    半藤一利氏の歴史書であるが、何時もの冷静な筆致とは異なる印象を受けた
    遺言のような熱い思い入れが感じられた
    現在の日本の有り様に強い警鐘を鳴らす
    それは、昭和の日本に似た取り返しのつかない誤りを犯しつつあるのでは、という問題提起である
    歴史に関わる者として、この現状に不甲斐なさを感じている、悲憤慷慨の書である
    恩師の司馬遼太郎氏が存命なら、手を携えて世間に訴え、インパクトをなしえたのではという忸怩たる思いも窺える

    日露戦争を大勝利として大盤振る舞いし、リアリズムに蓋をしたツケが大敗戦
    国民も軍人もイケイケあるのみ
    謙虚さを忘れ、傲岸さは、アジアの人びとを見下した
    欧米の力を侮り、精神力で凌駕

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    2019年01月19日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

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    勝てば官軍、負ければ賊軍。
    いつも大体勝者のことばかりが目につくけれど(ドラマも映画もだいたい)
    もちろん歴史の中のタイミングもあるし、やれ偉人だ先生だと持て囃されるのは一部から見た
    誇大評価に過ぎないとは分かっていても、ついつい忘れて見入ってしまう自分もいるし。
    ということで、この本を読んですごくスッキリした。
    幕末といえば国内日本同士の最後の戦争があったわけだけど
    大政奉還も西南の役も全部含めて立ち位置が変われば、まさに勝てば官軍負ければ賊軍だなと思う
    著者の方は勝海舟が好きなんだなというのも伝わる。

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    2019年01月17日
  • 昭和天皇物語 1

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    どんどん先が読みたくなります。昭和32年生まれの私は、昭和天皇の若いころをイメージできない世代なので、どのエピソードも興味深い。

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    2018年12月26日
  • あの戦争と日本人

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    日露戦争後の日本。大国主義に陥り南進政策を推し進め、それによって米英の不況を買い、禁輸等の貿易政策により追い込まれ、反米機運が高まり、最後に戦争に至る。今の米中がまさに同じ道を辿っているように見える。

    ・自爆テロは日本の特攻を引き継いでいる、十死零生の攻撃なら同じだろうと言われるが、全く異なる。日本の特別攻撃隊は、組織の命令でやったというところに悲劇がある。

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    2018年12月28日
  • 昭和天皇物語 3

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    能條純一『昭和天皇物語 3』小学館。

    昭和天皇の人と成りを描いたノンフィクション劇画。天皇を美化した啓蒙作品ではなく、笑いあり、涙ありとNHKの朝ドラのような作品である。

    天皇家を政治の道具にしようと企む山縣有朋ら元老たち。果たして裕仁皇太子はお妃候補・久邇宮良子と無事御成婚と相成るのか……

    この時代の総理大臣は平民宰相と呼ばれた原敬であったか。黒キツネ山縣有朋の陰謀は原敬により打ち砕かれる。

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    2018年12月01日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    碩学のお二人の明治維新論 やはりただ者ではない 特に出口氏は圧巻
    経済の視点で「数字」で歴史を分析すると見えてくる世界が違う 迫力も

    1.統帥権の独立 これは山縣有朋の仕業 言語道断 治安維持法も
     強権的国家主義者のようで、結局は自分の権力拡大 ポスト確保
     軍国主義をもたらし、結局は国家の滅亡
     司馬遼太郎は坂の上の雲で終わらせてはダメ、昭和の大敗戦まで同じストーリー

    2.開国のグランドデザイン 阿部正弘 大久保利通
     開国-富国-強兵 帝国主義の世界と戦う
     勝海舟も同じ認識 西郷を説得し、江戸を守った 焼け野原になったら日本は終わり
     国家の危機 人材登用を広く正しく行えば、歴史は

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    2018年11月10日
  • 歴史と戦争

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    半藤利一氏の著作から切り貼り でも半分ぐらいは気持ちを新たに勉強になった
    戦争は悲惨なのは当然 問題は責任が明確になっていないこと
    「勝海舟」の評価高い 私も当然と思う 無血開城に加え、日清戦争に大反対
    大義なき戦は、結局国を滅ぼす その通りになった

    国家を滅ぼした戦犯は
    山縣有朋 官僚制度 統帥権の独立 帷幄上奏権 治安維持法 現人神思想
         伊藤博文は歴史に残せなかった
    近衛文麿 蒋介石を相手にせず ずるずると国費20兆円、人命50万人
    東條英機 戦陣訓の罪 超形式主義
    →忠義の士が国を潰す[勝海舟]

    ノモンハン事件の5つの教訓
    ①陸軍エリートの根拠なき自己過信
    ②驕慢なる無知

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    2018年11月10日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    ネタバレ

    大好物の類い。明治維新という美名に隠された、薩長の起こした内乱。最近増えてきた、明治維新を幕府側から見直す本のひとつ。学校で習った明治維新とはまるで違う味方。もっと歴史を知る必要がある。

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    2018年11月09日
  • 日本型リーダーはなぜ失敗するのか

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    第二次世界大戦、太平洋戦争時の作戦を指揮した人たちのリーダーシップを見つめて、あるべきリーダーとは何かを語っている。戦史をおさらいすることもできる。今では当たり前のような気がする上司から部下への指示命令が伝わっていなかったり、権力の委譲が今の感覚では特殊に感じるものであったり、組織の在り方に関することの課題が浮き彫りになってくる。軍隊組織と企業組織は似て非なるものかもしれないが、大いに参考になる。

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    2018年10月28日
  • 日本型リーダーはなぜ失敗するのか

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    最近読んだ新書の中では抜群に面白かった。著者のことをよく知らなかったのだが、戦後に戦争に携わった多くの当事者に直接聞いた話がいくつも登場して、臨場感があり、説得力があった。リーダーシップ論はあまた出版されているが、確かに戦中のリーダーシップこそまさしく「リーダーシップ」そのものである。しかも、三国志や戦国時代のそれが好まれるが、時代が古すぎて、本当かどうかもよくわからないのに対し、日本の近代史・太平洋戦争は時代が近くて実感がわく。そういう意味で、本当に面白かった。珍しく何度か繰り返し読みたくなった。

    リーダーの第一の条件として、「最大の仕事は決断にあり」というのは重みがあって、噛みしめたい教

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    2021年08月08日
  • 昭和天皇物語 2

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    能條純一『昭和天皇物語 2』小学館。

    昭和天皇の人と成りを描いたノンフィクション劇画。天皇を美化した啓蒙作品ではなく、笑いあり、涙ありとNHKの朝ドラのような作品である。

    天皇家を政治の道具にしようと企む山縣有朋ら元老たちをよそに、後の昭和天皇となる迪宮の養育係・足立タカ、迪宮の母・節子皇后、お妃候補・久邇宮良子ら3人の女性を軸に物語は展開する。

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    2018年09月30日
  • 昭和天皇物語 1

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    能條純一『昭和天皇物語 1』小学館。

    現代の劇画作家の中でもトップの作画力を持つ能條純一が非常に難しく、デリケートなテーマに挑んだことに驚いた。天皇をはじめ、登場人物が見せる現代の日本人が忘れつつある誇り高く高潔で、極めて真っ直ぐな生き方が眩しい。

    谷口ジローの傑作『坊っちゃんの時代』にも似た雰囲気で、明示、大正を舞台に天皇と関わる人びとが生き生きと描かれる。

    昭和という日本が敗戦から復活を遂げた輝かしい時代が終わり、迎えた平成という時代は一瞬の幻、虚業と狂気にまみれた非常に危うい時代だったと思う。時代の移り変わりと共に天皇をはじめとする皇室も少しずつ変化を遂げてきたように思う。次に迎え

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    2018年09月30日
  • 昭和天皇物語 2

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    立太子の礼を経て晴れて裕仁皇太子となられた。政治に利用されまいと裕仁皇太子の后選びに力を入れる貞明皇后。足立タカが鈴木貫太郎のもとに嫁ぎ養育係を離れ、16歳になった裕仁皇太子が一歩ずつ昭和天皇への道を歩んでいく。皇太子后として内定した久邇宮邦彦王の第一女子であった良子との出会いなど。

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    2018年09月20日
  • 昭和天皇物語 1

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    旦那が読んでいて私も読んでみた。
    昭和天皇の幼少期からを描いた漫画。1巻は養育係の足立タカとの関係、明治天皇の崩御、そして、東郷平八郎を総裁とした高輪東宮御学問所でどのような教育を受けたか、その始まりまで。多くの知識や力のある大人たちが殿下を世界のどこにでても恥じることのないよう高い教養を身に着けさせていくか、苦悩している様子は興味深い。
    歴史は得意ではないけど、これは面白いしわかりやすく私でもはまりそう。集めたい漫画になりそう。

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    2018年09月20日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    幕末維新史は初心者でしたが、これは分かりやすくて面白いです。幕末から太平洋戦争までの、思想的、人脈的な全体の流れが理解できました。
    巻末の推薦書を、今度は読んでみよう。

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    2018年09月04日
  • 昭和天皇物語 2

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    第一次世界大戦や米騒動、2巻最終話のヒキによる世界情勢も気になることながら、とにかく山縣有朋がうざい。
    彼本人には、彼なりの正論があるのでしょうが。
    「あの男はダメだ。あの男の興味は権力と金欲」という貞明皇后の言葉がど真ん中で刺さります。

    「官憲の栄職や権力のためでなく、人が幸せに暮らせる世を創り、そして守るため剣をとって戦った。それを忘れてしまっては山縣さん、維新志士はただの成り上がり者ですよ」
    とはるろ剣第二幕の台詞。山縣さん忘れちゃってますな。

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    2018年07月30日