半藤一利のレビュー一覧

  • 語り継ぐこの国のかたち

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    ネタバレ

    タイトルを見て違和感を感じたのだが、やはり司馬遼太郎著「この国のかたち」を引き継ぐという意味が込められていた。
    本書を読むことで、なぜ著者が昭和史にこだわってこられたのかを理解することができた。そして、今の政治に対するメディアの在り方が非常に悪く、信念を通すメディアの登場を切に期待する。また、今の時代はSNSを通して誰でも発信することができる時代であるため、自分でも知識を高めて、この国が将来どうあるべきかを真剣に考えて発信していきたいと思う。

    さて本書であるが、エッセイ風に明治、大正、昭和と歴史とともに語り継がれている。前半では明治天皇の和歌を通して日露戦争を振り返る。その後の太平洋戦争まで

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    2019年07月14日
  • 歴史と人生

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    これは個人的に、ものすごくハマった。恐らく半藤氏のファンの方であれば、これまで読まれてきた著書のエッセンスだけを切り取ったような本であるので、復習とか再確認という意味でよくまとめられた本となるのだろう。

    今まで著者と出会えなかったのは、まったく自身のセンサーの問題だが、遅ればせながらでも、今回著者と出会えたことは大きな収穫だ。

    経歴に、松本清張、司馬遼太郎らの担当編集者をつとめたとあり、「週刊文春」や「文藝春秋」の編集長、専務取締役を経てから、作家となったとあり、Wikiで調べれば、夏目漱石が義父という。もうこれだけで、作家としての興味レベルは最上級。

    ある時期から、「歴史探偵」を名乗ら

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    2019年07月07日
  • 歴史と戦争

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    「日本のいちばん長い日」の半藤一利。彼の著書の中での言葉を、時間軸に整理して並べたある意味著作集。
    知っていた話もあれば、もちろん知らなかった話も。
    「昭和史」も読まなきゃって積読になっているけど、早く読まないと。
    後世に伝えなきゃいけないっていう言葉もたくさんあります。新書ですが、これは永久保存版にしようと思います。

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    2019年05月29日
  • 昭和天皇物語 3

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    昭和天皇の生涯を描いた漫画の第3巻。お妃選びが難航する中で、初の外遊に出かけることに。昭和天皇が皇太子時代に沖縄に立ち寄っていたとは知らなかった。長州閥のドン・山県有朋の悪人ぶりが凄いのだが、(原作者の1人である)半藤一利が山県嫌いなんですかね?

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    2019年05月24日
  • 昭和天皇物語 2

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    昭和天皇の生涯を描いた漫画の第2巻。明治天皇と乃木希典が亡くなり、東郷平八郎を中心とした教育チームが立ち上がる。神武天皇以来の皇統を建前とする関係上、進化論を教えてよいのか悩む東郷学長の姿が、明治史観の苦しさを物語っているように思われる。

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    2019年05月24日
  • 昭和天皇物語 1

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    今まであまり知られてこなかった昭和天皇の生涯を描いた漫画。皇孫(明治天皇の孫)から始まるところが、時代を感じさせる。

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    2019年05月24日
  • なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議

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     大戦当時の陸軍中堅層による座談会。当時の生々しさが伝わってくる。

     通常のことながら、当事者たちは後世の我々のような視点を持つことなく、その中でもがいていた感じが伝わる。

     ただし、そこはかとなく蛸壺化した認識が垣間見える。特に海軍との連携不足というより、音信不通状態など。

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    2019年04月28日
  • 21世紀の戦争論 昭和史から考える

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    昭和史に精通する2人の知識人が太平洋戦争について対談。主として半藤一利が日本軍を総括し、佐藤優が日本外交について語り、敗戦が今の日本にどう影響をもたらしたのかを論議する。

    さすがに2人のトークは当時の国家同士の陰謀、策略を簡潔にまとめてくれて、読み応えがある。2人が互いの知識を認め合い、楽しそうに語っている姿が見えてくる。一般人が下ネタや上司の悪口で盛り上がるのと同じ感覚なんだろう。

    で、昭和の日本軍に欠けていたものは失敗の経験だった。人間や組織は失敗を経て、学び、次につなげるのだが、日本軍は日露戦争の勝敗をあいまいにし、近代兵器による戦争を知らないままだった。そして、ノモンハン事件での敗

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    2019年03月14日
  • ビッグコミックオリジナル 2019年6号(2019年3月5日発売)

    購入済み

    よかった

    今回は日本本がなくて良かった

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    2019年03月07日
  • 語り継ぐこの国のかたち

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    久し振りに読んだ半藤もの。司馬遼太郎さんにノモンハンを書いた本は無い。なぜノモンハン事件を書かなかった、書けなかったが、これを読んでよくわかった。

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    2019年02月13日
  • 昭和天皇物語 1

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    ・この本は、私が知らなかった、昭和天皇のことがよく分かりました。次は平成天皇の本が出ればいいなと思います!とても面白かったです。
    ・この本には、私があまり身近ではない昭和天皇の青春の日々が分かりやすくマンガ本になっていて、とても面白いです、ぜひ読んでみて下さい。
    ・6年生の授業で戦争のことを学んでいるからです。1945年ラジオで降伏を伝えた昭和天皇について知りたいからです。

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    2019年01月23日
  • 語り継ぐこの国のかたち

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    半藤一利氏の歴史書であるが、何時もの冷静な筆致とは異なる印象を受けた
    遺言のような熱い思い入れが感じられた
    現在の日本の有り様に強い警鐘を鳴らす
    それは、昭和の日本に似た取り返しのつかない誤りを犯しつつあるのでは、という問題提起である
    歴史に関わる者として、この現状に不甲斐なさを感じている、悲憤慷慨の書である
    恩師の司馬遼太郎氏が存命なら、手を携えて世間に訴え、インパクトをなしえたのではという忸怩たる思いも窺える

    日露戦争を大勝利として大盤振る舞いし、リアリズムに蓋をしたツケが大敗戦
    国民も軍人もイケイケあるのみ
    謙虚さを忘れ、傲岸さは、アジアの人びとを見下した
    欧米の力を侮り、精神力で凌駕

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    2019年01月19日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

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    勝てば官軍、負ければ賊軍。
    いつも大体勝者のことばかりが目につくけれど(ドラマも映画もだいたい)
    もちろん歴史の中のタイミングもあるし、やれ偉人だ先生だと持て囃されるのは一部から見た
    誇大評価に過ぎないとは分かっていても、ついつい忘れて見入ってしまう自分もいるし。
    ということで、この本を読んですごくスッキリした。
    幕末といえば国内日本同士の最後の戦争があったわけだけど
    大政奉還も西南の役も全部含めて立ち位置が変われば、まさに勝てば官軍負ければ賊軍だなと思う
    著者の方は勝海舟が好きなんだなというのも伝わる。

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    2019年01月17日
  • 昭和天皇物語 1

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    どんどん先が読みたくなります。昭和32年生まれの私は、昭和天皇の若いころをイメージできない世代なので、どのエピソードも興味深い。

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    2018年12月26日
  • あの戦争と日本人

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    日露戦争後の日本。大国主義に陥り南進政策を推し進め、それによって米英の不況を買い、禁輸等の貿易政策により追い込まれ、反米機運が高まり、最後に戦争に至る。今の米中がまさに同じ道を辿っているように見える。

    ・自爆テロは日本の特攻を引き継いでいる、十死零生の攻撃なら同じだろうと言われるが、全く異なる。日本の特別攻撃隊は、組織の命令でやったというところに悲劇がある。

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    2018年12月28日
  • 昭和天皇物語 3

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    能條純一『昭和天皇物語 3』小学館。

    昭和天皇の人と成りを描いたノンフィクション劇画。天皇を美化した啓蒙作品ではなく、笑いあり、涙ありとNHKの朝ドラのような作品である。

    天皇家を政治の道具にしようと企む山縣有朋ら元老たち。果たして裕仁皇太子はお妃候補・久邇宮良子と無事御成婚と相成るのか……

    この時代の総理大臣は平民宰相と呼ばれた原敬であったか。黒キツネ山縣有朋の陰謀は原敬により打ち砕かれる。

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    2018年12月01日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    碩学のお二人の明治維新論 やはりただ者ではない 特に出口氏は圧巻
    経済の視点で「数字」で歴史を分析すると見えてくる世界が違う 迫力も

    1.統帥権の独立 これは山縣有朋の仕業 言語道断 治安維持法も
     強権的国家主義者のようで、結局は自分の権力拡大 ポスト確保
     軍国主義をもたらし、結局は国家の滅亡
     司馬遼太郎は坂の上の雲で終わらせてはダメ、昭和の大敗戦まで同じストーリー

    2.開国のグランドデザイン 阿部正弘 大久保利通
     開国-富国-強兵 帝国主義の世界と戦う
     勝海舟も同じ認識 西郷を説得し、江戸を守った 焼け野原になったら日本は終わり
     国家の危機 人材登用を広く正しく行えば、歴史は

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    2018年11月10日
  • 歴史と戦争

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    半藤利一氏の著作から切り貼り でも半分ぐらいは気持ちを新たに勉強になった
    戦争は悲惨なのは当然 問題は責任が明確になっていないこと
    「勝海舟」の評価高い 私も当然と思う 無血開城に加え、日清戦争に大反対
    大義なき戦は、結局国を滅ぼす その通りになった

    国家を滅ぼした戦犯は
    山縣有朋 官僚制度 統帥権の独立 帷幄上奏権 治安維持法 現人神思想
         伊藤博文は歴史に残せなかった
    近衛文麿 蒋介石を相手にせず ずるずると国費20兆円、人命50万人
    東條英機 戦陣訓の罪 超形式主義
    →忠義の士が国を潰す[勝海舟]

    ノモンハン事件の5つの教訓
    ①陸軍エリートの根拠なき自己過信
    ②驕慢なる無知

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    2018年11月10日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    大好物の類い。明治維新という美名に隠された、薩長の起こした内乱。最近増えてきた、明治維新を幕府側から見直す本のひとつ。学校で習った明治維新とはまるで違う味方。もっと歴史を知る必要がある。

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    2018年11月09日
  • 日本型リーダーはなぜ失敗するのか

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    第二次世界大戦、太平洋戦争時の作戦を指揮した人たちのリーダーシップを見つめて、あるべきリーダーとは何かを語っている。戦史をおさらいすることもできる。今では当たり前のような気がする上司から部下への指示命令が伝わっていなかったり、権力の委譲が今の感覚では特殊に感じるものであったり、組織の在り方に関することの課題が浮き彫りになってくる。軍隊組織と企業組織は似て非なるものかもしれないが、大いに参考になる。

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    2018年10月28日