半藤一利のレビュー一覧

  • 昭和天皇物語 4

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    普通選挙じゃない時代の空気感がよく伝わってくる。
    裕仁親王は外遊で自由を知ったとあるが、一方で原敬が普通選挙は時期尚早というのもわかる気がする。
    今もそうだけど「お上がいいように与えてくれるの文句言いながら待つだけ」じゃだめだよね。

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    2024年05月23日
  • 人間であることをやめるな

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    児玉源太郎の冷酷なまでのリアリズム、時局に逆らい小日本主義を提唱し続けた石橋湛山など歴史な学ぶことを訴え続けた著者のエッセンスがここにある。

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    2024年05月20日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    ネタバレ

    「維新」とは新政府が後につけた正当化の呼び名。阿部正弘のグランドデザインと引き継いだ大久保。伊藤、山縣の権威付けに利用された吉田松陰(この人へも低評価)。統帥権が西南戦争からの山縣の発想で帝国憲法前にできていたとは知りませんでした。世界を見てきた者と内しか知らない者。権力に対する執念の有無。これまでは新政府側からの時代小説やドラマで語られることの多かった「明治維新」。確かに最近幕府側からのストーリーも増えてきましたね。その方が公平で立体的に考察できますね。やはりこの時代は面白い。お二人の対談、グッド。

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    2024年03月21日
  • 日露戦争史 3

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    今回もわかりやすい講義?のような本で戦争の中の戦闘だけでなく政治面でも終わらせることの難しさやその中で奮闘した方々の話を垣間見ることが出来ました。改めて戦争は良くないことだという事を感じました。

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    2024年03月17日
  • 日本人の宿題 歴史探偵、平和を謳う

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    歴史探偵を自称しながら、昭和史をテーマにした優れた著作を多く残した半藤一利先生を悼む書である。内容は、生前出演したラジオ番組の書き起こし。それゆえ過去の著作で綴られてきたものではあるが、訃報をきっかけに「どんな人だったのだろう?」と興味を持った人が手に取るにはちょうど良い塩梅ではなかろうか。

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    2024年02月25日
  • 靖国神社の緑の隊長

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    2024.02.15〜2024.02.16
    戦争なんてして、楽しいですか。戦争をした結果、なにを得られるのですか。
    どの話も、笑顔になれないものでした。どの話に出てくる人も、辛い。だから、私は、誰からも笑顔を奪わないように生きていきたい。
    そして、半藤氏が書かれたように、私も「日本がいつまでも平和でおだやかな国であることを、亡くなったひとたちに誓」う。

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    2024年02月16日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

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    ■関東軍の暴走
    ■国際協調の放棄
    ■言論・思想の統制
    ■中国侵攻の拡大
    ■三国同盟の締結
    ■日米交渉の失敗
    この10年間をこのように分けていくとこんなに解りやすかったとは、という思い。結局国民には事実を伝えることなく、自分達の立場を曲げられないことを前提に「仕方ない」という言い訳でアメリカとの戦争に突っ込んでいった日本。Sunk Cost や他人、上官、天皇の立場を忖度して判断、決断した、責任を取らない、取りたくない、という傾向は何十年も前から培われたものだった。そう思うと、変えるのにはまだまだ時間が掛かりそうだ。誰かに決めてもらう癖、習慣を変えないとこの国はまた低迷するだろう。この変化も外圧

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    2024年02月11日
  • 昭和天皇物語 13

    購入済み

    せつなくなります

    大戦前の大戦へ向かう話です
    教科書では、サラリと終わってますが
    このシリーズを読むと、いろいろ考えさせられて
    当時の時代を考えると、こうなってしまうのかと
    せつなくなります
    でもそれだけに一気に読んでしまいます

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    2024年01月26日
  • 昭和天皇物語 2

    匿名

    無料版購入済み

    浮かび上がってくる

    教科書などでなんとなく名前だけ知っている、太平洋戦争で色々な役割を演じた人たちが血肉を持った人間として描かれており彼らも現実世界に実在していたのだと、当たり前の事を考えさせられる
    現人神として今よりずっと神聖不可侵扱いだった天皇陛下が人として描かれておりとにかく読み進めてしまいます

    #深い #切ない

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    2023年12月28日
  • 昭和天皇物語 1

    匿名

    無料版購入済み

    興味深い

    人名としては知っていた乃木大将や、個人的には平和な治世だったので好感を持っていた大正天皇などが血肉を持った人間として描かれておりとても理解しやすい。
    漫画の偉大さを感じる。
    一方でこういった歴史ものの人物史はリテラシーをもちつつ読む必要があるなとも思う。

    #深い

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    2023年12月17日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

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    最後に半藤氏が諭すように言われている通り、我々は学び続けないといけない。令和になって戦争を知らない世代だけになり、いつか来た道をまた歩きだしてる気がしている。威勢だけは良いが、覚悟の全く無い人たちが政治を動かし、戦前と同じくらい社会の不平等も拡大してきた。なんとも不気味である。
    ただこの本を読んでアメリカ人もいい加減学んだ方が良いとつくづく思った。先日ホーチミン市の戦争記念館に行ってきたが、彼らがベトナムでしたことは東京大空襲や広島長崎と全く同じ。それもそのはず、カーティス・ルメイが空軍参謀総長だったことをそこで初めて知った。ルメイのような明らかな戦争犯罪人を重用し続ける構図は、盧溝橋での牟田

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    2023年11月26日
  • 世界史のなかの昭和史

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    半藤さんの昭和通史三作目。少しずつこの時代が立体化してきました。ヒトラーとスターリンに転がされ続けた日本。それにしても松岡と近衛のトホホ振りには目を覆いたくなります。国際政治は冷徹。根拠なき自信や根性だけでは生き残れません。日米開戦後の国際情勢の把握、分析、諜報はどうなっていたんでしょうか?知りたいところです。

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    2023年10月17日
  • 昭和天皇物語 1

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    『ミカドの肖像』を読んで俄然天皇や皇族に関して興味が湧いてきた中で、ちょうどLINE漫画に配信されているものを見つけました。

    2023年現在。まだ連載中なんですね。LINE漫画で無料配信分しか読めていないですが、有料分購入して一気読みしたいくらい面白かったです。

    『ミカドの肖像』で印象的だった昭和天皇の近代的価値観について、受けてきた教育や皇后候補探しなどその背景を漫画でわかりやすく理解することができました。昭和天皇を取り巻く明治から大正、そして昭和への歴史的なながれも漫画だとわかりやすいです。そして感情移入しやすい... 
    大正天皇をサポートしつつで皇太子たちの嫁候補を選定する皇后節子の

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    2023年10月01日
  • 昭和天皇物語 12

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    二・二六事件の顛末を描く。
    陸軍の粛清に動くが、結果、
    軍部大臣現役武官制が復活し、
    さらなる軍部の暴動を招く結果になる。

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    2023年08月26日
  • 原爆の落ちた日【決定版】

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    この本は1941年、日本で原子爆弾の研究が始まる所からスタートする。アメリカ、ドイツの視点でも書かれ、やがてアメリカが広島に原子爆弾を落とすその日までが克明に記録されている。
    日本がどんな戦争をしたのか、どうして原爆が落とされてしまったのか、原爆が落とされた時どんな事が起きていたのか…
    “歴史にifは許されない”という1文があって、全くその通りで、今何を言っても歴史は変わらないのだけど、もしあの時ああしていたら原爆は投下されなかっだろう、と思う場面が多くあり、戦争によって犠牲になった沢山の人達の事を思うと色々と考えさせられる。
    教科書だけでは知り得ない所まで書かれているので、知れば知るほど、衝

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    2023年08月25日
  • あの戦争と日本人

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    よく、歴史「を」学ぶのではなく、歴史「から」学ぶことが大事と言われる。
    が、半藤さんの本を読むと、そもそも歴史「を」学ぶ段階すら十分ではなかったと痛感する。
    表面的な部分ではなく、いわば”裏側”や”状況証拠”も踏まえて考察していくのが本当に興味深い。
    この後は、同氏の「幕末史」「昭和史」にも当たっていきたい。

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    2023年08月13日
  • 歴史探偵 昭和の教え

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    『忘れ残りの記』に次ぐエッセイ集。雑多な内容ではあるが、著者の深い教養に裏打ちされた軽妙な文章は、スルリと頭に情報をインプットさせてくれる。享年91とは大きく往生なさったと言えるが、実に惜しい人を亡くしたものよなぁ。

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    2023年06月30日
  • 体験から歴史へ─〈昭和〉の教訓を未来への指針に

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    歴史を見る視点、事実を積み重ねリアリズムに徹すること。集団催眠に陥らないよう市民として自分の頭で考えること。現代史を学ぶ重要性。リーダーの資質。様々な示唆に富む本。

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    2023年06月25日
  • 戦う石橋湛山 昭和史に異彩を放つ屈伏なき言論

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    ロンドン軍縮会議、統帥権干犯問題の頃から、柳条湖、そして第二次大戦へとひた走る日本の、軍部の、メディアの狂気の中で、一人闘う石橋湛山の言葉たち。今読めば当たり前のようでも、当時の情勢の中ではどんなにか苦しく、重圧を押しのけての勇気ある言論だったか。朝日や毎日などの”大新聞”が軍部のお先棒を担いで書いていた記事と比べると、湛山の「良識」は胸にしみる。

    この「屈服なき言論」は、どうも現代には比するものがないように思えるのが哀しい。だからこそ、今読んでいる新聞記事を改めてもう一度疑うために、湛山の執筆したものと、当時の朝日や毎日が書いていた具体的な記事を並べて比較することに、現代的な意味があるよう

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    2023年05月20日
  • あの戦争と日本人

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    最初は飄々と戦争譚を話してるだけかなって思ったけど、読み進めたら深かった。
    戦争の中味を見たような気がした。
    昭和天皇の苦悩や明治と昭和の違いみたいな件もそうだったのかと唸った。
    戦争がどうして悲惨だったのかも理解できて、戦没者の無念を思わずにはいられない一冊です。

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    2023年04月27日