半藤一利のレビュー一覧

  • 昭和天皇物語 13

    購入済み

    せつなくなります

    大戦前の大戦へ向かう話です
    教科書では、サラリと終わってますが
    このシリーズを読むと、いろいろ考えさせられて
    当時の時代を考えると、こうなってしまうのかと
    せつなくなります
    でもそれだけに一気に読んでしまいます

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    2024年01月26日
  • 昭和天皇物語 2

    匿名

    無料版購入済み

    浮かび上がってくる

    教科書などでなんとなく名前だけ知っている、太平洋戦争で色々な役割を演じた人たちが血肉を持った人間として描かれており彼らも現実世界に実在していたのだと、当たり前の事を考えさせられる
    現人神として今よりずっと神聖不可侵扱いだった天皇陛下が人として描かれておりとにかく読み進めてしまいます

    #深い #切ない

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    2023年12月28日
  • 昭和天皇物語 1

    匿名

    無料版購入済み

    興味深い

    人名としては知っていた乃木大将や、個人的には平和な治世だったので好感を持っていた大正天皇などが血肉を持った人間として描かれておりとても理解しやすい。
    漫画の偉大さを感じる。
    一方でこういった歴史ものの人物史はリテラシーをもちつつ読む必要があるなとも思う。

    #深い

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    2023年12月17日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

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    最後に半藤氏が諭すように言われている通り、我々は学び続けないといけない。令和になって戦争を知らない世代だけになり、いつか来た道をまた歩きだしてる気がしている。威勢だけは良いが、覚悟の全く無い人たちが政治を動かし、戦前と同じくらい社会の不平等も拡大してきた。なんとも不気味である。
    ただこの本を読んでアメリカ人もいい加減学んだ方が良いとつくづく思った。先日ホーチミン市の戦争記念館に行ってきたが、彼らがベトナムでしたことは東京大空襲や広島長崎と全く同じ。それもそのはず、カーティス・ルメイが空軍参謀総長だったことをそこで初めて知った。ルメイのような明らかな戦争犯罪人を重用し続ける構図は、盧溝橋での牟田

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    2023年11月26日
  • 世界史のなかの昭和史

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    半藤さんの昭和通史三作目。少しずつこの時代が立体化してきました。ヒトラーとスターリンに転がされ続けた日本。それにしても松岡と近衛のトホホ振りには目を覆いたくなります。国際政治は冷徹。根拠なき自信や根性だけでは生き残れません。日米開戦後の国際情勢の把握、分析、諜報はどうなっていたんでしょうか?知りたいところです。

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    2023年10月17日
  • 昭和天皇物語 1

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    『ミカドの肖像』を読んで俄然天皇や皇族に関して興味が湧いてきた中で、ちょうどLINE漫画に配信されているものを見つけました。

    2023年現在。まだ連載中なんですね。LINE漫画で無料配信分しか読めていないですが、有料分購入して一気読みしたいくらい面白かったです。

    『ミカドの肖像』で印象的だった昭和天皇の近代的価値観について、受けてきた教育や皇后候補探しなどその背景を漫画でわかりやすく理解することができました。昭和天皇を取り巻く明治から大正、そして昭和への歴史的なながれも漫画だとわかりやすいです。そして感情移入しやすい... 
    大正天皇をサポートしつつで皇太子たちの嫁候補を選定する皇后節子の

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    2023年10月01日
  • 昭和天皇物語 12

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    二・二六事件の顛末を描く。
    陸軍の粛清に動くが、結果、
    軍部大臣現役武官制が復活し、
    さらなる軍部の暴動を招く結果になる。

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    2023年08月26日
  • 原爆の落ちた日【決定版】

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    この本は1941年、日本で原子爆弾の研究が始まる所からスタートする。アメリカ、ドイツの視点でも書かれ、やがてアメリカが広島に原子爆弾を落とすその日までが克明に記録されている。
    日本がどんな戦争をしたのか、どうして原爆が落とされてしまったのか、原爆が落とされた時どんな事が起きていたのか…
    “歴史にifは許されない”という1文があって、全くその通りで、今何を言っても歴史は変わらないのだけど、もしあの時ああしていたら原爆は投下されなかっだろう、と思う場面が多くあり、戦争によって犠牲になった沢山の人達の事を思うと色々と考えさせられる。
    教科書だけでは知り得ない所まで書かれているので、知れば知るほど、衝

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    2023年08月25日
  • あの戦争と日本人

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    よく、歴史「を」学ぶのではなく、歴史「から」学ぶことが大事と言われる。
    が、半藤さんの本を読むと、そもそも歴史「を」学ぶ段階すら十分ではなかったと痛感する。
    表面的な部分ではなく、いわば”裏側”や”状況証拠”も踏まえて考察していくのが本当に興味深い。
    この後は、同氏の「幕末史」「昭和史」にも当たっていきたい。

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    2023年08月13日
  • 歴史探偵 昭和の教え

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    『忘れ残りの記』に次ぐエッセイ集。雑多な内容ではあるが、著者の深い教養に裏打ちされた軽妙な文章は、スルリと頭に情報をインプットさせてくれる。享年91とは大きく往生なさったと言えるが、実に惜しい人を亡くしたものよなぁ。

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    2023年06月30日
  • 体験から歴史へ─〈昭和〉の教訓を未来への指針に

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    歴史を見る視点、事実を積み重ねリアリズムに徹すること。集団催眠に陥らないよう市民として自分の頭で考えること。現代史を学ぶ重要性。リーダーの資質。様々な示唆に富む本。

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    2023年06月25日
  • 戦う石橋湛山 昭和史に異彩を放つ屈伏なき言論

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    ロンドン軍縮会議、統帥権干犯問題の頃から、柳条湖、そして第二次大戦へとひた走る日本の、軍部の、メディアの狂気の中で、一人闘う石橋湛山の言葉たち。今読めば当たり前のようでも、当時の情勢の中ではどんなにか苦しく、重圧を押しのけての勇気ある言論だったか。朝日や毎日などの”大新聞”が軍部のお先棒を担いで書いていた記事と比べると、湛山の「良識」は胸にしみる。

    この「屈服なき言論」は、どうも現代には比するものがないように思えるのが哀しい。だからこそ、今読んでいる新聞記事を改めてもう一度疑うために、湛山の執筆したものと、当時の朝日や毎日が書いていた具体的な記事を並べて比較することに、現代的な意味があるよう

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    2023年05月20日
  • あの戦争と日本人

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    最初は飄々と戦争譚を話してるだけかなって思ったけど、読み進めたら深かった。
    戦争の中味を見たような気がした。
    昭和天皇の苦悩や明治と昭和の違いみたいな件もそうだったのかと唸った。
    戦争がどうして悲惨だったのかも理解できて、戦没者の無念を思わずにはいられない一冊です。

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    2023年04月27日
  • 昭和天皇物語 1

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     第一巻から発売日を楽しみに購読中。12巻はついに二・二六事件がテーマ。五・一五事件よりも複雑な背景を分かりやすく描いて勉強になりました。昭和戦前はきな臭い時代ですが、そんな中で昭和天皇の真摯な生き方にとても共感します。残酷な描写もなく、この時代に生きる人々を丁寧に綴る物語。原敬、秩父宮、石原完爾、東郷平八郎などのサイドストーリーも抜群の面白さ。このような素晴らしい作品をありがとうございます。

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    2023年04月17日
  • 昭和天皇物語 12

    購入済み

    全く知らない昭和初期のお話

    戦前である昭和初期のお話は、学校で学ぶことも無かったので全くわかりませんでしたが、このマンガのお陰で戦争に向かい負けて行く日本の歴史を学ばせてもらっています。
    昭和64年迄書き続けて欲しいです

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    2023年03月30日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

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    半藤一利さん、加藤陽子さん、そして編者の保坂正康さんによる対話形式で進む、1931年の満州事変から1941年の日米開戦までの、特に日本がとった行動とその背景について説明してくれる。

    軍部を中心とした思い込み、慢心、根拠のない自信、精神論。今までおぼろげながら認識していた昭和史を再認識させてくれた。
    折しもロシアによるウクライナ侵攻が進められ、おとしどころが見えない状態だ。一端戦争になれば、終結が難しくなることが現代でも読み取れる。

    ただ、お粗末ながら当時民主主義国であり、第一次世界大戦の教訓からつくられた、国際連盟の常任理事国5ヵ国の一翼を担っていた日本ですら、戦争への道を選んでいったのだ

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    2023年03月27日
  • 幕末史(新潮文庫)

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    ペリー来航から大久保暗殺くらいまでを描いた本。
    本自体は分厚かったが、著者は作家ということで読みやすく楽しんで幕末を勉強できた。

    趣旨としては、明治維新は武力を伴った権力闘争にすぎず、「維新」なんてかっこつけた呼び方をするのはどうなのかい?というところだと思う。

    学校の勉強では薩長土肥の人しかよくわからないけれど、当然のことながらそれ以外の人も色々なことを考え、色々なことをやっていたんだなあと痛感した。

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    2023年01月03日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

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    歴史を丹念に研究してきた著者が、歴史上あまり取り上げられていない真実を掘り起こした著作。

    歴史は、戦争の勝者によって作られる。敗者は、煮え湯を呑み込むしかない。

    明治維新に関して言えば、今の歴史として教育されてるのは、史実かもしれないが、勝者から見た歴史、所謂「薩長史観」である。

    薩摩藩と長州藩が幕府側を敵とみなし、官軍と名乗り、旧幕府側を賊軍として滅ぼしたその視点から書き起こされたのが、幕末から明治維新の歴史の真実となってしまっている。

    著者は東京生まれだが、親族が長岡の出身であり、奥羽越列藩同盟の視点も持ち合わせていた。その両方の視点から見た、幕末~明治の歴史。

    こぼれ落ちた真実

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    2022年12月16日
  • 平成と天皇

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    平成天皇は「象徴天皇を具現化した」=歴史的快挙
    平成の30年、国家戦略を為したのは平成天皇だけ
    安倍政権の10年は徒に国民の資産を食い潰しただけ
    昭和天皇の戦争責任の自覚とか本書には貴重な新発見がある
    さすが歴史探訪の名手
    歴史を学ぶことは何よりも大事と思う

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    2022年11月19日
  • 昭和天皇物語 11

    購入済み

    だんだんと

    色んな出来事が立て続けに起こるので難しくなってくるが、軍部がだんだん狂気に染められていく感がある。
    俊英永田鉄山の死から・・・。
    名乗らずにタカに電話を掛けるシーンが堪らない。

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    2022年11月14日