半藤一利のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2024.08.18〜10.04
自分が賢いと思っている奴ほど哀れな奴はいない。
そんな奴らに踊らされてしまう奴らも、また哀れである。
都合の悪いことはひた隠し、言葉を巧みに操って誤魔化す。
そんな最低のことをして、日本を苦しめたにも関わらず、戦後、のうのうと生き、しかも国会議員にまでなる。どんな神経をしているのか、疑ってしまう。立候補するのも凄いが、そいつを選んだ国民も凄い。
今の世の中って、そんな歴史の上にたっているんだ、と思うと、納得する部分もある。綺麗事では済まないことも多いかと思う。しかし、それを良しとしまうのは間違いだよね?私の考えは、甘いのだろうか。
本当に戦時中の人間の心はわ -
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Posted by ブクログ
読書で久しぶりに感動した。『墨子』は最近続けて諸子百家を読む中で、知名度も低かったのでなんの期待なく読み始めたのだが、半藤一利氏の歯切れのいい文体や筆者を「隠居」、編集者を「おろく」と呼ぶ会話形式で敷居を低くしてくれたお陰で、すんなり『墨子』の世界に入ることができた。半藤氏のお名前を知ったのも亡くなったというニュースが初めてだったので、それまで知らなかったことが非常に悔やまれた。世界各地で相変わらず戦争が頻発する現代に、「今こそ『墨子』が読まれるべき」という半藤氏のストレートな意見は溜飲の下がる思いだ。墨子が「兼愛」「非攻」を掲げるも受け入れられなかったのは時代に握りつぶされたからだろうか。そ
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匿名
購入済み内面に響く作品
この作品は単なる歴史マンガではなく、昭和天皇の内面を丁寧に描いている。 時代の流れの中で、昭和天皇がどのように行動し、何を思っていたのかが生き生きと描かれている。大元帥陛下であり大天皇陛下としての側面だけでなく、一人の人間としての側面も捉えられており、日本人としてのアイデンティティーを見つめ直すきっかけになる作品だ。
昭和天皇については、崩御時のシャッター街のイメージしかない世代もいる。しかし、この作品を読めば、従来あまり知られていなかった昭和天皇の素顔に触れることができる。 東宮御学問所での教育を受ける様子なども描かれており、新鮮な発見がある。
まだ序盤の描写ではあるが、今後の展開が気になる -
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Posted by ブクログ
■関東軍の暴走
■国際協調の放棄
■言論・思想の統制
■中国侵攻の拡大
■三国同盟の締結
■日米交渉の失敗
この10年間をこのように分けていくとこんなに解りやすかったとは、という思い。結局国民には事実を伝えることなく、自分達の立場を曲げられないことを前提に「仕方ない」という言い訳でアメリカとの戦争に突っ込んでいった日本。Sunk Cost や他人、上官、天皇の立場を忖度して判断、決断した、責任を取らない、取りたくない、という傾向は何十年も前から培われたものだった。そう思うと、変えるのにはまだまだ時間が掛かりそうだ。誰かに決めてもらう癖、習慣を変えないとこの国はまた低迷するだろう。この変化も外圧 -
購入済み
せつなくなります
大戦前の大戦へ向かう話です
教科書では、サラリと終わってますが
このシリーズを読むと、いろいろ考えさせられて
当時の時代を考えると、こうなってしまうのかと
せつなくなります
でもそれだけに一気に読んでしまいます -
匿名
無料版購入済み興味深い
人名としては知っていた乃木大将や、個人的には平和な治世だったので好感を持っていた大正天皇などが血肉を持った人間として描かれておりとても理解しやすい。
漫画の偉大さを感じる。
一方でこういった歴史ものの人物史はリテラシーをもちつつ読む必要があるなとも思う。 -
Posted by ブクログ
最後に半藤氏が諭すように言われている通り、我々は学び続けないといけない。令和になって戦争を知らない世代だけになり、いつか来た道をまた歩きだしてる気がしている。威勢だけは良いが、覚悟の全く無い人たちが政治を動かし、戦前と同じくらい社会の不平等も拡大してきた。なんとも不気味である。
ただこの本を読んでアメリカ人もいい加減学んだ方が良いとつくづく思った。先日ホーチミン市の戦争記念館に行ってきたが、彼らがベトナムでしたことは東京大空襲や広島長崎と全く同じ。それもそのはず、カーティス・ルメイが空軍参謀総長だったことをそこで初めて知った。ルメイのような明らかな戦争犯罪人を重用し続ける構図は、盧溝橋での牟田 -
Posted by ブクログ
『ミカドの肖像』を読んで俄然天皇や皇族に関して興味が湧いてきた中で、ちょうどLINE漫画に配信されているものを見つけました。
2023年現在。まだ連載中なんですね。LINE漫画で無料配信分しか読めていないですが、有料分購入して一気読みしたいくらい面白かったです。
『ミカドの肖像』で印象的だった昭和天皇の近代的価値観について、受けてきた教育や皇后候補探しなどその背景を漫画でわかりやすく理解することができました。昭和天皇を取り巻く明治から大正、そして昭和への歴史的なながれも漫画だとわかりやすいです。そして感情移入しやすい...
大正天皇をサポートしつつで皇太子たちの嫁候補を選定する皇后節子の