半藤一利のレビュー一覧

  • 昭和天皇物語 1

    Posted by ブクログ

     第一巻から発売日を楽しみに購読中。12巻はついに二・二六事件がテーマ。五・一五事件よりも複雑な背景を分かりやすく描いて勉強になりました。昭和戦前はきな臭い時代ですが、そんな中で昭和天皇の真摯な生き方にとても共感します。残酷な描写もなく、この時代に生きる人々を丁寧に綴る物語。原敬、秩父宮、石原完爾、東郷平八郎などのサイドストーリーも抜群の面白さ。このような素晴らしい作品をありがとうございます。

    0
    2023年04月17日
  • 昭和天皇物語 12

    購入済み

    全く知らない昭和初期のお話

    戦前である昭和初期のお話は、学校で学ぶことも無かったので全くわかりませんでしたが、このマンガのお陰で戦争に向かい負けて行く日本の歴史を学ばせてもらっています。
    昭和64年迄書き続けて欲しいです

    0
    2023年03月30日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

    Posted by ブクログ

    半藤一利さん、加藤陽子さん、そして編者の保坂正康さんによる対話形式で進む、1931年の満州事変から1941年の日米開戦までの、特に日本がとった行動とその背景について説明してくれる。

    軍部を中心とした思い込み、慢心、根拠のない自信、精神論。今までおぼろげながら認識していた昭和史を再認識させてくれた。
    折しもロシアによるウクライナ侵攻が進められ、おとしどころが見えない状態だ。一端戦争になれば、終結が難しくなることが現代でも読み取れる。

    ただ、お粗末ながら当時民主主義国であり、第一次世界大戦の教訓からつくられた、国際連盟の常任理事国5ヵ国の一翼を担っていた日本ですら、戦争への道を選んでいったのだ

    0
    2023年03月27日
  • 幕末史(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ペリー来航から大久保暗殺くらいまでを描いた本。
    本自体は分厚かったが、著者は作家ということで読みやすく楽しんで幕末を勉強できた。

    趣旨としては、明治維新は武力を伴った権力闘争にすぎず、「維新」なんてかっこつけた呼び方をするのはどうなのかい?というところだと思う。

    学校の勉強では薩長土肥の人しかよくわからないけれど、当然のことながらそれ以外の人も色々なことを考え、色々なことをやっていたんだなあと痛感した。

    0
    2023年01月03日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

    Posted by ブクログ

    歴史を丹念に研究してきた著者が、歴史上あまり取り上げられていない真実を掘り起こした著作。

    歴史は、戦争の勝者によって作られる。敗者は、煮え湯を呑み込むしかない。

    明治維新に関して言えば、今の歴史として教育されてるのは、史実かもしれないが、勝者から見た歴史、所謂「薩長史観」である。

    薩摩藩と長州藩が幕府側を敵とみなし、官軍と名乗り、旧幕府側を賊軍として滅ぼしたその視点から書き起こされたのが、幕末から明治維新の歴史の真実となってしまっている。

    著者は東京生まれだが、親族が長岡の出身であり、奥羽越列藩同盟の視点も持ち合わせていた。その両方の視点から見た、幕末~明治の歴史。

    こぼれ落ちた真実

    0
    2022年12月16日
  • 平成と天皇

    Posted by ブクログ

    平成天皇は「象徴天皇を具現化した」=歴史的快挙
    平成の30年、国家戦略を為したのは平成天皇だけ
    安倍政権の10年は徒に国民の資産を食い潰しただけ
    昭和天皇の戦争責任の自覚とか本書には貴重な新発見がある
    さすが歴史探訪の名手
    歴史を学ぶことは何よりも大事と思う

    0
    2022年11月19日
  • 昭和天皇物語 11

    購入済み

    だんだんと

    色んな出来事が立て続けに起こるので難しくなってくるが、軍部がだんだん狂気に染められていく感がある。
    俊英永田鉄山の死から・・・。
    名乗らずにタカに電話を掛けるシーンが堪らない。

    0
    2022年11月14日
  • 昭和天皇物語 11

    購入済み

    必読の昭和史

    千葉県野田市関宿に鈴木貫太郎記念館があります。気になってはいましたが、まだ行けてません。こんなに昭和天皇との縁が深い方だったことを知りました。鈴木貫太郎さんの駆逐艦が日露戦争で活躍したことは知ってましたが、それ以降の活躍を知ることができました。天皇の苦労がまだまだ深まりそうですが、最後まで読み続けたいストーリーです。

    0
    2022年10月31日
  • 昭和天皇物語 11

    購入済み

    歴史教科書にして欲しい

    昭和生まれなのに、当時現代のことは教育からは何も教えて貰えなかったのが残念
    改めてこういうのがマンガとして読めることが有難い。

    0
    2022年10月30日
  • 昭和天皇物語 4

    購入済み

    ヨーロッパ旅行

    当時の洋行の大変さと、裕仁皇太子の得たものの多さを知りました。現代の我々もヨーロッパの都市では、石畳や町並みに感心してしまいますが、当時の日本から見たらまるで別世界だった事かと思います。地下鉄体験に夢中になるシーンも、欧州皇室のあり方を学ぶのも始めて知り、昭和天皇が愛されたことが分かりました。令和にこうした名著が読めるのは幸せです。

    #タメになる #深い #アツい

    1
    2024年08月26日
  • 遠い島 ガダルカナル〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    2003年に刊行された書籍の新装版。太平洋戦争のターニングポイントとなったガダルカナルの消耗戦を日米双方の立場から描く。

    死してなお売上の多い筆者の作品。新装版が出たのを機に読んでみました。

    ミッドウェーの敗北からそれでも方針の変わらぬ硬直的な軍令部。ガダルカナル島への米軍の上陸の意図を見誤り兵力の逐次投入を繰り返す。

    戦争は錯誤の連続。米軍にとっても重い戦い。日本側にも何度も挽回のチャンスはあるが、運命はことごとく日本を裏切る。

    内容的にはノモンハンの焼き直し。それだけ日本の軍部が同じ錯誤を繰り返したということだろう。

    筆者独自のテンポ良い語り口もありスラスラと読める一冊でした。

    0
    2022年08月28日
  • 昭和天皇物語 10

    購入済み

    令和だから読めるストーリー

    私の親、祖父祖母の世代が持つ、天皇皇后両陛下への気持ちがどんなものだったかが、このマンガを読んで分かるようになって来ました。明治維新を成し遂げた人達や日露戦争の苦難を乗り越えた人達に慈しまれて育ち、ヨーロッパの空気と第一次大戦の戦地を見た天皇陛下、さぞや光り輝く存在だった事でしょう。これからの展開が苦難の連続なのは間違いないですが、学校の歴史では学べない貴重なマンガだと思い、続けて読ませて頂きます。能條先生に感謝します。

    0
    2022年08月07日
  • 昭和天皇物語 1

    購入済み

    素晴らしい

    当時の風景や人物が生き生きとして、能純先生のタッチから、言葉の裏のイメージが伝わってくる。乃木さんを始めとする明治の人達の空気が読めて、マンガゆえに伝わる感動がある。10巻まとめ買いしたので、これからも楽しみです。

    0
    2022年08月03日
  • 語り継ぐこの国のかたち

    Posted by ブクログ

    半藤さんは1930年〈昭和5年〉5月21日 生まれで、 2021年〈令和3年〉1月12日に亡くなられている。

    江戸時代の終わりから現代まで、日本で起きた戦争で、何が誤りだったのかを、平和主義者の半藤さんの眼で説いていく。
    特に日露戦争から太平洋戦争までの流れの中で、日本軍の誰がどういう行動をしていたかは非常に参考になった。
    太平洋戦争では、特に帝国陸軍の司令官や参謀の暴走が、結果的に300万人以上の人の命と、とてつもない財産を奪うことになる。陸海軍人の死者は約240万人だったが、7割は広義の餓死で、食糧の補給がされず島々に見捨てられた無念の死だと言う。
    昭和53年 靖国神社にA級戦犯が合祀さ

    0
    2022年07月27日
  • 昭和天皇物語 10

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「話せば分かる」その声虚しく犬養毅暗殺。一方で首謀海軍将校に対する助命嘆願多数の世論状況。
    満州国の存在により列強に追い込まれ国際連盟脱退。陸軍の派閥闘争と、天皇の軍部統制力低下。
    追い込まれて行く大日本帝国。 国体はこの時点で限界にあったと見える。

    0
    2022年07月15日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全体を通してめちゃくちゃ面白かった!!
    読みやすい。
    賛否両論あるんでしょうが、
    明治維新が教科書だけで記されるような輝く歴史ではないとは思うので、その辺りもきちんと理解できる歴史書になっているかと。


    第1章: ペリーのルートが那覇→小笠原諸島→江戸
    江戸がダメなら、沖縄か小笠原諸島を港にしようと目論んでいた。
    ペリーの来た理由:
    これまでは、蒸気船の燃料である石炭の補給地、捕鯨船の寄港地にしたかったというのが最有力だったが、それよりはシーパワー=自分達の国益のために太平洋航路を開く、というのが最大の目的という見方。

    日本人の、「起きて困ることは起こらない」という見方も面白いなぁ。太平洋

    0
    2022年08月03日
  • 昭和天皇物語 10

    購入済み

    ついに

    ついに常任理事国の日本が国際連盟から脱退することになります。
    今、ウクライナ問題で常任理事国であるロシアの拒否権について議論されることもありますが、国際連盟の時に常任理事国である日本を過度に追い詰め過ぎて外交手段が断たれてしまったという教訓もあって現在の国際連合があるらしいです。

    #タメになる #ダーク #深い

    0
    2022年06月26日
  • 聖断 天皇と鈴木貫太郎

    Posted by ブクログ

    「半藤一利」のノンフィクション作品『聖断 天皇と鈴木貫太郎』を読みました。

    『聯合艦隊司令長官 山本五十六』、『完本・列伝 太平洋戦争―戦場を駆けた男たちのドラマ』に続き「半藤一利」の太平洋戦争に関する作品です。

    -----story-------------
    聖断がくだり、そして戦争は終わった――。

    連合艦隊の消滅、沖縄の陥落、広島・長崎への原爆投下、ソ連の満洲侵攻など、刻一刻と破局へと突き進んでいった戦争末期の日本。本土決戦が当然のように叫ばれ“一億玉砕論”が渦巻く中、平和を希求する昭和天皇と心を通い合わせ、二人三脚で戦争を終結に導いた一人の老宰相がいた。
    その名は「鈴木貫太郎」。

    1
    2022年06月04日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    近現代日本史の碩学、三人(半藤一利、保阪正康、加藤陽子)による鼎談。元は2017年8月15日にNHラジオで放送された番組に加筆されたもの。日中戦争については、現在のロシアによるウクライナ侵攻と重ね合わせて読むこともできる。
    万民必読の書といえるかも。

    0
    2022年06月03日
  • 昭和天皇物語 10

    購入済み

    現在の国際情勢との相似

    最近の国際情勢や国連の機能不全を見ていると、この巻で当時の日本が置かれた状況や国際連盟とのやりとりに色々考えさせられる。全ては同じではないにしても、政治家と軍の闘争、軍の中での争い、国民感情、国家間の思惑など現在の状況の相似形に見えるところが多々ある。昭和天皇の思いとは別の方向に情勢が否応なしに進んでいってしまう様は本当に読んでいて辛い。

    0
    2022年05月30日