半藤一利のレビュー一覧
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まさに、知の巨人と言われるお二人の対談。令和の年間は、確かに日本では戦争がない時代ではあったが、海外に目を向けてみると大きな変化があり、その一方日本の経済力は明らかに低下し、日本人が自信を喪失し続けた時代でもあった。それに輪をかけるように、災害や、また私たちの心の中に重い影を落とした宗教の問題、オウム真理教の事件などが立て続けに起こった時代でもあった。
読み進めていても、明らかにその時の記憶が甦り、その時代背景を筆者らが解説されることで、今までに知らなかった事実や解釈を理解することができた。最後に語られていた正しく歴史を理解することの重要さを改めて感じた。 -
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知らなければいけないこと、薄っすら知ってたけどそういうことなのかと色々知識が深まりました。
特に二二六事件の内容はとても興味深かったです。
昭和史には切り離せない天皇のこと、憲法第九条も、今こそ知らなければならないと。
まずは歴史をちゃんと知ること、それが政治判断政治参加にもなっていくことを実感しました。
❶昭和金融恐慌
❷二二六事件
❸大政翼賛会と三国同盟
❹東京裁判と戦後改革
❺憲法第九条
❻日本初のヌードショー
❼金閣寺焼失とヘルシンキオリンピック挑戦
❽第五福竜丸事件とゴジラ
❾高度経済成長と事件
⑩東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件 -
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ネタバレ戦後から現代にかけてぼんやりと把握してる程度の知識を改めたいと思い、本書を読みました。原則事実ベースではあるものの著者の主観で書かれているため"その時代の感情”を知ることができました。
読み始めはその当時の軍人も政治家も誰もが、自分の命がかかっている場面でさえ、天皇の身柄がどうなってしまうのかに全神経を集中させていることが正直不思議だったのですが、最後のこぼればなしの章で伏線回収されました。公式に発表されてることではないようなので著者の予想の域をでないのですが、確かな根拠を元に書かれていたので、説得力がありました。学校では習わなかった歴史観を一気に注入して衝撃を受けているため、まだ自 -
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今更読んだが、非常に良かった。さすが半藤さん。幅広い記述(局所的な戦闘から独ソの交渉まで)を自由自在に行き来しながら、月ごとにイベントを辿る形式は頭に入りやすかった。淡々としすぎず、ときに半藤さんの抑えきれない怒りが記述されているのも良かった。
特に印象的な箇所 (p363):
「ドイツ国防軍の将星のほとんどが、長いあいだのヒトラーへの阿諛追従や無抵抗従順になれきってしまっており、まともな判断力を喪失していたかのように思われる。強力な独裁者のもとでは良識や常識は不必要であり、必要なのはいつでも保身のための判断停止という手続きなのである。」
政治家や官僚に対しても同じことが言える国が、多くある -
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とても感銘を受けた1冊です。
書かれているどの人物も皆記憶に刻みつけられる話ではあるが、特に岡田資、大西瀧治郎、満淵正明、有泉龍之助、本間雅晴、阿南惟幾の話は非常に考えさせられるものでした。
我々はこういう人達のことをあまりに知らなすぎる。自分達の国は、この様な立派な方々の人生と死の上に成り立っていることを、しっかりと学ばねばならない。この本に書かれている人達の前で、誇れる日本を我々はつくれているだろうか。恥ずかしいことをしていないだろうか。自分の利益ばかりを追い求めていないだろうか。
この本は、多くの日本人に是非とも読んで頂きたい1冊である。そして、恥ずかしくない人生を送ることを決意させ