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揺らぐ日本国で…青年はいかなる存在か?
昭和になって6年目の秋。
天皇である裕仁(ひろひと)青年の承認を得ることなく、
大陸で始まった陸軍--「関東軍」の暴走。
「満洲の地に新しい”国”を作る」
にわかには信じがたい計画が、真剣に実行されようとしていた。
交錯する情報。その検証も困難な時代。
国際社会での立場もますます危うくなってゆく中で、
信用に足る人物は誰なのか…!?
それでも。決断せねばならない。
なぜなら青年は、「天皇」なのだから…!!
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誰もが知っていて、実は知らない昭和天皇の激動の生涯。
昭和天皇の幼少期からを描き、人格形成の過程も垣間見られる作品。数えで5歳の頃から養育係として仕える足立タカとのやり取りや、初等教育の過程での周囲との立場の異なりへの気持ちの表れなどから、感じることは昭和天皇も庶民と変わらぬ人であるということ。
あの時代に何を思い、どう行動したのか。大元帥陛下であり大天皇陛下として、そして象徴として、人間として。
昭和天皇の内面を描きつつ、突き進む時代が描かれている今作は、ただの歴史マンガとしては括れない。
改めて、日本とは何か、日本人とは何かを見つめ直すきっかけになるような内面に響く作品だ。
戦争に向かう緊迫感
昭和天皇が悩みもがいている姿が伝わってくる。立憲君主国の体制下で天皇のあるべき姿を求めて悩み続けていたのだろう。昭和天皇の思いとは別に、軍部が勝手な行動を起こし、戦争がどんどん近づいてくる緊迫感がすごい。
Posted by ブクログ
昭和天皇の孤独がとても伝わってきます。生まれたときからずっと孤独なんだろうな。父、母、弟たちとはしきたりで離れて暮らし、天皇になるべく教育されます。天皇になっても妻、子供たちとも頻繁に会うこともしきたりで出来ない。本当の本当に特別な方なんだと痛感しました。一番気になるのは、昭和天皇の母、節子皇太后は味方なのか?敵なのか?です。徳川家光とお江みたいなんだよな。どうか味方でありますように。
9巻は有名人がちょいちょい登場します。ここでこの人が関係してくるんだ、とかこの人がこんな時に日本に来てたの?、など色々分かって面白かったです。
誰か陸軍をどうにかしてほしい。
5.15事件直前
軍部の暴走の過程が描かれ、緊迫していく様子と天皇の苦悩が描かれる。
侍従武官長については昭和天皇の親任が厚かったかのように書いている書物もあるが、
実際はこうしてご意向を無視していたとは。白川大将が対照的。
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