【感想・ネタバレ】万葉集と日本の夜明けのレビュー

あらすじ

現存する最古の歌集『万葉集』には、日本と日本人の夜明けの姿がいきいきと描かれている。とくに東歌・防人の歌では庶民の作が多く、奈良朝の貴族でない人々の心象に分け入ることができる。本書は、若き日に和歌に傾倒した「歴史探偵」が、万葉の世界を現代感覚で読み解く。「雑学・名もなき人の歌」「長安の山上憶良」の二部構成で、思わず耽読してしまう滋味深い随想集。

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Posted by ブクログ

ものとか 便利とか 無縁の 古代の日本人。
万葉集は 庶民が うたったものだ。
著者は 昭和5年生まれ。東大文学部卒。元文春の編集長。
戦後の焼け野原から 明るくたくましく生き抜いてきた戦後の日本人と。
万葉集をよんだ 日本人が重なる。
そのユーモアと 心の野太さに
自分自身DNAの中にもそれが含まれていると思うと
勇気がもりもりと湧いてくる。

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2016年11月02日

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