岩田健太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
子供のいじめが無くならないのは、大人の社会がいじめ体質だから当たり前。岩田健太郎さんの言葉は身も蓋もない本質をついていて気持ちいい。
日馬富士、闇営業芸人、不倫や薬物問題を起こした人など「叩いてもいい」対象になった人間に対する過剰な制裁は年々激しさを増している。
いじめへの対抗策も、みっちりと具体的に書いてある。
実現可能な、具体的な方法論を出させたら岩田健太郎さんの右に出る者はいないのでは。
きれいごとを否定し、いじめを克服するという成果に向けて何をすればいいかズバズバと指摘する。
学校でいじめを受けている子供たちの読み物として。
この本を読んでいるといじめにも対抗できそうな気がしてくる -
Posted by ブクログ
新型コロナウィルスのパンデミックの昨今において、ニュースなどで話題になった医師、岩田健太郎氏の著書です。
この本の題名を見ると、「コロナウィルスに関しての本かな?」と早合点してしまいそうですが、実際にコロナウィルスに関して述べられているのはあとがきの数ページのみですので、その方面でこの本を検討されている方には注意が必要です。
本書の中で岩田氏が言っているポイントとしては、
・潜伏結核と活動性結核のように、医師が恣意的に判断することによって(感染症は)病気として認定されたり、されなかったりする
・病原菌は存在するとしても、「病原菌の実在=病気の診断」ではない
・検査されない限りは診断されず、 -
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Posted by ブクログ
いじめについて論じた本。筆者もいじめを受けた経験があり、そのような被害者としての視点も交えながら、いじめついて分析している。日本には空気を読まなければいけない文化あるいは同町圧力という悪しき文化が存在するがゆえにいじめがあらわになることが少ない。まずは教育機関を中心に審議プロセスの透明化を図る必要がある。そして何よりもいじめの加害者とした加担しないことである。ある研究によると、いじめの被害者だけでなく、加害者までもが将来上手くやっていけないという報告があるくらい。またいじめを広義解釈すれば差別や侮蔑といった行為も同様な構図をしている。近年ではSNSやインターネットも発達したため反撃は容易になり
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Posted by ブクログ
ご存じ感染症医・岩田健太郎先生のセンセーショナルなタイトルの本「感染症は実在しない」を読んでみました。この本2009年に「感染症は実在しない 構造構成的感染症学」として出版されたものを改版してCOVID-19にあわせて出版しなおしたもの。柳の下のドジョウ・・・かもしれませんが、読んでみると医療における「原因」と「結果」の関係をじっくり考えさせてくれます。さらに一歩進めて、「病気はすべてあいまいなもの」ということをも看破して、COVID-19の現状にも一石を投じています。
例えば、結核。結核菌が発見されるまでは若い人が消耗していくちょっとロマンチックな面もある病気でした。ところが結核菌が -
Posted by ブクログ
2020年の8月くらいに書かれた内田樹さん編のアンソロジー。
コロナをへてポストコロナに対しての中高生・大学生
に向けて30代・40代・50代・60代・70代の著作者が
指針というかメッセージ集です。
前書きの内田樹さんの『各代の著作者からの想定読者にたいするいうべき言葉は『ごめんなさい』』という部分は非常に
心に残る内容です。
20人の人からの言葉のなかで、一番よかったなあと思うのが、今回は平川さんでした。
昨年の8月と現在(2021年1月)とはまたフェーズが
変わってきているコロナの状態ですが。
やはりいろいろな矛盾が表出してきているなあと
思います。
たしかに、自分の息子も含めて、若い人