荻上チキのレビュー一覧
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現在の結婚制度について考え直すきっかけとなる本だった。以前から異性愛規範に対する批判等があるということは知っていたが、それに加えて本書は「なぜ二人でなければならないのか」ということを考えることができる。
そもそも今まで「浮気」と「ポリアモリー」を混合して考えていたが、この本を通してそれらをしっかり自身のなかで定義づけして、理解することができたように思う。
ポリアモリーは当事者間の合意形成が鍵となるが、本書に登場人物のなかには合意ができていないまま、多少の不満を抱えながらも関係性を継続するような事例も取り上げられていた。合意形成がない状態で他のパートナーと関係を持った場合、それは不貞行為に -
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第2段。
以前よりもより多様性という視点からの話が増えた印象。
多様性の話ってとても難しいなとつくづく感じる。
マイノリティと思われる位置に立っていても、また別の立場・カテゴリーから見れば、
他の多くの人と同じステレオタイプであるかもしれず。
その人が属するもの(持って生まれたものや価値観や環境などなど)によって、
多様性で語られることはさまざまに広がり、
全方向へと気を配るのは至難の業で、
でもその気くばりすら持たずにいては、いつまでも世の中変わっていかないという難しさ。
「道具の魔力」という章が身に染みた。
言葉という道具を、何の代わりとして使うのか。
「心の歯磨き」、「脱皮の後に」では、 -
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一冊目とチキさんが明らかに変わっていた。
傷つきやすい、共感的な、優しそうで不安そうな青年から、飄々として、周りとピントがずれていて、自分で楽しんでいる大人に変わった。
文体にも迷いがなくなっている。エッセイ口調のようなふわふわした文体が混ざらなくなり、ラジオのチキさんの語り口がそのまま再現されている。それがチキさんの本来のリズムなんだと思う。
肩の力が抜けていて、詩的なリズムを模索したり、読者をうかがうような仕草がない。不安でどきどきしながらチューニングしている様子があった一巻にも良さがあり、自分の世界を真っ直ぐに示す本書にも良さがある。
自虐の落とし穴
耐えると変える
フレーミング
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Posted by ブクログ
ヨシタケさんの絵に釣られて読んでみた。
ひとつのエッセイが終わるたびにヨシタケさんの視点での漫画?が付いてくる。
エッセイも再認識させられることが多くて面白かった。
学校の校則とかね、本当誰の為?みたいなのあるよね。
娘の中学校では昨年靴下の色が白一色だったのが、白黒灰色紺と緩和された。
一年経って黒の子が多くなったなぁと思う。
だって…汚れが目立たないしね!!!
母たち大喜びよ♡
今年は半袖体操着がインからアウトOKになった。
熱中症対策には大切よね、これ。
まだまだ変えた方がいいところは沢山ありそうだけど、まぁひとつずつね。
下の娘が卒業するまでにはもっと色々変わるんだろうと期待してる。 -
Posted by ブクログ
(2025/01/20 2h)
装丁が素敵なので、久しぶりに本を買ってしまった。カバーを外すとメガネが外れる仕様。楽しい。
個人的に気になる存在だった荻上チキ氏がエッセイを出している、しかもヨシタケシンスケ氏のイラスト付きというのも魅力だった。
ヨシタケシンスケ氏の漫画は各話終わりに付いてきていずれもコミカルで楽しいのだが、特に127頁の「健康ゲームに目覚める」のSF的シニカルさが面白い。
荻上チキ氏の考え方、オタクにはなれずスノッブ止まりとか、人の悪口がこわいとか、「最近の若者は」って言いたくないとか、自分と被る部分が多くあって共感できた。
不登校の親としての考え方も、元不登校児と