荻上チキのレビュー一覧

  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    経済学者らしき人が専門用語と平易な言葉を織り交ぜながら対談を通して、経済成長が必要な理由を説いていく。

    日本の過去の経済成長から現在の雇用の問題まで幅広く触れている。
    立場も様々な人の話もあり、経済の問題全体をざっくり読むには良いのではないか。

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    2011年09月19日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    「ソースの有無だけでなく、ソースの質についても十分な注意が必要」

    大震災の時に自分は情報に流されていなかったか、またどのくらいデマが広まっていたのか、振り返るのに最適な一冊である。大震災が起こった最中、twitterを眺めて、なんとなく正しそうな情報が流れてきたらRTしておく、実はたったこれだけのことがデマを広げることになっていた可能性があるということ、みんなはわかってやっていただろうか?改めてWEBリテラシーを問い直し、災害時に情報による二次災害を防いでいかなければならないと痛感した。

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    2011年09月08日
  • セックスメディア30年史 ──欲望の革命児たち

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     さすが荻上チキ、単にエロの歴史を語るだけでは終わらない。
     経済、政治、文化などの各側面から適切に分析し、かつユーモラスな語り口で持論を提示してくる。
     エロ本を殺したのは単にネットが普及したせいだけではなく、業界としての不況への非対応、規制の強化、さらにはユーザの体験の衰退にもよるのだ。
     なんかこれ、ゲーム業界にそのまま当てはまるような。3DSの失策とか。
     古いビジネスモデルが廃れようとも、性欲があるかぎり新たなエロメディアが誕生していくと結ぶラストにも好感。

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    2011年08月28日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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     タイトルどおり、東日本大震災後に流れたデマをまとめ、発生と拡散のメカニズムを分析するとともに、対処方法も提案している。
     事例として取り上げられている流言の多くは、僕も実際にtwitterで目にしていたし、信じかけたものもある。
     リテラシーの問題として終わらせない志向に素直に感心したよ。

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    2011年08月16日
  • セックスメディア30年史 ──欲望の革命児たち

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    80年代から現在にかけてのセックスメディアの盛衰を追っかけていておもしろい。エロ本からテレクラ、TENGAまで、よくもまあこれだけのセックスメディアがあるものだと感心する。

    とくに、TENGAの開発者やオレンジ通信の編集長といった立役者たちへのインタビューがいい。決して表舞台に立つことはないセックスメディアに対する情熱みたいなものが感じられる。
    性的快感はもっとも手軽で確実なものだから、お金を払ってでも気持ちよくなりたいという需要は確実に存在する。需要があるならそれを商売にする人がいるわけで…と。セックスとビジネスという、人間の欲望そのものが結びついているわけだから、そのパフォーマンスは凄ま

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    2011年08月14日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    どんな情報もまずは情報源が何か?を常に意識して、今回の様々なデマの傾向を参考に、デマを発信しないよう、これ以上拡散させないような気持ちを常に持ち続けて、情報と向き合うことが大切だと感じた。

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    2011年08月04日
  • 社会的な身体-振る舞い・運動・お笑い・ゲーム

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    「メディアとは何か」という問いに基づいて、
    メディアが身体を変容させる=社会的な身体
    という視点から検討している一冊。

    たとえばコンピュータが新たなメディアとして使われる時代になると、
    コンピュータの記憶・計算能力を前提とした生活様式になる。
    我々は環境に適応するためにコンピュータ(の操作?)を獲得していこうとする。
    一方で「適応すべき環境」の構築にはメディア自体が関わっているのだから、
    社会的身体の変容を迫る駆動源はどこか?という問題が出てくる。
    著者のことばによれば、「メディアは快楽である」ということだそうな。

    ゲームの楽しさには操作的、攻略的、上達的な快楽があるという

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    2011年07月27日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    日本経済を格差・貧困の観点で論じること自体に違和感を覚える本。収入が少ないのに「人並み」の生活を求める性根をどうにかする方が先ではないか?なんて書いたら叩かれそうだが…。

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    2011年05月29日
  • 社会的な身体-振る舞い・運動・お笑い・ゲーム

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    新書の存在意義のひとつとして、時代を捉えた評論、ということがあると思うが本書はまさにそれ。まだ鮮度は残っているので、現在のメディアと私達の関係を理解する手助けには丁度良い分量と纏まり感がある。

    評論の視点としては表題の「社会的な身体」がメディアとの相補的な連関の中で形作られるというところにキモがあるのだが、「身体の拡張としてのメディア」であるとか「快楽原則」であるとかという観点はこれまでメディア論の中で多く提出されてきた視点で新味はなかった。

    という中で本書の売りは先述した「時代を捉えた評論である」、という点に尽きると思う。という訳でメディアと(日本)社会について興味のある方は鮮度があるう

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    2010年10月17日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    「実存の問題は政府や政策が手を突っ込むべき問題ではない。共同体や秩序に希望をたくす方向も同様である。」

     経済問題に関する入門書のように見えるけれど、本の内容はといえば、何かと話題の若年層非正規雇用労働者に関するもの。「格差」ではなくて「貧困」を問題の中心にすえて、貧困を経済学の問題として捉えて、貧困を無くすための方向性を模索してみようというコンセプト。

     頭のいい人たちの内輪話で、本の内容はあまり理解できなかったけど、貧困という問題に取り組む上では「生きづらさ」みたいな心の問題と向かい合う必要なないってこと。
     貧困者の心の問題に対して、社会学や精神論からのアプローチを突き放するこ

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    2009年11月09日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    ● 年金というのは何をやっているのかというと、貧乏な若者から税金をとって、金持ちの年寄りに配っている。それよりも生活保護やベーシック・インカムで生活を保護し、それ以上の部分については、個々人が自分の判断で預貯金すればいい。

    ● ニート、フリーターに対して「自己責任」といっていいのは、景気がいいときだけです。需要がちゃんとあって、その状況でニート、フリーターだったら、僕は自己責任だと思う。けれども、いまは席が人数分ないわけですから、社会の問題です。

    ● 要するに、都会の金持ちと貧乏人からとって、田舎と都会の貧乏人にまき、貧乏な若者と金持ちの若者からとって、金持ちの年寄りと貧乏な年寄りに配って

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    2009年10月22日
  • 社会的な身体-振る舞い・運動・お笑い・ゲーム

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    すらりと読めた。
    ここ数十年でどのように身体は延長されていったか。
    ふるまい、などをキーワードに述べられている。

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    2009年10月13日