荻上チキのレビュー一覧

  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    東日本大震災の際、ネット上で見られた「デマ」や「流言」の背景/内容を描き、現実と比較することで、それらがどんな影響をもたらしたか、そもそもなぜ形成されたかを読み取ろうとする。「デマ/流言」の形成過程を考える上では、良い契機となる書籍であろう。

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    2012年11月14日
  • 社会的な身体-振る舞い・運動・お笑い・ゲーム

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    とっかかりの部分は非常に良かったのですが、身体とメディアとの連関の部分のお話を知りたかっただけに、お笑い芸人の変遷などについては少しくどい気がします。最終的にどういう身体への影響があるのかわかりませんでした。
    第二章はそこについて非常によくフォーカスしているので読み応えがありました。

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    2012年11月10日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    そこそこ面白い対談集。軸となっている飯田泰之氏の他の著書としては『ダメな議論』を読んだことがあるけど、こっちの方が氏の専門性が発揮されている感はある。

    ただ、面白いと思った部分には付箋を貼っていく読書スタイルなんですが、気づいたら序盤の半分ぐらいに付箋が集中。公判が面白くない訳じゃないんだけど、ちょっと物足りないかな。

    子どもが教育を受けられるという状況が、とても恵まれた贅沢なことであることは同感。そういう最低限を保障するために貧困をどう撲滅していくか。世界でこの問題に対処する時にはMDGsが掲げられるわけですが、本書で指摘されているとおり、日本国内の貧困に抗するためにも、日本版MDGsを

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    2012年09月14日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    某SNSにて、東日本大震災に関連した私の書き込みに対して
    「自衛隊員が100人死んだ」とコメントを書き込んだ人がいた。

    ソースを聞いたところ、また聞きのまた聞きだった。確証のない
    風聞は広めぬ方がよいと注意をしたのだが、何故か逆切れされた。

    震災発生直後から、ボランティアで被災地へ向かっているという
    明らかにおかしい日記を挙げている人もいた。どこの避難所へ行った
    のかを問う人には答えず、まるで実況中継でもしているようなコメント
    が延々と続き、それを煽るような他の人のコメントで溢れていた。

    同じSNSのグループでは自衛隊や自治体が救援物資を受け付けて
    いるとのチェーンメールをそのまま貼りつ

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    2017年08月17日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    東日本大震災時のインターネット上に流れた流言・デマの広がりとその収束に関して書かれていて大変面白かった。

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    2012年05月17日
  • セックスメディア30年史 ──欲望の革命児たち

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    日本のスティーブン・D・レヴィットこと、萩上チキのライフワーク的な活動の概説書。面白いのは、時代時代ごとのキーマンの証言が載っているということ。これって、かなり資料的な価値が高いと思う。セックスメディアは、「売春」か「オナニー補助」のどちらかだと思うけれど、それをバブル期から現在に至るまでの流れで追っているところに、萩上チキの研究者としての真価がある。他の誰がこういう仕事をするだろうか、的な。


    でも、やはり面白いのは証言集で、時代の波に乗った人たちの話には輝きと栄枯盛衰の侘びしさがあるなぁと。セックスメディアの一つのサービスはモラルのたがが外れたときに隆盛し、新しいサービスが登場したときに

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    2012年05月10日
  • IT時代の震災と核被害

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    東北の震災の際に関わったITのお話。パーソンファインダーとかUstとかポジティブな面と、人間のダイレクトな関係が支えたあの時期についての考察をさまざまな方がしています。今回ほどSNSが重要な役割を果たしたことはなかったと思う。でもいろいろと課題もあったのも実際です。私がもし使いこなせなかったらどうだったんだろう…気になったのは書き手の差かな?いろいろな人の観点から見れるのは面白いけど、明らかに当事者だった人と取材して他人事だった人の文章は違うと感じました。

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    2012年04月16日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    非常に面白い視点からの研究で、大変ためになった。もともと荻上チキさんはテレビ・ラジオ等で好きだったが、この本ですごい人なんだなぁと再認識させられた。自分はそれほどヘビーなネットユーザーでもないし、SNSも閲覧専門だが、そんな自分でも情報を鵜呑みにしないということが重要なことがよくわかった。

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    2012年03月09日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    何もしない善意より、何かする偽善の方がよいという言葉に対し、震災の様な有事の場合、何かするのなら結果につながらなければ意味がない的なことを著者が発言していた。

    この本でも震災の様な非常時には、デマは人を殺すことがあるというスタンスがとられている。
    限られた物資しかないのに、それがデマによって間違った所に届けられたりなど。

    意外とその当時ネットを見ていなかった自分としては、そんなの信じるか?というのも多いのだが、やはりその状況だったら信じてしまうのだろうか?

    普段から情報のソースの確認や少し考えてみることが重要だと思わされる一冊。

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    2012年03月08日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    ネタバレ

    ツイッターとかで目にする「拡散希望」とかに覚える気持ち悪さの正体がつかめたらと思えて読んだ。
    「善行へのスタンバイ状態」。そんな、みんな世間の役に立ちたいか。参加したいか。
    テレビよりツイッターの情報が早くて確実、って安易やな、と改めて思うし、東日本大震災の後のデマ、流言のまとめを見ると、今やから言えるんかもしれんけど、滑稽や。
    誰だって情報を発信できる世の中っていいことばかりではないし、むしろ悪いことが最近は目立ってる気がする。

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    2012年02月18日
  • IT時代の震災と核被害

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    今年気になったほぼ全ての方々が登場し、総括的に意見を述べられている感で、俯瞰的に、また各々方の比較をしながら読むことが出来ました。それによって、各々型の主張や活動の方向性をよりはっきり認識出来たように思います。
    新しい論はあまり無かったのですが、良書でした。いずれどの立場も論点も欠かされてはならないなと改めて痛感しました。

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    2011年12月31日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    第1章はとても面白い。
    毎年2%の経済成長というのは実にリーズナブルだ。
    たしかに立ち止まるというのは衰退を意味するわけで、0%成長というのはありえない。とはいえ、もういちど高度成長を行うのは無意味なわけで、この成長率は現実的だ。

    マクロは良く分からないが、会社経営の視点から見ても、成長期が終わって安定期に入った会社にとって、この程度で成長するのは、妥当なところだろう。

    国も会社と同じと考えたときに、GDPは粗利だというのは、非常によく分かる。
    粗利が毎年2%成長する。それは必要だし、それができなければ、いろいろと会社全体がきしみ始める。そしてそのきしみは、弱い部署や、新規事業や

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    2011年12月24日
  • IT時代の震災と核被害

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    震災直後、俺達があたふたしてる間にGoogleのエンジニアがパーソンファインダーを公開するに至る経緯がメイン。膨大な行方不明者の情報をオンラインで可視化する為に、社内エンジニアが処理できない分はボランティアに任せる…と言った経緯は感心した。Googleらしいフットワークは好感が持てた。無料PDF版だったのでここまで。

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    2011年12月05日
  • セックスメディア30年史 ──欲望の革命児たち

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    典雅社長のインタビューが稲盛和夫ばりにグッとくる内容だった。男でないばっかりに実感できない部分があるのは残念。

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    2020年02月16日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    世の中の効率化(年2%)をカバーした新たな仕事を作っていかないと,どんどん仕事がなくなっていくので,年2%の経済成長が必要というお話.企業の立場では,何%の利益率が適正なんだろう.高い方がいいに越したことはないだろうけど,それよりも人生が豊かになっていないと意味がないし.

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    2011年11月19日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    2011年5月発行。震災直後の「サーバーラック転倒」とか「コスモ石油爆発」などの、ネット上でのデマの拡散についての検証です。拡散によるインフラやタイムラインの圧迫、そして複数からの通報による警察等の業務の障害についても落ち着いて触れられています。事例は震災のものなので、タイトルには「東日本大震災の」とありますが、「ネット上での」と読み替えてもよいでしょう。
    社会では、流言・デマから、虚偽・隠匿に興味が移っています。デマとはいえなくても、SNSではいまも反射的ともいえるシェア・RTがたくさんあります。自分が発信しようとする情報に対して、内在的チェック、外在的チェックを行い、興奮や反射だけでない対

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    2011年11月19日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    3.11直後に主にツイッター上で拡散したデマ情報を取り上げ、どのようなことが起こったのか、実際はどうだったのかを紹介する本。こういった心理の移り変わりを記録するのは今しかできないことなので、資料的意味で非常に価値がある本だと思う。
    結局のところ、流言・デマに対抗するにはソースの確認を行うという地味で地道な作業が必要になる。でも、そんな面倒くさいことをやる人(検証屋)がいなくなったらどうなってしまうのだろう。

    内容としては、悪意を持ったデマを作る心理と、検証屋が受けるレッテル貼りへの対処が抜け落ちていたので、ここが気になります。
    しかし、流言研究って面白そうなジャンルですね。今後のネット社会に

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    2011年11月17日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    前に受けたとある論述試験で、災害時の情報提供がテーマになっていた。その時は全然知識なんてなくて、ただ思い付いたアイデアなんかを書きつづって終わったけど(もちろん落ちた…)、今の情報社会に生きてる一人として、知っておきたい分野だなと思って読んでみました。
    流言についてケース別に構成・説明されている。社会心理学とかヒトの行動心理の分析も合わせてなされていて最後まで興味深く読めた。
    デマを頭から信じない、「流言ワクチン」を持つこと。こういう考え方を学校とかで教えていかなきゃいけない時代なのかもしれない。

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    2011年11月15日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    ■概要
    コスモ石油コンビナート火災による有毒物質拡散など、東日本大震災の後に流れたいくつかの有名なデマの発生、拡散、沈静化の過程を紹介しながら、デマの影響を最小化する方策を検討する。

    デマは、情報の 重要さ×曖昧さ に比例して拡散する。
    大災害時には命に関わるような重要な情報が、誰もが混乱し、正確な情報を把握していないような曖昧さの中で急速に、広範に拡散する。
    その上、被災地外の人も高揚状態になり、曖昧な情報であっても、拡散することで、役に立っているつもりになりたい心理が働くことや、そもそも愉快犯が混ざることで、デマはより増大する。
    これらのデマは、緊急対応に当たる機関のリソースを無駄にして

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    2011年11月01日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    東日本震災直後、不安や情報不足から流言(うわさ)だけではなく、意図的なデマまでが拡散していった。
    現在は、TwitterやSNSなどで情報が簡単に共有でき、広がるのも早くなった。

    流言・デマを広げないためには、「止める、調べる、注意する」
    ・ソースの有無の確認、ソース情報の確かさの確認。
    ・Twiiter等の場合、グーグルリアルタイム検索で情報源を調べる。
    ・チェーメールや拡散ツイットした人に忠告してあげる。

    下の噂は、震災直後流れてきたな~
    ・日本では物質の空中投下が認められていない?
    ・辻村議員が自衛隊の救護活動を非難した
    ・黒い雨が降ってくる
    等々。。。

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    2011年09月26日