荻上チキのレビュー一覧

  • セックスメディア30年史 ──欲望の革命児たち

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    今の20代後半以降男子向?アダルトトイTENGA開発インタビューのモノづくりへの執念のくだりが秀逸。ポケベル~携帯なんかのコミュニケーションツールの変遷など、実はアダルトメディアって枠にとらわれてないかんじ。

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    2011年06月16日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    「働く」、「儲ける」厳しさを感じる昨今。
    本書はまずそのメカニズム、つまりこれまでの経済成長そのものを示す。
    続いてその2面の繋がりをそれぞれの立場から模索する。

    この2面に対して、それぞれの立場が互いにどういった認識を持って活動しているかが示され、その対比を通してそれぞれがどの部分に働きかけているかが明らかになっている。

    二分法で語られがちな社会やものの見方が、結局実際はその間にあるもので、その中でどう落とし前をつけていくかを考えさせられる。

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    2011年03月17日
  • 社会的な身体-振る舞い・運動・お笑い・ゲーム

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    [ 内容 ]
    激変するメディアは私たちの「身体」をどう作り替えてきたのか。
    ケータイを巡る「不安」、マスコミとネット論壇の「共存関係」、一発芸人の「意義」、ポスト社会運動と「身体化の快楽」…気鋭の批評家が、私たちを取り巻く2000年代のメディア環境に鋭く迫る画期的評論。

    [ 目次 ]
    第1章 有害メディア論の歴史と社会的身体の構築 有害メディア論十則
    第2章 社会的身体の現在―大きなメディアと小さなメディア ノート 「情報思想」の更新のために
    第3章 お笑い文化と「振る舞いモデル」
    第4章 ゲーム性と身体化の快楽

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆

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    2010年11月24日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    「最低限生きていける保障があれば、そこから先は市場と競争の原理に従わざるを得ないだろう、それを支えるため経済の成長が必要である」ということらしい。頭で考えてるだけでなく実現に寄与してほしいところではあるけど...

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    2010年08月22日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    日本の貧困問題について、経済学の立場から切り込んだ本です。
    この本を読んで、自分が経済学についてわかっているようでわかっていないこと実感。
    いろいろな政策がある中で、経済的合理性の視点で確認する必要があることを感じました。
    それと正規・非正規問題では、正規の雇用条件を悪く(解雇しやすくする)方向での解決策を考えていたけど、それでは受け入れられないから、他の方策を検討すべきというのは示唆に富んでいると思う。
    それにしても、贈与税や相続税減税は消費を減退させるって本当かな?大前研一さんも主張しているぐらいだから消費の活性化になると思っていたんだけどね~

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    2010年05月06日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    タイトルそのものの答えは、「日々社会は進歩→新しい価値を生み出さないと人が余る→成長そのものが社会を支えるために必要」というとこでしょうか。やっぱり少し詭弁かなと感じてしまう…
    Anyway, コーディネーターの経済学者が私より若いことに驚きました。キレのある文章を書くなー。論理構成やスタンスは賛同できますが、あらまほしき社会像というのはやはり個々違うのかな。
    それから、「年越し派遣村」を主催した湯浅誠さんのインタビューは面白かったです。単なる活動家ではなく、思想背景の部分や現実の戦略に落とし込む際の葛藤(「いかに中流階層に共感してもらうか」)などを垣間見ると、優れた人なんだろうなぁと思いまし

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    2010年04月23日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    知の生産と流通を大学という特権的な場から解放して、現代人の生活にもっと身近なかたちで展開することを組織目的とする「シノドス」が、現代社会を多角的に検討する「知」の交流スペースにおいて、経済政策、マクロ経済学者の飯田泰之氏、内閣府経済社会総合研究所主任研究官岡田靖氏、フリーライターの赤木智弘氏、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長の湯浅誠氏との対談を行い、その内容をまとめたのがこの作品である。
    連続対談では高度経済成長、若年失業問題、貧困問題を経て論壇における経済学の役割と多岐にわたったものである。
    何が貧困を救うのか、反貧困運動の最前線に立つ運動家と、経済学者が説く経済学的な合理

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    2010年02月08日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    貧困問題の解決を経済学の視点からアプローチ
    飯田泰之と他参加者との対談という形式
    対談=話し言葉なので読みやすい
    飯田泰之(経済学者)×岡田 靖(経済学者)
     …高度成長時代のまとめ タメになります
    飯田泰之(経済学者)×赤木智弘(「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」の著者)
     …赤木氏は発言も少なく 飯田氏の主張にやや取り込まれた感じ(あまり反対する要素がなかったのかな)

    飯田泰之(経済学者)×湯浅誠(「年越し派遣村」の主催者)
     …湯浅氏は飯田氏の提案に理解を示しつつ その方法では世間の理解を得られないから 自分はあえて(世間の認知を得やすい)回りくどい方法

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    2013年11月24日
  • 社会的な身体-振る舞い・運動・お笑い・ゲーム

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    ■目次

    第1章 有害メディア論の歴史と社会的身体の構築
    有害メディア論の構造/ソクラテスの文字批判/小説がバッシングされた時代/紙芝居批判と「教育紙芝居」の登場/「教育談義」に招き入れられるメディア/ メディア浸透の四段階仮説/たまごっちとポケベルをめぐる議論はなんだったのか/ニューメディアの登場と社会的身体の組み替え etc.


    第2章 社会的身体の現在──大きなメディアと小さなメディア
    身体拡張キット」としてのケータイとパソコン/使い分けられる身体/ケータイを身体化する子どもたちをめぐる二重の不安/「小さなメディア」時代の過剰なリテラシー要求/マスコミを「強化」するマスコミ批判/私たち

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    2009年10月15日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    ○186いままで、日本社会で何が社会保障的な機能を担ってきたかというと、特に地方経済についていえば、公共事業ですよね。
    ★再分配という手法であるとは思っていたけど、社会保障まで?あまりにも限定的なんじゃないか。確かにそういう一面は否めないけど。

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    2009年10月07日
  • もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―

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    ポリアモリーなる聞き慣れぬ用語が出てくるが、複数愛を価値観とする方々についての本。複数どころか単数もお相手がいない自分には羨ましいくらいにしか思えない。とはいえ本書にもあるが結婚しても価値観の擦り合わせはできないから、同じ価値観同士の出会いとなると逆に狭まるのかもしれぬ。
    たぶん、人間が文字を持たないくらいの石器時代はポリアモリーでないと集団が絶滅する可能性もあるだろうから時代によって変わるのではとも思う。ただ自分が子どもなら割り切れるか…。母親は確定としても種が誰か分からないのはモヤモヤしそう。

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    2026年07月01日
  • 孤独をほぐす

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    「なぜ人は、群れるのが嫌なのにさびしくなるのか」という帯のキャッチにひかれて読む。

    孤独と孤立は違う。孤独もいいものだ、という言説もあるけれどほんとうにそうか。人はなんらかの関わりがないと生きていけないのではないか。

    自己開示、苦手だなー。

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    2026年07月01日
  • 孤独をほぐす

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    豊富な挿絵とともに中高生にも分かりやすい語り口で書かれたエッセイ。

    コロナ禍における「趣味とストレス」の関係について。
    趣味が多い人ならストレスを溜めずに過ごせたのかといえば、必ずしもそうではない。
    一見、インドアな趣味を持つ内向型の人は自粛生活に強いと思われがちだが、実際にはそうした人ほど高いストレス反応を示していた。

    「ストレスへの感受性や性格など、もともと傷つきやすい人ほど内向型趣味を持っており、そうした人はコロナ禍でもしんどい思いをしやすかった」

    他、記憶に残った箇所をメモ。

    ・孤立と孤独の違い
    ・ニューロダイバーシティ
    ・オンライン脱抑制には良性的なものと有毒的なものがある

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    2026年06月20日
  • 孤独をほぐす

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    なぜ人は群れるのが嫌いなのに、さびしくなるのか。内なる孤独を掘り下げるヒントを整理しながら、社会がいかなる孤独を生み出しているのかをさまざまな角度から考察する。『PHP』連載を加筆修正し書籍化。

    後半のディズニー映画を例にしているところが、ディズニーに全く興味がなくよく分からなかった。

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    2026年06月17日
  • 「あの選挙」はなんだったのか 2024衆院選・2025参院選を読み解く

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    第7章参政党の「躍進」はなぜ起きたのか?、での、「2025年6月の都議選で参政党に投票した人たちの追跡調査」分析が興味深い。

    YouTubeを経由してのファクトチェックがむしろ逆効果であること、社会的経済的状況が困難な人が参政党を支持しているという言説はデータからは読み取れないこと、など。
    「オールドメディア」という言葉でテレビや新聞が貶められることの危うさを感じる。

    第8章永井玲衣さんの、選挙を考えるとはどういうことなのか?ー政治と社会と暮らしをめぐる哲学対話ーもおもしろかった。

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    2026年05月06日
  • もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―

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    気になっていたテーマ。用語等が整備されており体系的な理解に役立った。
    どことなく、ポリーのほうがモノガミーよりも相手を尊重しており深い恋愛をしている。という主張を感じた。
    個人的には、複数愛について拒否反応があり、それは社会のルールだからと言うよりは本能的な部分から出てくるものと感じる。現代においてモノガミーな恋愛が社会規範とされるに至った経緯や、種の存続としてのなにか合理的な理由があるのかを知りたくなった。

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    2026年04月30日
  • もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―

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     現在の結婚制度について考え直すきっかけとなる本だった。以前から異性愛規範に対する批判等があるということは知っていたが、それに加えて本書は「なぜ二人でなければならないのか」ということを考えることができる。
     そもそも今まで「浮気」と「ポリアモリー」を混合して考えていたが、この本を通してそれらをしっかり自身のなかで定義づけして、理解することができたように思う。
     ポリアモリーは当事者間の合意形成が鍵となるが、本書に登場人物のなかには合意ができていないまま、多少の不満を抱えながらも関係性を継続するような事例も取り上げられていた。合意形成がない状態で他のパートナーと関係を持った場合、それは不貞行為に

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    2026年04月23日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    第2段。
    以前よりもより多様性という視点からの話が増えた印象。
    多様性の話ってとても難しいなとつくづく感じる。
    マイノリティと思われる位置に立っていても、また別の立場・カテゴリーから見れば、
    他の多くの人と同じステレオタイプであるかもしれず。
    その人が属するもの(持って生まれたものや価値観や環境などなど)によって、
    多様性で語られることはさまざまに広がり、
    全方向へと気を配るのは至難の業で、
    でもその気くばりすら持たずにいては、いつまでも世の中変わっていかないという難しさ。
    「道具の魔力」という章が身に染みた。
    言葉という道具を、何の代わりとして使うのか。
    「心の歯磨き」、「脱皮の後に」では、

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    2026年03月30日
  • 夜の経済学

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    日本には何人の「フーゾク」嬢がいるのか?
    前半は経済学者の飯田が門倉貴史の著作などを手掛かりに風俗や個人売春の規模や属性、地域差などを調査する。元データや推測の過程、具体的な利用イメージ以外にも、不確かさなども記述してくれているのは好感。結果ふわっとしたイメージと近いデータが出てくる辺り、そう外れてはいないんだろう。
    後半はあまり興味ないので流し読み。

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    2026年01月31日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後になって、あの日々を折に触れて思い返す。ほんとに大変だった。その最中に発信するのは、かなり勇気や覚悟がいる部分もあっただろうと思う。よく読んでいる著者たちの、その時の考えを読めたのは、貴重だなと思う。

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    2026年01月21日