荻上チキのレビュー一覧
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知らない世界ばっかでした。いや、ちょっとは知ってたかな笑
内容は、事例に基づいた報告と考察といった感じ。
性に関する表と裏のビジネスや世間の考え方、法規制の流れがするするーっとつかめた。
とりあえずTENGA社長の熱意に感動しました。障害者の性問題に関しては、多くのヒトが考えているんだなあと。良心的だからこそ、性に良い循環が生まれている。一方で、情報の非対称性を利用したあくどいサービスも残り、ただそういうものは、これからの時代どんどん駆逐されていくんじゃないかと。スマートフォン利用の拡大とソーシャルの流れを受け、どう変わっていくのか。性に関するビジネス、今後も注目です。 -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
激変するメディアは私たちの「身体」をどう作り替えてきたのか。
ケータイを巡る「不安」、マスコミとネット論壇の「共存関係」、一発芸人の「意義」、ポスト社会運動と「身体化の快楽」…気鋭の批評家が、私たちを取り巻く2000年代のメディア環境に鋭く迫る画期的評論。
[ 目次 ]
第1章 有害メディア論の歴史と社会的身体の構築 有害メディア論十則
第2章 社会的身体の現在―大きなメディアと小さなメディア ノート 「情報思想」の更新のために
第3章 お笑い文化と「振る舞いモデル」
第4章 ゲーム性と身体化の快楽
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
日本の貧困問題について、経済学の立場から切り込んだ本です。
この本を読んで、自分が経済学についてわかっているようでわかっていないこと実感。
いろいろな政策がある中で、経済的合理性の視点で確認する必要があることを感じました。
それと正規・非正規問題では、正規の雇用条件を悪く(解雇しやすくする)方向での解決策を考えていたけど、それでは受け入れられないから、他の方策を検討すべきというのは示唆に富んでいると思う。
それにしても、贈与税や相続税減税は消費を減退させるって本当かな?大前研一さんも主張しているぐらいだから消費の活性化になると思っていたんだけどね~ -
Posted by ブクログ
タイトルそのものの答えは、「日々社会は進歩→新しい価値を生み出さないと人が余る→成長そのものが社会を支えるために必要」というとこでしょうか。やっぱり少し詭弁かなと感じてしまう…
Anyway, コーディネーターの経済学者が私より若いことに驚きました。キレのある文章を書くなー。論理構成やスタンスは賛同できますが、あらまほしき社会像というのはやはり個々違うのかな。
それから、「年越し派遣村」を主催した湯浅誠さんのインタビューは面白かったです。単なる活動家ではなく、思想背景の部分や現実の戦略に落とし込む際の葛藤(「いかに中流階層に共感してもらうか」)などを垣間見ると、優れた人なんだろうなぁと思いました。 -
Posted by ブクログ
知の生産と流通を大学という特権的な場から解放して、現代人の生活にもっと身近なかたちで展開することを組織目的とする「シノドス」が、現代社会を多角的に検討する「知」の交流スペースにおいて、経済政策、マクロ経済学者の飯田泰之氏、内閣府経済社会総合研究所主任研究官岡田靖氏、フリーライターの赤木智弘氏、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長の湯浅誠氏との対談を行い、その内容をまとめたのがこの作品である。
連続対談では高度経済成長、若年失業問題、貧困問題を経て論壇における経済学の役割と多岐にわたったものである。
何が貧困を救うのか、反貧困運動の最前線に立つ運動家と、経済学者が説く経済学的な合理性。
シノドスが目指す知の交流がますます広がる日本社会を作っていくことの重要性を思った作品である。 -
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貧困問題の解決を経済学の視点からアプローチ
飯田泰之と他参加者との対談という形式
対談=話し言葉なので読みやすい
飯田泰之(経済学者)×岡田 靖(経済学者)
…高度成長時代のまとめ タメになります
飯田泰之(経済学者)×赤木智弘(「『丸山眞男』をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。」の著者)
…赤木氏は発言も少なく 飯田氏の主張にやや取り込まれた感じ(あまり反対する要素がなかったのかな)
飯田泰之(経済学者)×湯浅誠(「年越し派遣村」の主催者)
…湯浅氏は飯田氏の提案に理解を示しつつ その方法では世間の理解を得られないから 自分はあえて(世間の認知を得やすい)回りくどい方法を取っていると発言 さすが歴戦の活動家といった感じ
飯田氏の貧困問題の解決に対する提案は次のとおり
・人間はほっといても年2%程度生産効率がUPするので 成長しないと人がその分人が余ってしまう
・全員が2%づつ貧しくなるのではなく、特定の人(ロスジェネ)にしわ寄せ(貧困)が行っているのが現在の状態
・解決策は、年2%程度で穏やかに経済成長すること
・賃金に比例して支給額の増える「擬似ベーシックインカム」の導入 =政治時に受け入れやすい育児に対する給付から初めて徐々に最低所得手当的なものにする=>子供手当て?
・財源は社会保障費の配分見直し=>公共事業(事実上の社会保障費支給)を廃止 =仕分け?
※飯田氏は時々民主党の政策を連想させる発言をする…民主党の関係者?
※リフレ派の「経済成長で全て解決」という論理に対して、池田信夫は「経済成長はそんなに簡単なものじゃない」と反論 -
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■目次
第1章 有害メディア論の歴史と社会的身体の構築
有害メディア論の構造/ソクラテスの文字批判/小説がバッシングされた時代/紙芝居批判と「教育紙芝居」の登場/「教育談義」に招き入れられるメディア/ メディア浸透の四段階仮説/たまごっちとポケベルをめぐる議論はなんだったのか/ニューメディアの登場と社会的身体の組み替え etc.
第2章 社会的身体の現在──大きなメディアと小さなメディア
身体拡張キット」としてのケータイとパソコン/使い分けられる身体/ケータイを身体化する子どもたちをめぐる二重の不安/「小さなメディア」時代の過剰なリテラシー要求/マスコミを「強化」するマスコミ批判/私たちはテレビを求め、加えてウェブを求めた etc.
ノート 「情報思想」の更新のために
「形式/内容」の議論が見落としているもの/単純化された社会モデルの落とし穴/メディアは思想を作り出す etc.
第3章 お笑い文化と「振る舞い」
「役割モデル」と「振る舞いモデル」/「キャラみせ」が主流になった二〇〇〇年代の「お笑い」/「キャラ要素」と「バトル要素」の先鋭化/視聴者と芸人の関係の時代変化/「どっきりのどっきり」に見るテレビ空間の成熟度/振る舞いモデルとしての「一発屋」/ワイプ画面で試みる「お約束の共有」/ニコニコ動画と振る 舞いの連鎖 etc.
第4章 ゲーム性と身体化の快楽
「ゲーム性」と快楽/「毎日WaiWai騒動」に見るカスケード現象/「祭り」に参加する三種類のプレイヤー/「国籍法騒動」とカスケードの政治力/グーグルSVと「操作性の快楽」の二面性/ポスト社会運動を担う「行為体」/ポスト社会運動と身体のゆくえ etc.
■レビュー
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Posted by ブクログ
豊富な挿絵とともに中高生にも分かりやすい語り口で書かれたエッセイ。
コロナ禍における「趣味とストレス」の関係について。
趣味が多い人ならストレスを溜めずに過ごせたのかといえば、必ずしもそうではない。
一見、インドアな趣味を持つ内向型の人は自粛生活に強いと思われがちだが、実際にはそうした人ほど高いストレス反応を示していた。
「ストレスへの感受性や性格など、もともと傷つきやすい人ほど内向型趣味を持っており、そうした人はコロナ禍でもしんどい思いをしやすかった」
他、記憶に残った箇所をメモ。
・孤立と孤独の違い
・ニューロダイバーシティ
・オンライン脱抑制には良性的なものと有毒的なものがある
・性愛規範性を基礎とする結婚制度はさまざまな差別を肯定してきた
手軽に読めるボリュームなので、「読んで損はない」と思える一冊だった。