荻上チキのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ学生の自分には、ツーショットダイヤルなどの旧コミュニケーションツールの話が理解しにくかった。でも、人々がどのようにしてコミュニケーションをしていこうとしたかは理解できた。アダルト産業界で働いている人のインタビューがあったのが一番良いと思う。
アメリカ法学者
ローレンス・レッシグ「CODE」
「四つの制約」
市場、法、道徳、アーキテクチャ
4つの力が対象に規制をかけ、特定の「あるべき形」に留まるようにコントロールをしようとしている。
例
風俗店利用者を減らしたい
法:風営法 条例
市場:課税 価格釣り上げ
道徳:呼びかけ
アーキテクチャ:風俗店そのものが繁栄しにくい都市環境をつくる
「より良 -
Posted by ブクログ
ネタバレ出版されたのが2011年5月20日。震災発生から2ヶ月後という、かなり早い段階でこれぐらいの内容を本としてまとめて出版できたことそのものに対して、まずは評価すべきでしょう。内容はやや少なめながら、論そのものはそんなにペラくなく、しっかり読ませてくれます。
「流言やデマを信じた人たちの行動が「善意」に基づくものであっても、そえrが「善行」として機能せず、むしろ救命活動のためのチャンスロスを生んでしまう」という論はごもっとも。そういったことを理解し、自分自身で情報を咀嚼し、理解して吟味する必要を感じます。
震災発生直後は忙しかったからTwitterなんて全く見なかったから、この本を読んで改めて -
Posted by ブクログ
恐ろしい。
流言やデマが流されることが、ではない。自分がそういったデマを流す側になってしまう可能性があることだ。
この本のデマのいくつかは、僕もTwitter上で見かけた。
○○で爆発が起きた。○○で助けを求めている。被災地で犯罪が多発している・・・。
RTはしなかったと思うが、いくつかは、信じていた。何も考えずにRTすることは、デマを広め人の命を奪う可能性もあるということだ。
デマを広めないためには、
情報を疑うことが必要。
不確かな情報にも関わらず、拡散を希望するような内容や、マスコミが報じていないが、などの枕詞があるものにも注意、とのこと。
東日本大震災を同じ日本の当事者として、もう -
-
Posted by ブクログ
昔,吉村昭の『関東大震災』を読んだ。当時は,デマに惑わされる人々の過剰反応で,人命が失われる悲劇があちこちで現出。だいぶ様相は異なるものの,今回の震災でもやはり一時的にデマが広がり問題となった。
著者はブログで震災デマの検証をやってたそうだ。流言やデマが広がる集団心理や情報環境に注目して,デマに強い社会を目指すにはどうすればよいか探る。デマには基本的パターンがあるので,そういうのに既視感を抱いて盲信してしまうことのないように耐性をつけるのが肝要。
情報が人から人へ伝えられる連鎖的コミュニケーションでは,情報の一部だけが強調されたり,一部が削られたり,人々の思いに沿うよう変形されていく。コ -
Posted by ブクログ
様々な流言に予め触れ、どんなものがあるか知っておくだけでも、自分が広げる側にならない為のひとつの対策になる、ということで、
注意喚起を促すもの、救援を促すもの、救援を誇張するもの、支援活動を論難するもの
を具体例を交えて紹介してある。
自分自身もツイッター上でそうした情報が渦巻く渦中にいた自覚があったので、そのとき自分が考えていたことでも、反省させられることもしばしば。
マスコミを志す者として、非常時の流言に対しても迅速に情報の真偽を確かめ、ソースを提供していくことも、マスコミの役割として今後必要になるのではないかと思う。
現在事実関係を確認中だという形での報道も、非常時には必要なのかな -
Posted by ブクログ
”人はなにもしなくても慣れやコツの会得により2%くらいは年々成長していく。そのままでは従業員100人を必要としていた企業は翌年98人で事足りることになる。だから経済成長をしなければ失業が増えてしまうのだ”
慶応義塾大学で現代社会論を教えている飯田泰之さんが、エコノミストで戦後の成長を見続けてきた岡田靖さん、希望は戦争というフレーズで一躍有名となった赤木智弘さん、反貧困運動の代表格である湯浅誠さんとの対談をまとめた書。
物凄く「分かりやすく」書かれているのは感じるが、私には「分からな」かった。本書に出てくる人はみな経済学を学んでおり(飯田さんは自身を経済ド素人だと言っており謙虚である)、学ん -
Posted by ブクログ
知らない世界ばっかでした。いや、ちょっとは知ってたかな笑
内容は、事例に基づいた報告と考察といった感じ。
性に関する表と裏のビジネスや世間の考え方、法規制の流れがするするーっとつかめた。
とりあえずTENGA社長の熱意に感動しました。障害者の性問題に関しては、多くのヒトが考えているんだなあと。良心的だからこそ、性に良い循環が生まれている。一方で、情報の非対称性を利用したあくどいサービスも残り、ただそういうものは、これからの時代どんどん駆逐されていくんじゃないかと。スマートフォン利用の拡大とソーシャルの流れを受け、どう変わっていくのか。性に関するビジネス、今後も注目です。