荻上チキのレビュー一覧

  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    きっと最後は世の中を、どう解釈するなのかな。好きなものは手放してはいけない。時に自分を子どもに還してみる。いま、必要なのは。

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    2021年12月05日
  • みらいめがね それでは息がつまるので

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    共感する部分もたくさんあり、自分の弱さも受け入れるチキさんにもっと興味を持ちました。
    チキさんの行動力はやはりすごいと思います。

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    2021年11月09日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    「この制約はなぜあるの?」「相手も落とす、自虐は禁止」「好きなもので心を守ろう」…。生きにくさをはじき飛ばす、荻上チキとヨシタケシンスケのエッセイ集。『暮しの手帖』連載を書籍化。

    本当に生きにくい。

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    2021年11月03日
  • みらいめがね それでは息がつまるので

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    『みらいめがね2』から読み、本書を読んだ。やはり、荻上チキさんの文章は心地良かった。語り口もそうだけれど、色々と救われる言葉が多い。単純にすごいなぁと思う。「学ぶ」ことや知りたい欲求を満たそうとするその純粋な気持ちがうらやましく感じる。
    『多様性』。人は人の数だけ幸せの形があっていいし、尊重できるようになりたい。これまで生きてきて社会とか常識から、知らないうちにかけさせられている『めがね』がいくつもある。外してみたら見え方も感じ方も変わるかもしれない。変えたい。

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    2021年10月13日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    失礼ながら、荻上チキさんのことも、著書も知りませんでした。

    『みらいめがね』となにやら「ドラえもんの道具的」な響きに惹かれて購入。しかも『2』から。

    結果すごい良かった。共感できる部分が多く、ひとり電車のなかでブンブンうなづきながら読んでました。

    とくに響いたのは『自虐の落とし穴』『「フレーミング」に気をつけろ』のところ。

    自分ひとりの視点では見えない、あるいは見えづらかったもの、気づけなかったものを本を通して見せてくれる『めがね』でした。

    読んでよかった。

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    2021年09月30日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の未来のお話が1年経った今も現在進行形の状況でもフィットする内容でした。専門分野の方達がそれぞれの違った視点で社会とパンデミックの関わり合いがとても参考になりました。今後さらに深掘りしたいですね。

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    2021年06月15日
  • セックスメディア30年史 ──欲望の革命児たち

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    出会い系、オナニー、風俗を真面目に考察したもの。

    たしかに食欲、睡眠欲は大っぴらに考察も議論もされているが、性欲になると話題にすること自体憚られるか、性的搾取の構造に議論がすり替わる。

    性産業は決してアングラなものではない事が分かる。

    しかし当然、性的搾取や女性の貧困など問題は多数あるが、この本では触れていない。

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    2021年06月04日
  • 検証 東日本大震災の流言・デマ

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    ネタバレ

    検証 東日本大震災の流言・デマ
    荻上チキ著
    2011年5月20日発行 
    光文社新書

    東日本大震災が起き、フクイチ事故に至った時、一時、石原都知事(当時)が、パチンコ屋の営業や自販機を止めれば、節電が出来ると繰り返し訴えていましたが、あれは実はネットでのデマから始まったことをご存じでしたでしょうか。
    私は知らなかったが、この本に経緯が詳しくかかれています。

    セ・リーグの公式戦を予定通り開催すべきかどうかの議論が起きた時、試合を強行しよとして批判を浴びたジャイアンツ。親会社の読売新聞が「東京電力管内の主な産業や施設などの電力消費量」という表を掲載したが、誰かが、その一部だけを切り取り、ランクの

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    2021年03月15日
  • 日本の大問題―――残酷な日本の未来を変える22の方法

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     なるほど、大人になってから読み直せる社会の教科書だ。中学生でも理解できるくらいわかりやすい。
     自分の知らない間に教育や子どもに関わる法律がいくつも施行されていることを知ったし、知らなかった概念やキーワードも多かった。自分と社会との関わりを見つめなおす必要があるな。
     チキ氏の提案はどれも納得がいくものだが、実現が難しいものが多い。
     自分は何ができるだろうか。

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    2020年12月15日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    誰もが気になっているだろうし、自分も気になっているコロナ後の社会。それを考えるヒントになりそうだと思って読んでみた。

    読んでみて、やはりコロナ後の世界は誰にもわからないのだという、当たり前だけれどちょっとホッとする自分なりの結論。でも、少なくともコロナ以前に戻ることはないし、新しい社会を作り上げる(あるいは、遠い未来に実現するはずだった社会を、少し近い未来に実現する)ことになるのだろうという予測はたった。

    その時に、どんな未来が待っているのか、自分はその未来でどのように立ち振る舞うのかを、いま考えなければならないという感覚を持った。

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    2020年11月14日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    某所読書会課題図書.養老さんとブレイディみかこさんに出てきたブルシット・ジョブとキーワーカーの対比、世界レベルのアイデンティティの創造(p71)、政府とIT企業の連携で見えてくる世界(p77)、国家を超える連帯の必要性(p87)、リベラル層が強権発動を言い募る危うさ(p99)、ケア階級の再認識(p133)、人と会うことの暴力性(p142)、指定感染症への指定とその後の対応(p173)などなど、考えさせられる視点が多かった.

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    2020年10月24日
  • すべての新聞は「偏って」いる ホンネと数字のメディア論

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    第一部「新聞はいかにして「偏る」のか」は、タイトル通りの内容。原発再稼働問題などのいくつかのテーマについて、各紙の記事を引用しながら、各紙のスタンスというか、右か左かのポジションを浮き彫りにしているのが面白かった。
    また、同じ右や左でも、各紙の個性のようなものもあって、それもまた面白いです(特に産経の資質という言葉に関するダブルスタンダードの指摘は面白かった)。
    第二部は世論調査が各紙でやり方違うとか、第三部は書評欄の裏側とかが書かれていて、興味深かったです。
    ちょっとだけ新聞読みたいと思ったけど、まあ読まないかな。読むとしたら飛ばし記事が得意な日経かと。

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    2020年10月09日
  • セックスメディア30年史 ──欲望の革命児たち

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    ガールズバー研究のために読書

    出会い系の変遷が面白かった
    (今のティンダーとかみてると、すごい時代になったなと思っていたが、テレクラ、電話帳から始まり昔から形は違えど知らない誰かと繋がるツールを人は求めていて、その延長上にいまのかたちがある。つまり、進化してより使いやすくなったし、誰かと繋がりたいその感情はなんら恥ずかしいことではないと思えた)

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    2020年08月26日
  • いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識

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    データで語るいじめについての話。
    徹頭徹尾、データやいじめ対策の歴史などを参照していじめを論じた、いじめに関する基本がわかる本でした。

    いじめが起こりにくい「ご機嫌な教室」を作るために教師がするべきこと、いじめの早期介入がなぜ大切なのか、ネットいじめと教室でのいじめの違い、子供の成長に伴ういじめ方の変化、命を語る道徳でいじめが減るのか……など、いじめに関する疑問についてはこの本を読めば一通りは理解できるのではないでしょうか。これらの話がさまざまなデータに基づいて展開されているので、説得力が違います。

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    2020年07月26日
  • 経済成長って何で必要なんだろう?

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    意欲的な対談集。

    個人的には、内容というよりも、
    やったことに意義ありと感じる。

    赤木智弘氏、湯浅誠氏の反応が一々興味深い。

    ともあれ、がんばっている若手の存在に刺激を受ける。

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    2020年04月03日
  • ブラック校則

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    「こんなヒドイ校則がある」と言うようなトンデモ
    校則の内容を挙げつらう本ではありません。

    何のために校則はあるのか。本来はどうあるべきか。
    ひどい校則に対して保護者はどうあるべきか。などを
    真剣に考えるキッカケとなる本です。

    多くの識者が意見を寄せている編書と言う体裁を
    とっています。その中では、大阪の黒髪への強制染め
    と銀座のアルマーニ制服の2つの象徴的な事例を
    多くの人が取り上げているのが印象的です。

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    2020年02月06日
  • いじめを生む教室 子どもを守るために知っておきたいデータと知識

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    いじめを生むのは「心」ではなく、「教室」(環境)だという指摘。
    いじめを減らすにはどうしたらいいかわからなくても、どうしたらいじめを増やせるかを考え、その要素を減らすという発想はわかりやすい。
    徹底的にデータを基にした、いじめへの対応策の数々。討論するより、まずは研究結果について勉強した方が良さそうだ。

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    2020年01月21日
  • 日本の大問題―――残酷な日本の未来を変える22の方法

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    歴史的背景から現在の日本の問題がコンパクトにまとまっている。個々の論点では同意できないところはあるけれど、わかりやすい

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    2019年09月23日
  • ブラック校則

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    社会学の実践的手法としても勉強になる本。
    こういう身近な問題を、きちんと議論の俎上に載せるやり方を、中高生などのうちに身に着けるとよいと思う。
    そして実際、不条理な校則に苦しんでいる現場の人たちが、なるべく早く少なくなりますように。

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    2019年09月09日
  • 彼女たちの売春(ワリキリ)

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    社会調査のような雰囲気で、同様のテーマを扱っている鈴木大介氏との風合いの違いが気になっていた。が、あとがきを読んで納得。

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    2019年06月05日