荻上チキのレビュー一覧

  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    色々と考えさせられました。
    歳を重ねれば重ねるほど
    視野もピントも限られてきます。
    だからこそいろんな「めがね」が必要に、大事になってくる。
    とあとがきに有りました。
    ようやくここでタイトルのみらいめがねが腑に落ちたのです。

    「フレーミング」に気をつけろ
    は特に再認識と反省をしながら読みました。
    フレーミングとは枠付けと呼ばれる理論で、ものの見方を誘導するような「提示の仕方」をよぶようです。
    私も全ての差別に加担し無自覚だったと。

    本を読むこと、知識を得ること、考えることは時には痛みを伴い、なんて愚かな人間なのだろうと恥ずかしくなることも有ります。
    久しぶりに読書の楽しみを味わえました。 

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    2025年07月26日
  • こんな世界でギリギリ生きています

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    チキさんのこのシリーズは(ヨシタケシンスケさんがイラストを描いていると言うこともあって)好きなシリーズ。
    今回はウクライナ取材の様子

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    2025年07月14日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    わかる
    わかるが
    表現の多様性保つの素人は難しいぞ。
    自虐も二つの穴に誘ってるフレームは気づかなかった。

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    2025年06月12日
  • もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―

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    面白かった。ポリアモリーの入門としてこの本は押さえておくべき本かと思います。筆者がどういう動機でこの本を書くに至ったか、詳しくは語られないが、最後まで読んで腑に落ちるところがあった。私もまた、日々関係指向を問い続けている身なので、参考にしたいと思った。

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    2025年04月30日
  • こんな世界でギリギリ生きています

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    荻上チキとヨシタケシンスケが同じテーマについて違った角度からみてのエッセイを綴る。もちろんヨシタケシンスケの方は、絶妙なイラストがついている、というか主役。
    さすが、暮しの手帖に連載されていただけあって、身の回りの人や道具、世の中との付き合い方が地に足がついている感じだ。 特にウクライナに関する取材をもとにした章は身に迫ってくるものがあった。

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    2025年04月12日
  • こんな世界でギリギリ生きています

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    荻上さんの言葉と、それを読んだヨシタケさんのほのぼのしたイラスト。
    まえがきにあるように、「いい塩梅」のエッセイだと思います。

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    2025年03月15日
  • こんな世界でギリギリ生きています

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    「暮しの手帖」で連載させているコラム。
    毎号読んでいますが、出版本を初めて読んでみました。
    2021年3月から2023年9月までの掲載コラムです。
    少し時が経って再読すると感じ方が変化するものですね。
    あの頃はまだコロナの混乱期だったなぁ。
    あの頃と言ってしまうのはまだ早いのは分かっているけど、なんかそう感じてしまう。
    それほどの生活様式の変化っぷりでした。
    ウクライナとロシアの戦争はまだ終わらず、トランプ大統領再選によって動きは出てきているものの、動向は不透明…
    荻上チキさんが現地で見聞きした戦争の姿がリアルで恐ろしくなる。
    そこにヨシタケシンスケワールドのイラストとことばが添えられて、読み

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    2025年02月16日
  • こんな世界でギリギリ生きています

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    日々のストレス、新型コロナ罹患、ウクライナ取材…。身近な話から時事的な話題までを綴った荻上チキのエッセイと、それに呼応するヨシタケシンスケのイラストを収録する。『暮しの手帖』連載を書籍化。

    荻上チキの文章の後のヨシタケシンスケのイラストとお話がいい。

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    2025年01月26日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    【目次】

    はじめに(荻上チキ)

    祖母の思い出

    趣味はつらいよ

    道具の魔力

    心の歯磨き

    脱皮の後に

    香港のデモと奪われゆく日常

    僕もヒーロー

    自虐の落とし穴

    耐えるのではなく変える

    味をしめる

    惰性を自覚する

    「フレーミング」に気をつけろ

    会話の作法

    時間に誘われて

    あとがき(ヨシタケシンスケ)

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    2025年01月07日
  • 選挙との対話

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    ・なぜ自民党の一強体制が続いているのか?
    ・投票行動には何が影響しているのか?

    こうした選挙で気になる問いに対してデータを用いて客観的に考察して納得感ある結論や示唆が明確に示されているので勉強になった。選挙に関するデータや研究が多数紹介されている良い本だと思います

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    2024年11月23日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    読みやすい。
    今の時代の多様性を受け入れたり、他人を尊重する風潮を感じる話が多く、良い時代になってきてるんだなぁと感じた。
    あとがきのヨシタケシンスケさんの話にも気付かされるものがあった。
    歳を取るにつれて、みえない部分を自覚してくる。
    それを補うめがねが、みんな必要なんだと。
    ふっと力が抜けるエッセイだった。

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    2024年10月20日
  • みらいめがね それでは息がつまるので

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    エッセイって、「ふんふん」って気軽に読めるから好き。
    荻上チキさんの柔らかい考え方に心がフワッと軽くなりました。
    うつ病のことについてはすごく共感できたし、呪いの言葉や生きづらさについてのところは繰り返し読みたいくらい。
    ヨシタケシンスケさんのイラストもほんわかしてて癒されました。

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    2024年10月20日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    生きていると色々な制約とか枠組みとかが幾重にも張り巡らされていて、それに引っかからない様にする術を身につけるのが今までの教育だったのでしょうか…。これからはそれを飛び越えていける術を身につけるのが教育となって欲しいと思います。

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    2024年08月20日
  • 社会問題のつくり方 困った世界を直すには?

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    無力ではなく、微力。
    この言葉に尽きるような気がする。

    革命を起こすのではなく、たくさんの様々な人、そして特に「少数派」と言われる人が生きやすい社会は、誰にとっても生きやすい社会になるよね、と思う。

    強い言葉、鋭い言葉がもてはやされることの意味を考えた。

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    2024年07月15日
  • もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―

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    アセクシュアルな私はモラハラ夫が私に「嫌な言動をしてしまうのはレスによるストレスが原因」と言われて、「彼女でも作れば」と本気で言って怒らせた。ある意味自分もポリーなのか…と本書を読んで思った。

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    2024年05月01日
  • 社会問題のつくり方 困った世界を直すには?

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    社会運動の手順を、イラストを基調にしながら説明する珍しい本。具体的な社会問題に関心を持った子どもに勧めたい。中学生向け。

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    2024年03月28日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    ネタバレ

    こうして両祖母のことを思い出しながら書いていても、二人の内面のことはよくわからない。ただ振り返れば、僕が生きているだけで、喜びを覚える人がこの世にはいたのだという事実が、今になって意味を持つ。老いや死は、その人の足跡までをも小さくはしない。

    常に何かを、しかも同時並行で行っていないと気が済まない時間貧乏性。お風呂でも本を読んだり、動画を見たりするし、寝る前のストレッチの時も漫画を読んでいたりする。筋トレの時も映画やアニメを見るし。インプット過多で、咀嚼不足。つくづく、一つに集中するのが苦手である。

    「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」なんて、勝手に決めつけてはいけません。ある立場

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    2024年03月27日
  • 社会問題のつくり方 困った世界を直すには?

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    2024/2/17のJ-WAVE「BIBLIOTHECA」のブックシェアリングで取り上げられた本。
    分かりやすい説明と、かわいいイラストは小学校高学年や、中学生にも受け入れられると思う。
    「理不尽に順応することを、成長と呼んでいるみたいだ」のフレーズにドキッとする。
    「理不尽な校則」に「順応」せず、変えていく方法があることを、若いうち知ってもらうために、是非小中学生に手に取ってもらいたい作品でした。

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    2024年03月09日
  • もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―

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    ポリアモリー・ノンモノガミーを実践する人の実態を記した一冊。

    日本社会において複数愛を実践する人がほとんど不可視化されているという問題意識の中で、多くの当事者にインタビューしてその実相が書かれている。
    新たに知ることが多々あり、とても興味深かった。

    ・モノ規範の中で、当事者が抱える自責やスティグマ、罪悪感について。ポリアモリーであるがゆえの苦しみではなく、ポリアモリーを不可し化し、異端として扱う社会システムゆえの苦しみが多い。
    ・ポリカップルの離別要因は、複数愛者でも単数愛者でも変わらない性的問題、金銭問題など。しかし破局すると周囲からは「当然」と思われる。
    ・性的なものとして見る社会と、

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    2024年03月06日
  • きみの人生はきみのもの 子どもが知っておきたい「権利」の話

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    「こういう相談先があるんだな〜」という新しい発見がたくさんあった。
    個人的に興味があったボランティアと関連する情報も得られた。

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    2024年03月05日