荻上チキのレビュー一覧

  • 社会問題のつくり方 困った世界を直すには?

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    無力ではなく、微力。
    この言葉に尽きるような気がする。

    革命を起こすのではなく、たくさんの様々な人、そして特に「少数派」と言われる人が生きやすい社会は、誰にとっても生きやすい社会になるよね、と思う。

    強い言葉、鋭い言葉がもてはやされることの意味を考えた。

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    2024年07月15日
  • もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―

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    アセクシュアルな私はモラハラ夫が私に「嫌な言動をしてしまうのはレスによるストレスが原因」と言われて、「彼女でも作れば」と本気で言って怒らせた。ある意味自分もポリーなのか…と本書を読んで思った。

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    2024年05月01日
  • 社会問題のつくり方 困った世界を直すには?

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    社会運動の手順を、イラストを基調にしながら説明する珍しい本。具体的な社会問題に関心を持った子どもに勧めたい。中学生向け。

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    2024年03月28日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    ネタバレ

    こうして両祖母のことを思い出しながら書いていても、二人の内面のことはよくわからない。ただ振り返れば、僕が生きているだけで、喜びを覚える人がこの世にはいたのだという事実が、今になって意味を持つ。老いや死は、その人の足跡までをも小さくはしない。

    常に何かを、しかも同時並行で行っていないと気が済まない時間貧乏性。お風呂でも本を読んだり、動画を見たりするし、寝る前のストレッチの時も漫画を読んでいたりする。筋トレの時も映画やアニメを見るし。インプット過多で、咀嚼不足。つくづく、一つに集中するのが苦手である。

    「ミッドライフ・クライシス(中年の危機)」なんて、勝手に決めつけてはいけません。ある立場

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    2024年03月27日
  • 社会問題のつくり方 困った世界を直すには?

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    2024/2/17のJ-WAVE「BIBLIOTHECA」のブックシェアリングで取り上げられた本。
    分かりやすい説明と、かわいいイラストは小学校高学年や、中学生にも受け入れられると思う。
    「理不尽に順応することを、成長と呼んでいるみたいだ」のフレーズにドキッとする。
    「理不尽な校則」に「順応」せず、変えていく方法があることを、若いうち知ってもらうために、是非小中学生に手に取ってもらいたい作品でした。

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    2024年03月09日
  • もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―

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    ポリアモリー・ノンモノガミーを実践する人の実態を記した一冊。

    日本社会において複数愛を実践する人がほとんど不可視化されているという問題意識の中で、多くの当事者にインタビューしてその実相が書かれている。
    新たに知ることが多々あり、とても興味深かった。

    ・モノ規範の中で、当事者が抱える自責やスティグマ、罪悪感について。ポリアモリーであるがゆえの苦しみではなく、ポリアモリーを不可し化し、異端として扱う社会システムゆえの苦しみが多い。
    ・ポリカップルの離別要因は、複数愛者でも単数愛者でも変わらない性的問題、金銭問題など。しかし破局すると周囲からは「当然」と思われる。
    ・性的なものとして見る社会と、

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    2024年03月06日
  • きみの人生はきみのもの 子どもが知っておきたい「権利」の話

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    「こういう相談先があるんだな〜」という新しい発見がたくさんあった。
    個人的に興味があったボランティアと関連する情報も得られた。

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    2024年03月05日
  • もう一人、誰かを好きになったとき―ポリアモリーのリアル―

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    用語の理解だけでも価値がある。これだけ用語にバリエーションがあるという事が、様々な関係指向や関係様式を持つ人達の多様性を指し示している。日本に実在する

    定量調査のパートが調査定義や母集団がわからず、少なくともこの本の情報だけでは、数値を適切に解釈することができなかったのでもったいない事とより知りたいと思わされた。

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    2024年01月13日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    荻上チキさんとヨシタケシンスケさん、おふたりのバランスが絶妙で、とても読みやすかったです。

    「道具の魔力」や「時間帯に暮らす」お話、メガネの例えがおもしろかったです。

    私自身がとても苦手だと感じる状況に言葉が与えられた感覚を抱けたのが「噂話」についてのお話でした。
    「噂話」を使って何をしようとしているのか、という視点の説明に深く納得しました。

    ほっとして、すっきりする。そして「私も気をつけなきゃ」と思える知識や物の見方の紹介がほどよく詰まった一冊でした。

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    2023年10月11日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ禍の数年前、未来がわからない時に書かれた文章を一応社会が再び動き出した時に読む。そこには色々な気づきがあると思いました。

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    2023年10月04日
  • すべての新聞は「偏って」いる ホンネと数字のメディア論

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    独自に収集したデータが興味深かった。
    特に各紙の書評欄についての考察。
    仕事で、本の紹介リーフレットを作る際の参考になります。

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    2023年08月30日
  • みらいめがね それでは息がつまるので

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    「めがねを掛け替えれば、生活の見え方はぐんと変わる」
    替えられるのか。自分のめがねを知らなかったな。

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    2023年08月12日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    最初に
    実は伊達眼鏡だったという著者の告白があり、かなり驚いた。衝撃的。ここから始まる。

    「会話の作法」 書かれていることに思い当たる。 他人を嗤うような表現や性的な表現には嫌悪感を覚えるが、過去には自分もそれらの表現で笑ってもいたことを思うと すごく気持ちが悪い。
    その中で
    非モノガミー(一対一の恋愛関係ではないこと)、うつなどここまで書くのはすごい。

    ラジオを聞いても、自分をうまくコントロールできる、冷静な方だと感じ、本でもやはり落ち着いて俯瞰して自分を見ていると思う。会話は苦手、とのことだったが、滑舌よく頭の回転が速いことがわかる素晴らしいパーソナリティー。滑舌悪く、どもり気味なの

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    2023年07月09日
  • みらいめがね 苦手科目は「人生」です

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    世の中で捉え方が揺れていること、定まっていない事柄について言葉にしてみるって良いことだと思う。それでも、これが「暮らしの手帖」で掲載されて読まれていたのが、2018年11月から2021年1月っだったのだ。時が経つって何だろう。

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    2023年05月31日
  • みらいめがね それでは息がつまるので

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    ラジオでたまに聴いている荻上チキさんのエッセイ集。価値観や生き方は人それぞれ、何かのルールを押し付けるのではなく、個人の意思を尊重しようとする姿勢を感じた。ご自身の経験から得た学びが、いまの生き方に活かされている。

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    2023年05月04日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    現在2023年4月末。先日、まもなく新型コロナが5類になることが正式決定されたとニュースで流れた。
    この本に掲載されているインタビューや手記は2020年。コロナ禍がいよいよ始まり、おそらく世界中の誰もが、今まで非日常と思ってきたことを日常的なものとしなくてはならないという不安に覆われはじめてきた、そんな時期の発言だ。そのような意味では、更に数年後、コロナ禍を振り返るための格好の史料となりうると思った。
    この本の中で多くの識者たちが言及していたと思うが、人間にとって一番厄介なのは、人間の心の中に生じる差別、偏見、批判なのだ。どのような状況下にあっても生じるこの心の動きに、私たちはどのように打ち勝

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    2023年04月28日
  • 宗教2世

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    元首相の政治家が銃撃された事件。その背景が明るみになるにつれて俄かに注目を集めるようになった宗教2世問題について、荻上氏の調査と各分野の専門家による議論、そして当事者の声を織り交ぜながら論じる1冊。
    「これを読めば宗教2世問題が全部わかる!」という1冊ではない。しかし、どのような問題があるのか、そしてそれぞれの問題に取り組む上で何が課題となってくるのかを知るには、多面的な視点でこの問題に言及する本書は最適であると考える。

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    2023年04月10日
  • 宗教2世

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    これはかなり手強い問題。子供の頃は進行は保留、大人になってから自らの意思で信仰するかどうか選ぶのがベストだと思うけど、親からしたら子供を幸せにしたい一心で入信させたりするんだろうしな…。でもやはり、信仰というような心の中の動きの問題は、自由でないといけない。

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    2023年03月12日
  • 宗教2世

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    「荻上チキ・Session」ラジオを聴いていて、特集「シリーズ・宗教2世」に興味を持ち読んだ本。

    親が信者でその両親のもとに産まれた=宗教2世。
    カルト2世、ではなく宗教2世なのは、もともと存在している古くからの宗教でも親の信仰と子の信仰は違うこともあるため。
    この本は、チキラボでアンケートをとり、宗教2世の生の声を載せてあるところが他の本とは違うところだと思う。外から見ただけでは理解できない、壮絶な事実がアンケートから見え隠れする。
    自分の家はよそと違う、おかしい、と気づき、飛び出せた人はまだましなのだ。
    飛び出してもその後、フラッシュバックに悩まされたり。何度も家まで来られ勧誘されたり。

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    2023年02月08日
  • 宗教2世

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    まさに今、押さえておくべきトピックの筆頭だし、それを編んでいるのが荻上さんとなると、これはもう読むしかないってことで。ラジオの放送内容を急遽まとめたものみたいだけど、とってつけた感とかは無くて、それぞれのセッション毎に気付きがある。だけど目下、話題の中心が防衛費とかそっち方向にいきがちな気もする。不祥事を不祥事で塗りつぶす常套手段、いい加減にしないと。

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    2022年12月19日