作品一覧

  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)
    3.9
    1巻836円 (税込)
    読むと書くとは表裏一体。書き手の視点を知れば、ミステリは飛躍的に面白くなる。長年、新人賞の下読みを担当し、伊坂幸太郎氏、道尾秀介氏、米澤穂信氏らと伴走してきた編集長が、ミステリの〈お約束〉を徹底的に解説。フェアな書き方、アンフェアな書き方とは? 望ましい伏線の張り方は? 複雑な話だから長編向き? 「人間が書けている」とは? なぜ新人賞のハウツーを信じてはいけない? 読むほどにミステリの基礎体力が身につく入門書。

ユーザーレビュー

  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    書く人にとって全員読んで欲しいミステリの基礎学習本。

    ミステリを描きたいって思っていてもミステリってどんな構成なの?叙述トリックって?推理ってどう書くの?
    そんな作品の構成が他作の紹介もあり、読めばミステリの変遷や形式がわかるありがたい入門書。自分が描きたいミステリがわかるヒントになります。
    また作家ではなく編集者、新人賞の審査員が解説しているので文学賞の裏側や求められること、佳作に入らない人の作品に関する特徴なども語られており、応募する前に手を止めて読んでみることもお勧めします。
    画期的なことはあまりなく基本を抑えた内容になりますが、そうでこそ必要になる知識だと思います。

    0
    2024年10月20日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    読者目線で者なく、書く側(作り手側)の視点からのミステリ入門でなかなか面白い。しかも実際の書き手が書いているのではなく、いろいろな作家の卵の原稿を読んでいることの強みを持つ「編集者」という第三者的立場からの視点でもあるため、独りよがりにならずにすんでいる。巻末にある「本書で紹介した作品一覧」は半分以上既読だけれど、未読既読本関係なく一通り読んでみたいと思った。

    0
    2023年05月06日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    作家ではなく編集者の書いたミステリ入門。
    小説を楽しむ立場から客観的に見たら、という内容。自身が作家でないぶん、余計な思い入れや主観が少ない。また、読書家らしく大量のミステリを読破しているため、面白い本の共通点など参考になる点が多い。
    ミステリ小説を書こうと思っている人は読んでおくと良いと思った。

    <アンダーライン>
    ★★★★★
    謎、伏線、論理的解決

    ★★★★「幻想味」に関しては、ミステリーのセンスからはずれない限り、ともでもないものであればあるほどよい。

    ★★★★★
    ダブルミーニングな伏線が望ましい

    ★★★★★
    「世界が反転する」という表を読んだことがあるかもしれないが、まさしくそれ

    0
    2022年06月27日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    書かないことで状況を説明することの大切さがよくわかった。
    是非、この本に出てくるミステリー小説を1冊づつ読んでみたい。




    0
    2021年07月12日
  • 書きたい人のためのミステリ入門(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    書籍を出版する側の人から、ミステリとはどんな構造になっているのかを解析し、ミステリ作家という職業への採用活動をしているような本。
    本書は、ブックガイドとしても活用できる。ミステリにもいろんなジャンルがあり、各ジャンルの解説と、そのジャンルの代表的な作品が紹介されている。ミステリ好きなら、ご存知の作品が多いかもしれないが、私は知らない作品のほうが多かった。
    読みたい本が増えていく。自宅の空間が本で圧迫され、財布の中身が無くなる怪奇現象?が加速しそうでとても怖い。笑

    0
    2021年06月09日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!