荻上チキのレビュー一覧
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情報を収集し、正しく分析すること。そして、その問題のどこにじふは位置し、何ができるのかを問い続けること。すべての問題を全力で考えるだけの能力も体力もないので、私は教育と精神科医療について考え、行動しようと思う。批評家でなく、主体であること。仕事場でも同じだと思う。Posted by ブクログ
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社会運動の手順を、イラストを基調にしながら説明する珍しい本。具体的な社会問題に関心を持った子どもに勧めたい。中学生向け。Posted by ブクログ
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2024/2/17のJ-WAVE「BIBLIOTHECA」のブックシェアリングで取り上げられた本。
分かりやすい説明と、かわいいイラストは小学校高学年や、中学生にも受け入れられると思う。
「理不尽に順応することを、成長と呼んでいるみたいだ」のフレーズにドキッとする。
「理不尽な校則」に「順応」せず、...続きを読むPosted by ブクログ -
ポリアモリー・ノンモノガミーを実践する人の実態を記した一冊。
日本社会において複数愛を実践する人がほとんど不可視化されているという問題意識の中で、多くの当事者にインタビューしてその実相が書かれている。
新たに知ることが多々あり、とても興味深かった。
・モノ規範の中で、当事者が抱える自責やスティグ...続きを読むPosted by ブクログ -
「こういう相談先があるんだな〜」という新しい発見がたくさんあった。
個人的に興味があったボランティアと関連する情報も得られた。Posted by ブクログ -
ポリアモリーに関する実態、概念、課題などが整理された良著。
当事者へのインタビューをベースに、適宜挿入される先行研究(主に海外)の紹介と概念・課題整理、更にはインターネットによる社会調査など、内容は幅広く網羅的。著者の当事者性は強いはずだが、黒子的というか研究者的というか、極めて抑制的な記述に徹して...続きを読むPosted by ブクログ -
用語の理解だけでも価値がある。これだけ用語にバリエーションがあるという事が、様々な関係指向や関係様式を持つ人達の多様性を指し示している。日本に実在する
定量調査のパートが調査定義や母集団がわからず、少なくともこの本の情報だけでは、数値を適切に解釈することができなかったのでもったいない事とより知りた...続きを読むPosted by ブクログ -
独自に収集したデータが興味深かった。
特に各紙の書評欄についての考察。
仕事で、本の紹介リーフレットを作る際の参考になります。Posted by ブクログ -
大人ではありますが、改めて権利というものを学びたくて手に取ってみました。
子供の権利を守るには、当の子供への教育ももちろんですが、大人への周知も必要です。
こんな本が必要な子供なんていないのが一番なんですが、現実は…。Posted by ブクログ -
現在2023年4月末。先日、まもなく新型コロナが5類になることが正式決定されたとニュースで流れた。
この本に掲載されているインタビューや手記は2020年。コロナ禍がいよいよ始まり、おそらく世界中の誰もが、今まで非日常と思ってきたことを日常的なものとしなくてはならないという不安に覆われはじめてきた、そ...続きを読むPosted by ブクログ