すべての新聞は「偏って」いる ホンネと数字のメディア論

すべての新聞は「偏って」いる ホンネと数字のメディア論

作者名 :
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作品内容

特定のメディアの偏りばかりが目につくとしたら、それは観察する者が何かの立場に強くコミットメントしているためだ――

人と人とのコミュニケーションに、偏りが存在しない状態はない。この世に「真実そのもの」が仮にあったとしても、それをまっさらに伝えることのできる「なかだち」は存在しない。文字であろうが映像であろうが音であろうが、伝えられる情報量は有限だ。
ニュースは出来事を要約して伝えなければならないし、仮に無限の伝達が技術的に可能であろうと、人の時間は有限である。すべての情報は断片的で、切り取られたものだ。何かの断片的で編集された情報を手にしたうえで、「真実を知った」と思い込むのは誤っている。
〈本書まえがきより〉

評論家・ラジオパーソナリティとして活躍する著者による、分断の時代のメディア論。
本書では、安保法制や軽減税率など過去の新聞記事を引用しながら、あるいは独自データを用いながら、各メディアの「クセ」が示される。
それを見て、「やれやれ」「やっぱり」と溜飲を下げるかもしれない。が、本書の目的は、むしろ、そうした“ふるまい”へのリハビリにある。
「バイアスのないメディアなど存在しない」という前提に立ち、その「クセ」を詳らかにすることで、分断する社会で溢れる情報とつきあう具体的スキルを提示する一冊だ。

ジャンル
出版社
扶桑社
掲載誌・レーベル
扶桑社BOOKS
ページ数
264ページ
電子版発売日
2017年12月12日
紙の本の発売
2017年12月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
8MB

    Posted by ブクログ 2018年04月11日

    とても面白かった。データを提示しての解説はとても分かりやすく、新聞、メディアについて考え直すきっかけとなった。

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    Posted by ブクログ 2018年03月03日

    ちょうど昨日の産経新聞の阿比留瑠比の極限御免という記事で「朝日は自社の慰安婦問題直視を」という記事が載っていました。本書は新聞同士の言及を検索によってカウントしていて産経の朝日への言及数は中央5紙の相互言及の中で飛ぶ抜けていて、それを「産経はかまってちゃん」「産経をスルーする朝日」と表現しています。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月03日

     偏っていることは悪いことという思い込みや前提があるわけですが、逆に偏ってないということがありうるのか、そう問われると確かに自分自身も自信がないことに気付かされました。自分は偏ってない、自分はフラットな判断ができていると思う人ほど、この本を読んでみることをお薦めします。

     新聞は読み比べる必要があ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年12月24日

    最近日本会議を中心とする保守の活動が活発になり新聞界ではいわゆる左右を代表する新聞同士の戦いをの様相を見せている。では実際に5大新聞が取り扱う記事にはどのような違いがあるのか。それを新聞記事のリサーチにより数値で表し違いを明確にした本である。
    荻上チキ氏はデータを駆使した社会分析が得意であり実際この...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月22日

    既存の引用できるものはできるだけ、それでも無いものは自らリサーチする徹底したデータによる論は石橋を叩いて漸くコミットするので、信頼度が高い。終わりつつある新聞に寄せるだけでなくさらなる現在のメディア論を展開してほしい。このデータ第一主義をもって。難しそうだなあ!

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    Posted by ブクログ 2018年05月07日

    この本は日本のメディアについて分析したものだけど,古今東西どんなメディアもそうなんだというのは意識したいよね。
    面倒がって広く流布される支配的な情報ばかりに頼るようではいけない。

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    Posted by ブクログ 2018年03月04日

    ‪メディアは透明な道具ではない。偏向報道を批判する声が大きい現状を著者は牽制する。ヨコのリテラシー論やニコニコバイアスなどネット時代のメディアリテラシーの教科書。その上で「一冊の本に触れただけで自分は目覚めた!と気持ちよくなる」第三者効果についての記述も忘れないようにしたい。‬

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    Posted by ブクログ 2018年05月13日

    保守系が最も強く右派大衆寄りの産経新聞、高所得者の保守系を意識した読売新聞、リベラルな朝日新聞と毎日新聞、経済に特化した日経新聞という色分けができる。
    産経新聞は過激な記載も多いことが右派大衆に受けているが、一方で政府を庇いきれなくなると前言を簡単に放棄する傾向もある。
    日本のウェブ上では、右派的な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年01月27日

    肌感覚で新聞から感じることを各種データで裏付け。データのとり方に問題が無いのが前提ですけど。
    雑誌 新聞ダイジェストが無くなったのは、痛い限りです。
    新聞社へ応募する人は、いろいろな新聞社へ応募すると思うのですが、各社のバイアスはいったい入社何年目から影響を受けるのか。こんなのも言及して欲しかったで...続きを読む

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