小路幸也のレビュー一覧

  • 三兄弟の僕らは

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    突然の事故で両親を亡くした中・高・大学生の三兄弟のストーリー。
    悲しみを乗り越えるお話かと思ったけど、悲壮感はまったくなかった。
    それまでほとんど面識のなかった母方の祖母との交流や、父と母が生前には語らなかった生い立ちの秘密が、各章ごとに語り手を変えながら、淡々とつづられています。
    三兄弟の適度な仲の良さと、栄枝ばあちゃんの潔いカッコ良さがよかったです。

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    2020年12月30日
  • マイ・ディア・ポリスマン

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    ネタバレ

    設定が面白い。
    主な登場人物全員が、他人にない特技を持っている。
    なにやらいわくがありそうな、お寺の前にある交番。
    宇田巡査がこの交番に赴任してきた理由。
    まだまだ謎は多く、次巻以降で解き明かされるのだろう。

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    2020年12月12日
  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴン2作目。日常におちている何気ない騒動をドラマ仕立てに。四季折々にイベント的に発生する問題は3世帯家族のなせる業でもあるし、古書店とカフェを営んでいる商売人ならではでもある。常連さんやお客さん巻き込んで物語は進む。堀田家のお節介は血筋。その中でも我南人さんのお節介はさじ加減が絶妙。口達者で、愛と思いやりがあって説明もフォローもする。そりゃモテるわ。日頃わちゃわちゃしている堀田家だけど、我南人の奥さんがなくなっていてそれは大変で。それを乗り越えたから強い家族なんだ。と、納得。

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    2020年11月22日
  • 東京公園

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    ほっこりするお話。自分の大事な人に置き換えて考えてもいいかなと思いました。
    久しぶりに公園に出向いて世の中の喧騒から離れてみる機会も作っていいかなと思いました。

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    2020年11月03日
  • 春は始まりのうた マイ・ディア・ポリスマン

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    ちょっとワルいけど根はいい子、がいっぱい出てくるお話。
    さくらさんや元刑事さんが格好よかった。
    しかし、巡巡査もあおいちゃんも天才だね。スゴすぎてもはやファンタジー。

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    2020年10月30日
  • 三兄弟の僕らは

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    小路幸也さんの作品らしい、ほっこり温かいお話でした。
    両親が事故で急死し、子供達が遺された話っていうのは、そこから運命が狂ったように重たい展開になる場合が多いけど、この作品は、遺された3兄弟が両親の死から始まり、今まで隠されてきた母と祖母の関係やダークな祖父の事、父が秘密にしていた事が発覚するなど、本来なら『不幸』ととらえてしまいそうな事を冷静に受け入れ、なんてないように 前向きに楽しく仲良く生活していく物語。だから読んでいるのも楽しいです。
    一見上手く行き過ぎているように思うけど、それがいいんだって思える物語!「不幸」ととるか「不運」ととらえるかって所が面白くもありなるほどって思えるお話。

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    2020年10月19日
  • 札幌アンダーソング

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    札幌に住んでて、札幌の物語を読むのは楽しい。笑笑

    とっても楽しい!!

    札幌駅の一部に一般人も通れる通路で。構造的に普通の人でもちょっと興味深かったら、あれこれは変だな?って思うところがあって、そこの壁に覆われた向こうには呪われたものが隠されている。

    っていう記述があるんだけど、どこだろう。

    めっちゃきになる!!!!!!!

    北大やら、モエレ沼やらもうよく行く場所ばかりで読んでて楽しかった。

    が。


    内容は、、、どうなんだろう。オチもかなりイマイチでしたとさ。

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    2020年10月18日
  • 2030年の旅

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    AIがめちゃ発展してる系の話が多かったけど、10年でそこまで発達はしないのでは?という感想。
    ただ、教育を学ぶ身としては、創造的な力を高めることがこれからの社会を生きるためには必要と言われる意味が理解できたし、学校教育のなかで取り組むべきことだなと感じた。

    2030年 32歳。

    結婚して子どもがいたらベストだよなあと思ったり、外国に住んでたら面白そうだなと思ったり、先生辞めてる可能性もあるよなとか思ったりしながら読んでたからあんま内容入ってこなかった。

    里帰りはUFOで
    五十歳
    はおもしろかった

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    2020年10月16日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    中田永一(乙一)の作品が収録されていること、そして本にまつわる話のアンソロジーということで購入。
    しかし、朱野帰子「初めて本をつくるあなたがすべきこと」と沢木まひろ「時田風音の受難」以外はすべて『ダ・ヴィンチ』に掲載されたものだった。
    『ダ・ヴィンチ』に掲載される作品は結構クセがあるので苦手だ。
    案の定、この短編集も特徴的というか・・・。


    中田永一「メアリー・スーを殺して」
    おもしろかった。しかし、終盤にかけておもしろさが加速していくような他の乙一の作品と比べると、ややしりすぼみしている。
    あと、主人公の内面の話だと思ってたら外に向き始めたことにもやや違和感があった。
    「メアリー・スー」と

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    2020年10月07日
  • 札幌アンダーソング ラスト・ソング

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    多くの人が感想に書いている通り、あまりに呆気ない幕切れだった。
    緊張感のある攻防の末に組織が壊滅して「めでたし、めでたし」となる結末を期待していたんだけどな。
    おまけに幾つもある伏線らしき要素も殆ど放ったらかしで終わってしまったし、とにかく不完全燃焼です。
    実はまだ先に続くのだろうか。

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    2020年10月05日
  • 男はつらいよ お帰り 寅さん

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    寅さんの世界にも、しっかりと高齢化社会の波は押し寄せていて
    登場人物たちの若者比率が著しく低い、、、、

    そうか、満男はこんな大人になっていたのか。
    とらやは今こんな風になっているのね。。。と、
    懐かしい人々の消息を知るみたいに
    幸せな気持ちで読み進めました。

    こんな形でなら、また寅さんに会えるのかな。。。
    また会いたいなぁ、、、あの懐かしくて温かい笑顔に。

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    2020年09月25日
  • 春は始まりのうた マイ・ディア・ポリスマン

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    東京バンドワゴンでもそうだったけど、舞台の大きさのわりに、登場人物のバックグラウンドが無茶苦茶大きい。。

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    2020年09月04日
  • 恭一郎と七人の叔母

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    主人公の母は八人姉妹の長女で、七人の叔母に囲まれて育ったお陰で女性との接し方が極めて上手らしい。
    その主人公が同世代の親しい女性らしき相手に、叔母の個性的なエピソードを1人ずつ紹介するという趣向の連作短編集。
    同じ大家族物語でもバンドワゴンシリーズとはかなり雰囲気が違い、如何に叔母さん達が特殊なのかを説明しているだけのような印象だったので、可もなく不可もなく。

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    2020年08月29日
  • ロング・ロング・ホリディ

    読みやすいが、詰めが甘い

    読みやすく、理解しやすく2時間ほどでスラスラ読めましたが、全てがすんなり行き過ぎていて凪の海を行く二人乗りのボートでデートをしているような気分ですね。
    唯一、内容に齟齬があるのが残念でした。
    門限が6時で中学、高校と部活動をしていなかったはずの姉が、途中では、中学、高校とも吹奏楽部に入ってフルートを吹いていたことになっている。
    ホンになる前に修正できる内容なのに、担当編集者は真面目に読んでいるのか疑問。
    一気に興ざめしてしまいました。

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    2020年07月28日
  • アシタノユキカタ

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    高校教師のところに当然やって来た元教え子の友人を名乗る女性と、その教え子の子供。
    何故かこの2人を北海道から熊本まで車で連れて行くことになるが、いろいろ訳ありっぽい2人の大人と素直な小学生の交流が微笑ましい。
    小路さんの作品らしく、良い人たちの物語でした。

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    2020年07月26日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    札幌の‘D’という喫茶店でバイトをしている大学生のコウヘイと、その仲間たちの日々。小路幸也さんの小説には なんか物分かりが良い優しい人が多い。そんなとこが好き。

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    2020年07月24日
  • 三兄弟の僕らは

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    幸せか不幸せかなんて、他人には決められない。
    傍から見ていて、どんなに可哀そうに見えたって
    本人が不幸を感じなければそれは不幸じゃない。
    だったら、気の持ちようで不幸を幸せに感じることだってできるんだろうか、、、この主人公の三兄弟のように。
    もし親に愛人がいて隠し子までいることが分かっても
    悲しんだり憤ったりせず受け入れられるのか。
    頭で理解できでも心がついていかなくて
    悶々としたり悩んだりするのが人の心だろう。
    そんな人間臭さを存分に味わいたくて
    私は物語を読んでいる。

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    2020年07月21日
  • 三兄弟の僕らは

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    いい人ばかりで
    物事が上手く運びすぎな展開はいつもどおり。
    ただ何かが足りない本作。
    ここまで伏線がない話も珍しいか。

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    2020年07月11日
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

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    安定の読み応え!ホント、サザエさんのちょこっと謎解きバージョン。

    毎回登場人物は増えたり減ったりするものの、だいたい同じ家族のメンバーがあちこち行ったり来たりで、謎解きが始まったりなんだり。
    笑笑

    安定して面白い。

    ガナトが歌えなくなったのはちょっと事件かな?

    今までの物語の中で出てきた人が、また出てきたりもするんだけど、さすがにそこまでは把握しきれなくて、この人なんの時に出てきたひとなんだろー?忘れたっていうのもチョコチョコあるから、、、長いから仕方ないけど、もう少しヒント欲しいなぁ。

    大体は思い出せるんだけど、たまに全く思い出せないひといたりもするんだわ。笑笑!!!

    息子の友達

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    2020年07月02日
  • 三兄弟の僕らは

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    平凡で幸せな家庭に育ちながらも、突然の交通事故で両親を一度に失ってしまった、稲野朗・昭・幸の三兄弟。そんな彼らを助けるべく、ほとんど面識がなかった母方の祖母が家にやってくる。その暮らしの中で兄弟たちは、祖母と母の不仲の理由や父の出生の秘密など、これまで知らなかった家族の裏側を少しずつ知っていくのだが…。中・高・大学生の三兄弟の成長と、家族の絆を描いた、感涙必至のハートフルストーリー

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    2020年06月23日