小路幸也のレビュー一覧
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下町の明治から続く古本屋
「東京バンドワゴン」
併設するカフェもある古い日本家屋に
先代の家訓(笑)をまもりつつ、
賑やかに4世代で生活している。
いろいろと複雑な事情もある家族
ではあるが、明るく仲良くワイワイと
暮らしている様は心がほんわかします。
死んでしまった三代目勘一の妻の目線で
語られていく下町人情あふれる話は
心が落ち着きます。
勘一の息子の我南人は伝説のロッカー
LOVEだね~
と、LOVEしか語らんのですが、
良い味を出しています。
2013年にドラマ化されているとのこと、
我南人は誰が演じたのか?と調べたら、
玉置浩二だった!
なるほど~。そうきたか!
下町人情あ -
Posted by ブクログ
小さな商店街
花咲小路四丁目に住む矢車聖人さんは
かつて、英国で「Last Gentleman-thief SAINT」と
呼ばれた大泥棒だ。
誰も傷つけず、何も壊さず、捕まることもない。
つまり、日本でいう義賊。
彼の作戦はいつでも、Perfectだったし今でもそれは変わらない。
そんな彼は学習塾を営む娘の亜弥と2人で
静かに暮らしているが、時折商店街で起こる小さな事件や不穏な気配を若者の仲間、克己くんと北斗くんと解決していく。
この解決の仕方が壮大で最高だ。
底意地の悪い人などが出てこず、多少のリアリティーと小説ならではの虚構があり、さらっと読書を楽しむには最適な作品だった。
シリーズ物 -
Posted by ブクログ
7冊目で番外編。
11篇からなる11人の過去のお話。
ちなみに手持ちはラストなので続きを集めよう。
[紺に交われば青くなる]
我南人が赤ん坊を堀田家に連れてきて、青となずけられた話。
経緯を知りたかったけど、そんなあっさりとという感じ。
[散歩進んで意気上がる]
実話を元に書かれた昔の作品を元に散歩する話。
[忘れじの其の面影かな]
マードックが甚一に助けられて堀田家に惚れこむ話。
[愛の花咲くこともある]
亜美さんと紺の出会いの話。
出会いは飛び蹴りから。
[緑はたけなわ味なもの]
藤島さんが東京バンドワゴンに来た時の話。
[野良猫ロックンロール]
あまり語られることの少ない秋実