小路幸也のレビュー一覧

  • ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴン

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    シリーズ第17弾

    このシリーズも18年を迎え、いよいよ大作。

    毎回、散りばめられた伏線が次作でどう展開されるのか非常に楽しみ。

    墓場まで持っていく秘密。
    齢を重ねた方々なら、一つや二つお持ちでしょう。

    人と向き合うこと、踏み込まないこと。相反するように聞こえるも、その実、互いを慮る絆がある。

    ささくれた心を癒すシリーズ。

    読書で帰る場所があると思える物語。

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    2024年09月05日
  • グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

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    シリーズ第16弾

    長年続くホームドラマというと、『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』が思い浮かぶが、これらの作品と違うのは登場人物が皆歳を取っていく。

    新たに生まれる家族、成長する家族もいれば、当然の如く鬼籍に入るもの、痴呆になるもの、老人ホームへはいるものも登場する。

    生きていく上で、家族なら当然出会う場面が描かれる。

    ただただハッピーエンドで終わることなく、悲喜交々全てが描かれるが、その全てに温もりを感じる。

    本作は番外編だが、次作以降の伏線がだいぶ散りばめられており、非常に楽しみが増えた一冊でした。

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    2024年09月04日
  • イエロー・サブマリン 東京バンドワゴン

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    シリーズ第15弾。

    しばらく、バンドワゴンシリーズを読まずにいたら数年が経っていて、もう数冊文庫が出ていた。

    「家」「家族」が主軸のこのシリーズ。

    気付けば、登場する人物がどんどん成長している。
    当初はあんなに小さな子供だったケントが、もう高校を卒業し、なんと結婚。

    一つの家族を通し、その歴史を共に見守る温かさ。

    毎度、読むたびに心を温かくしてもらえます。

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    2024年09月03日
  • 探偵ザンティピーの休暇

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    スラスラと、楽しく、読み終えた。
    ミステリーで、人骨がでてきて。
    なのだけど、悪人のいない、ほっこり、ハラハラせずに読めるミステリーだった。

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    2024年09月01日
  • 三兄弟の僕らは

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    面白かったが、家族思いと思っていた父親が何ともう一つの家族を持っていた。この事実を息子たちが自然と受け入れられることが不思議。でも、小路幸也さんワールドで一気に読ませてもらい、異母兄弟同士がいい関係になったこと、嬉しく読めた。

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    2024年08月24日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

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    7冊目で番外編。
    11篇からなる11人の過去のお話。
    ちなみに手持ちはラストなので続きを集めよう。

    [紺に交われば青くなる]
    我南人が赤ん坊を堀田家に連れてきて、青となずけられた話。
    経緯を知りたかったけど、そんなあっさりとという感じ。

    [散歩進んで意気上がる]
    実話を元に書かれた昔の作品を元に散歩する話。

    [忘れじの其の面影かな]
    マードックが甚一に助けられて堀田家に惚れこむ話。

    [愛の花咲くこともある]
    亜美さんと紺の出会いの話。
    出会いは飛び蹴りから。

    [緑はたけなわ味なもの]
    藤島さんが東京バンドワゴンに来た時の話。

    [野良猫ロックンロール]
    あまり語られることの少ない秋実

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    2024年08月18日
  • 〈銀の鰊亭(にしんてい)〉の御挨拶

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    中盤まで謎が多く、終盤一気に伏線回収し途中で「え!?」「うそでしょ!?」と読みながら声が何度も出てしまった。

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    2024年08月13日
  • 三兄弟の僕らは

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    失ってから、家族の秘密を知っていく話です。
    登場人物がみんな優しく、大きな問題もすぐに解決していくので、さらっと読めました

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    2024年08月10日
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

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    前巻から2つの季節を超えて冬春夏秋で進む6巻目。
    今巻は登場人物だけではなく家の見取り図までついててわかりやすい。
    入口が2つあるのはお店っぽい。

    【冬】
    よくある不思議な客に纏わる話。
    ・棚にある本をまとめて買っていく客
    ・1冊ずつ古書を売りに来る客
    相変わらず先代とかが色々と関わってくる話ですね。

    【春】
    赤子からふじしまんへの電話は笑いました。
    ・研人の喧嘩と家出
    ・我南人の音楽仲間のために豪華メンバーを集める話

    【夏】
    ・すずみの大学友達と蔵からの盗難
    ・五条辻家の蔵書

    一時の誤りということはあるけども、それを許して更に支えるというのはLOVEだねぇ

    【秋】
    ・孤児院の閉鎖話

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    2024年08月04日
  • 東京バンドワゴン

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    親子四代下町人情話。

    古本屋を営む東京バンドワゴン。

    家族にも色々な秘密があるが、日常のバタバタの中で解決していく、ちょっとほっこりした話。

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    2024年07月30日
  • ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    202404/本筋とは関係ないけど、男尊女卑や時代錯誤的なことへのいちいちエクスキューズじみた説明的文章が以前に比べ、めだってきた感。

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    2024年07月27日
  • マンション フォンティーヌ

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    温かい人達ばかりのマンション。
    只、妻のプライバシーに関わる病の事を妻が居ない場で、いつも顔合わせる人に言われるのは辛い。

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    2024年07月26日
  • 東京バンドワゴン

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    LOVEが全てなんだよね。我南人さん格好良すぎる。
    語り口調が親しみ深いと思ったらこのお家のおばあちゃん。
    暖かくて良い話だったけど登場人物が多すぎて…!

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    2024年07月17日
  • 三兄弟の僕らは

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    基本的にはザ・小路作品という感じ。
    実母の気持ちを考えるとこれでいいのか?という声が出るのは理解できますが、現実の世の中でも悪意がなくてもどうしようもない状況ってあると思うのです。その意味で私はこの作品はありです。

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    2024年07月16日
  • 〈銀の鰊亭(にしんてい)〉の御挨拶

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    高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉の火事と身元不明の焼死体の真相を追う物語。光と磯貝さんの良いコンビの安定感は良いが、真相が解き明かされたようなそうでもないようなすっきりしない終わり方でもやっとした。

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    2024年07月12日
  • マンション フォンティーヌ

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    ネタバレ

    色んな事情を抱えてる人達が住んでいるマンション

    住人達はそれを差別する事なく互いを思いやり、有事の際には皆が団結して解決にあたる

    ・・・読みやすくはあったけど、殆どファンタジーかな

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    2024年07月01日
  • シー・ラブズ・ユー 東京バンドワゴン

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    2巻目。
    冬春夏秋で進むお話。
    1巻目が冬で終わったからその続き。
    登場人物に学生がいるので成長が分かって良いですね。

    【冬】
    カフェに置き去りにされた赤ん坊とくり抜かれた古書の話。
    査定に出したら価値あるものの中身を抜かれてたってのを笑い話で終わらせるのはどうなのかね。
    普通に犯罪にしてほしい。


    【春】
    藤島さんの家庭教師と一度古本屋に卸した本を買い戻す客の話。
    買い戻すのはちょっと無理やりな気がする。
    藤島さんは何を話して納得したのかが気になる。

    【夏】
    持ち込まれた古書に挟まれた昔のバンドワゴンの写真と、転校生の幽霊疑惑。
    こうしてまた登場人物を増やしていく。

    【秋】
    呪いの目

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    2024年06月30日
  • ラブ・ミー・テンダー 東京バンドワゴン

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    第12弾 亡き妻・秋実登場の番外編!読み返しにきました!

    第17弾『ハロー・グッドバイ』にキリちゃんが出てきたからです(((o(*゚▽゚*)o)))


    解説で一案ありました、“もしかすると秋実はサチとは別の形でこの世に残っていて、それが我南人にだけ見えているとか?~”に一票入れたいです!!

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    2024年06月27日
  • ロング・ロング・ホリディ

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     地の文が語り手の話し言葉なところが小路さんっぽい。東京バンドワゴンシリーズ以外ほぼ読んだことがないが、小路作品にはLOVEが通底しているように感じる。札幌の喫茶店「D」で働くアルバイトたちがストライキしたり、不良少女?の夢を応援したりと、やっている事もほぼ堀田家と同じ。最後の方まで引っ張っておきながら、お姉ちゃんが帰って来た理由がありきたり過ぎて、最早どうでもよくなっていた。冒頭でさらっと明かしておけばいいのに。妙に喫煙者比率が高いが、80年代の若者は喫煙者がメジャーだったのかしら。

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    2024年06月27日
  • ハロー・グッドバイ 東京バンドワゴン

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    ワゴン売りの文庫本に千円札が挟まった忘れ物が続いたのを見たすずみさん「久しぶりに面白くなってきたわね」全読者の心の声を代読してくれたかのようなセリフに吹きました!

    ひとつ屋根の下とはいえ様々な人と人との関係性があるので、親しき仲にも礼儀ありというか割と丁寧な言葉遣いをし合う堀田家の中で、健人と青が紺の写真写りが意外と良いだとか、紺と藍子のPCでの通話が要件のみでブツっと終わらせたり、(両方とも2作前の『イエローサブマリン』の場面でした)、今作で「そういう小説書いたら兄貴。」と話を振る青に対してバッサリ「無理だ」と答える紺、とか兄弟間や親子間のサバサバした関係性の会話とかが垣間見えるのが胸熱で

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    2024年06月27日