小路幸也のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
小さな商店街
花咲小路四丁目に住む矢車聖人さんは
かつて、英国で「Last Gentleman-thief SAINT」と
呼ばれた大泥棒だ。
誰も傷つけず、何も壊さず、捕まることもない。
つまり、日本でいう義賊。
彼の作戦はいつでも、Perfectだったし今でもそれは変わらない。
そんな彼は学習塾を営む娘の亜弥と2人で
静かに暮らしているが、時折商店街で起こる小さな事件や不穏な気配を若者の仲間、克己くんと北斗くんと解決していく。
この解決の仕方が壮大で最高だ。
底意地の悪い人などが出てこず、多少のリアリティーと小説ならではの虚構があり、さらっと読書を楽しむには最適な作品だった。
シリーズ物 -
Posted by ブクログ
7冊目で番外編。
11篇からなる11人の過去のお話。
ちなみに手持ちはラストなので続きを集めよう。
[紺に交われば青くなる]
我南人が赤ん坊を堀田家に連れてきて、青となずけられた話。
経緯を知りたかったけど、そんなあっさりとという感じ。
[散歩進んで意気上がる]
実話を元に書かれた昔の作品を元に散歩する話。
[忘れじの其の面影かな]
マードックが甚一に助けられて堀田家に惚れこむ話。
[愛の花咲くこともある]
亜美さんと紺の出会いの話。
出会いは飛び蹴りから。
[緑はたけなわ味なもの]
藤島さんが東京バンドワゴンに来た時の話。
[野良猫ロックンロール]
あまり語られることの少ない秋実 -
Posted by ブクログ
前巻から2つの季節を超えて冬春夏秋で進む6巻目。
今巻は登場人物だけではなく家の見取り図までついててわかりやすい。
入口が2つあるのはお店っぽい。
【冬】
よくある不思議な客に纏わる話。
・棚にある本をまとめて買っていく客
・1冊ずつ古書を売りに来る客
相変わらず先代とかが色々と関わってくる話ですね。
【春】
赤子からふじしまんへの電話は笑いました。
・研人の喧嘩と家出
・我南人の音楽仲間のために豪華メンバーを集める話
【夏】
・すずみの大学友達と蔵からの盗難
・五条辻家の蔵書
一時の誤りということはあるけども、それを許して更に支えるというのはLOVEだねぇ
【秋】
・孤児院の閉鎖話