小路幸也のレビュー一覧

  • 駐在日記

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    田舎ならではののんびり感に癒やされます。なんでも正悪をつける今の社会では、考えられない展開ですが、こういう事件の解決方法は小説の中だけでも、なんだかホッとします

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    2023年08月17日
  • 東京カウガール

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    カメラマン志望の大学生英志は公園で撮影中に殴打事件に遭遇してしまう。その犯人は見覚えのある女性だった。彼女はなぜそんな事をしているのか、叔父やいろんな人に協力してもらいながら謎をつきとてめいく。

    初めての作家さんでしたが展開がいろいろあって一気読みでした。この叔父さんのキャラがいいですね。
    でも裏でおこっている世界が理解できない気がしました。

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    2023年08月05日
  • マイ・ディア・ポリスマン

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    ネタバレ

    東楽観寺前交番に赴任した宇田巡は、この町で生まれ小学3年生まで暮らした。今では東楽観寺の副住職になっている行成とは幼なじみで同級生、あまり覚えてはいないが行成の命の恩人らしい。そんな宇田のおまわりさんと副住職が話している時に、漫画家志望の女子高生が漫画の資料にするため写真を撮らせてくれとやってくる。その女子高生には驚くべき特技と宇田のおまわりさんとの因縁が・・・というお話し。
    ほんとに悪い人はあまり出てこない推理小説?なのかな。
    小路さんの「花咲小路・・丁目の・・・」みたいな感じといえばよいのだろうかな。

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    2023年07月19日
  • 素晴らしき国 Great Place

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    それでどーなったの?って急に終わったしまいましたが、素晴らしい国・平穏な国って戦わず争わず誰の命も無駄にせずそして国として栄えて富んでいるそんな理想的な国を誰もが夢見るのだろうけど…
    仲間が増える仲間を守りたい傷つけたくないと思う、地域の仲間、日本も仲間、地球も同じ仲間、私たちは同じ世界で生きている仲間、そんな風に誰もが考えれば争いはなくなるのだろうな

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    2023年07月14日
  • 東京カウガール(PHP文芸文庫)

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    半グレを再起不能にしているカウガールと偶然にもそれを映像に収めてしまった大学生から始まる物語
    それぞれが傷を背負っているからこそ、それぞれがお互いを思いやっている。
    小路さんの作品は、現実的にはなかなかない設定展開かもしれないけど、人間の業と言うか汚らしさがないので、安心して読める。(そういう本を読みたい時は別の作家さんの本を読めば良くて、小路さんの本を読むときは安心して読みたい時)

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    2023年07月06日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    東京バンドワゴン8作目は番外編。11編の短編は今までの東京バンドワゴンを補足するようなエピソード。本筋には絡まないけれど、匂わせる事情や関係や、あえてわざわざ語るほどのことでもない出会いや馴れ初め。そういうちょっと気になる部分を補足したような小話。どの話もその人らしさがあって、ああだからこそ堀田家で、東京バンドワゴンで、そして関わる人たちがなんで関わり続けるのかっていうのがくっきりした。

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    2023年06月30日
  • グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

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    毎年春の風物詩的な小説。今回は番外編。
    ミステリー調の導入だが、内容は本シリーズならではの人情もの。ミステリーの醍醐味であるどんでん返しや意外な真相、みたいなものはないが、シリーズならではの読後の温かい気分は健在。
    ただ、個人的には本編の東京の話が好きかな、と思う。

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    2023年06月24日
  • 三兄弟の僕らは

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    ネタバレ

    突然の交通事故で両親を一度に失ってしまった三兄弟、稲野朗・昭・幸。北海道から、ほとんど面識がなかった母方の祖母が家にやってきた。祖母との暮らしの中で母のこと、父の出生、そして知らなかった父の秘密が判明してくる。
    苦難があっても素直に育つ三兄弟を描くお話し。

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    2023年06月21日
  • 娘の結婚

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    父の娘の幸せを願う思い。ミステリとしての、トラブルメーカーとして受けとられがちな花婿の母の行動を解き明かしていく。人情的な小路世界。

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    2023年06月20日
  • すべての神様の十月

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    八百万の神々と人間とのささやかな関わりを描いた短篇集。
    死神、貧乏神、疫病神、道祖神、九十九神、福の神、山の神といった神様たちが登場。各話もそれぞれ面白かったけど、それぞれがちょっとずつ関わっているので、それも読んでて楽しかった。

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    2023年06月11日
  • 三兄弟の僕らは

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    大学高校中学生3兄弟の両親が事故死した。
    母方祖母が家事等手伝いに来てくれる事になった。
    死のショックからの束の間、次々と父と母の新事実が明らかになっていく。
    誰1人憎むべく悪者が登場する事なく、ドロドロ感もなくラストまですんなりスッキリと進んでいく。

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    2023年06月04日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ▶「メアリー・スー」という言葉を初めて知りました。でも、どんな作品にもメアリー・スーは影を見せてると思うし彼女がいなければその作品は面白くなくなるのでは? とも思ったり。▶小路幸也さんの「ラバーズブック」はスッキリとしていて気に入りました。▶宮城あや子さんの「校閲ガール」は主人公のキャラが楽しかったです。▶表紙カバー絵は片山若子さん。この方の絵は好きです。SF作品の『たったひとつの冴えたやり方』や、米澤穂信さんの『小市民シリーズ』なんかで気になっていました。カバー絵買いの対象の一人です。

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    2023年06月02日
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    堀田家はいつだって大賑わい。小さな問題から大きな問題まで。家族の人数が多ければそれだけトラブルの数もあったりなかったり、巻き込まれたり突っ込んだり。それはそれで、色々とある。それが人生だし、順風満帆な人生なんて面白みにかけるわけで。ご先祖様がらみのラブがやっかいな問題が多め。才能を愛したり、妻子のある人を愛したり、不道徳な愛の形もあるけれど、それでも、誰かが誰かを愛したから、生かされて、命のバトンが渡されて、巡り巡って研人たちの前までたどり着いた縁があって。なんというか「ラブだねぇ」

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    2023年05月14日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    本をテーマにした短編集。
    どの物語も短いながらも、本が好きな気持ちに溢れていて、読んでいて楽しくなります。
    小路幸也さんの「ラバーズブック」が特に好きです!
    亡くなった人の代わりに、彼が遺していった本に旅をさせてあげたいというカフェのお母さんの温かい気持ちに心動かされます!

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    2025年12月21日
  • オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ 東京バンドワゴン

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    四世代が一つ屋根の下で暮らす堀田家。家計は苦しくても、その生活は豊か。年頃の子どもらしい悩みや喧嘩もあるし、勘一世代には当然起こりうる悲しい別れもある。笑いも涙もあってこその人生、時にはおせっかいを焼いたり、焼かれたり、怒ったり、諭されたり。ひ孫のおかげでじぃばぁ世代はボケてる暇もなく、孫たちは生きる知恵袋のおかげでいい年になってものびのびと暮らしている。そんなんが案外幸せだよなと。

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    2023年04月17日
  • すべての神様の十月

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    神様と言っても古事記に出てくる様な有名な神様ではなく、八百万の神様と言われる人間の生活に身近な神様の物語。
    死神、貧乏神、疫病神、道祖神、九十九神、福の神。
    なぜ貧乏神や疫病神が存在するのか。
    それは決して人間を不幸にする為ではないという視点が面白かった。
    最後の福の神は思考が限りなく人間に近くなってしまって、うーん……という感じだった。
    十月に意味があったのかは不明。
    基本的にハートウォーミングな短編集。

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    2023年04月12日
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴン5冊目は、通常営業の物語。怪談話には種もしかけもありまして、江戸時代にも仕掛け本はありましたか。東雲文庫が一冊通して、影響していて、東雲文庫は辿ればサチさんの縁。LOVEだねぇの我南人のセリフは堀田家だけではなく、堀田家を起点に各方面に伝播していて、東京バンドワゴンのような陽だまりはなくなって欲しくないよなー。

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    2023年02月26日
  • マイ・ブルー・ヘブン 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンの孫たちではなくおじいちゃんとおばあちゃんの若かりし頃のお話。外伝的な立ち位置かもしれないし、やっぱりこれも一つのシリーズの中の物語かもしれない。おじいちゃんの勘一が青年だった時代は終戦直後の復興がはじまった頃。おばあちゃんのサチは華族の娘さんで、あるものを託される。ええとこのお嬢さんらしい教養を身に着け、愛情をたっぷりと注がれたはつらつとした娘さん。激動の時代に巻き込まれたものは家柄ゆえのことではあるけれど、嘆くことも投げ出すこともせず、勘一や勘一のお父さんや仲間たちと乗り切る。家訓の一つ「些事諸問題ならいかなることでも万事解決」は伊達ではなく、人の縁の不思議さ、人情の温もり

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    2023年02月05日
  • すべての神様の十月

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    私たちの知らないところで、世の中には神様が普通に存在している。そう思えるようなほのぼのとしたお話でした。それぞれの神様が個性的で面白かった。

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    2023年02月02日
  • 恭一郎と七人の叔母

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    文章が読みやすかった。でも毎章いわれていた、姉妹の「微妙な関係性」については、微妙とは?という感じ。
    そりゃ7人(母入れて8人)女が集まればそのくらいのことはあるだろうと思われるし、それが普通なんじゃないと思ってしまった。
    母と七人の叔母はそれぞれ個性的でとても魅力的だと思った!この人の文章は好きなので、他の作品をまた読みたいな。

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    2023年01月28日