【感想・ネタバレ】恭一郎と七人の叔母のレビュー

あらすじ

更屋恭一郎は、造園業を営む祖父の家で生まれた。夫を亡くした母が実家に戻ったからだ。この家には、祖母と母の妹たち──歯科医と結婚した次女、骨董屋を営み、双子兄弟と結婚した双子の三女四女、数学教師になった五女、電機メーカーの御曹司と結婚した六女、水商売をしていた七女。画家になった八女──と、住み込みで働く男たちもいる。恭一郎が見た、この大家族の悲喜交々とは?『東京バンドワゴン』シリーズの著者が描く家族小説。

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Posted by ブクログ

文章が読みやすかった。でも毎章いわれていた、姉妹の「微妙な関係性」については、微妙とは?という感じ。
そりゃ7人(母入れて8人)女が集まればそのくらいのことはあるだろうと思われるし、それが普通なんじゃないと思ってしまった。
母と七人の叔母はそれぞれ個性的でとても魅力的だと思った!この人の文章は好きなので、他の作品をまた読みたいな。

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2023年01月28日

Posted by ブクログ

主人公の母は八人姉妹の長女で、七人の叔母に囲まれて育ったお陰で女性との接し方が極めて上手らしい。
その主人公が同世代の親しい女性らしき相手に、叔母の個性的なエピソードを1人ずつ紹介するという趣向の連作短編集。
同じ大家族物語でもバンドワゴンシリーズとはかなり雰囲気が違い、如何に叔母さん達が特殊なのかを説明しているだけのような印象だったので、可もなく不可もなく。

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2020年08月29日

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