小路幸也のレビュー一覧
-
購入済み
捉えどころが複雑?
小路作品っぽいといえば、ぽいんだけどね~
キャラの作り方とか、ライトな事件(までいかないけど、「訳アリ」案件っていうか)で構成されてるとか。
でも、何だか全体的にフンワリしてしまって、総じて何を言いたかったのかがぼやけている気がしました。 -
Posted by ブクログ
東京の下町の、親子4代で生活する老舗の古本屋、東京バンドワゴンの住人と、その周辺で起こるあれこれを、冬、春、夏、秋の4つのストーリーで綴る。
東京バンドワゴンに、『古事類苑』60冊揃を、近所に住む大学院生が持ち込んだ。珍品で揃いともなると相当な額になるため、10万円で買い取った。しかし、その中にページがくり抜かれた箇所があることがわかり…。
一応、一般小説の類にはなるのだが、プロローグから説明のある通り、ト書き部分が全て亡くなった祖母秋実の幽霊が覗き見して、一人称で語るという形は、ワタシの中での"ライトノベル"の定義に合致する作品である。また、購入してからわかったのだが