小路幸也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ぅーーーん、微妙!
着眼点はいいと思うしね。タイムスリップで未来を変える、とか、なかなかおっきなストーリー考えましたね?とは思うけど、、、ちょっと中途半端かな~。
ドラマチックな場面が、トラウマを減らしたかったのかページ数の制限なのかライトな小説を目指したかったのか知らないが基本的に省略されて、結果だけ独白的に紹介されたりとか。
語り手もころころ変わってちょっと読みにくい、とか。
最後、答え言っちゃいますが、確かにお互いパートナーが元の相手と会えなくなったのは面白いこと考えたとは思うけど……
なんか全体的に中途半端感は否めないよなぁ。。。佐久間さんとか。
ガンガンとか。。
ぅーん。
ということ -
Posted by ブクログ
8人の語り手による短編集。
本を通して見た世界はこんなにも多く、こんなにも刺激的。
広がる世界の面白さを、あなたに。
『メアリー・スーを殺して』
メアリー・スーとは聞きなれない言葉だった。
一体それは誰?
この人物は、二次創作における、書き手の願望を一身に背負った自己愛の塊というべき人物。
つまり、イタいキャラクターであり、ご都合主義的な登場人物ということらしい。
ありがちな設定だ。
プロの作家なら、それらを上手く操れるのだろうが、残念ながら多くの書き手はそうではない。
自分の妄想とありがちな設定と底の浅さが露見する、書いている本人だけが満足できるという代物。
このことに気づいた主人公、如月 -
Posted by ブクログ
カフェを営む主人公・弓島大にある相談が持ち掛けられる
依頼人である小学生の女の子が言うことには姉が数日前から居なくなったという
弓島大は女の子の両親に会いに行き事の真相を訊ねるがあやふやな理由をつけられはぐらかされる
そんな折、かつて弓島大が係わりを持った事件の犯人が出所し、その影が近隣で目撃され・・・・・
二つの事柄が接点を持ち始めたとき、新たなる事件が・・・・・・・てなお話し
びっくりするほどの適材適所
仲間たちの個々に持つ特性が事件解決にドンピシャはまっていきます
ご都合主義的なこんな展開も愛嬌であります
雰囲気を楽しむ物語ですかね
カフェに流れるゆったりとした時間とコ -
Posted by ブクログ
猫と妻と暮らすオッサン(?)のエッセイか何かだと思ったんですよね。
全然違いました。
不思議系・・・・イキナリ唐突に、主人公が帰宅したら妻が「猫」になっちゃってんの。喋れるわけじゃなくて、本当に、猫。
妖怪・・・とも違うんだけど・・この世とあの世の境・・・んー、遠野物語?不気味さのない恒川光太郎?みたいな。
個人的には好き系ですが、インパクトが弱いというか、あまり作りこまれてない感じです。本の背景、詳細設定がない・・・不気味さがない分、ちょっと平坦な感じがします。
でも(何度も繰り返しますが)個人的に好き系な分野なので、この方が描いたほかの本を見つけたら、きっとまた読むと思います。