小路幸也のレビュー一覧

  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    最近お気に入りの中田永一さん、宮下奈都さん、宮木あや子さん等の作品が含まれた短篇集だったため、迷わず手に取りました。

    やはり中田永一さんはおもしろかった!
    朱野帰子さんの作品は初めてでしたが、他の作品も読んでみたいと感じました。

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    2014年10月13日
  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ

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    メフィスト賞受賞作。
    「いつかおまえの周りで、誰かが「のっぺらぼう」を見るようになったら呼んでほしい」と言い残して姿を消した兄。20年後、息子が「みんなの顔がのっぺらぼうに見える」と言い出して、僕は兄と再会する。兄はむかし自分の周りで起こった事件について話し始めた…
    ほとんどが兄の回想で占められるこの話は、昭和30〜40年代の閉鎖的な町で起こった怪事件の真相なのだが、けっこうホラーな出来事なのに回想であるからか郷愁ただようほんわかしたムードに溢れている。
    メフィスト賞だからミステリかと思いきや、それよりはファンタジーというか青春小説的な感じ。着地点は少々唐突だと思うが、当時少年だった兄の目から

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    2014年10月10日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    タイトル通り、本にまつわる短編のアンソロジー。
    中田永一の作品が読みたかったのと、他の作家が著作を読んだことのない名前ばかりだったので、新規開拓のため読みました。
    表紙のイラストを見るに若い読者がターゲットかと思いましたが、話のキーとなる本は二次創作の同人誌から戦争に関わるものや官能小説まであり、全体として不思議な一冊。
    お目当ての中田永一「メアリー・スーを殺して」に関しては、メアリースーという言葉は知っていましたので、オタク趣味で中高生の時分そういった部活に所属こそしなかったものの周囲に部員の友人がたくさんいた自分としては、なんかもう胃が痛かったです。創作活動は簡単なことじゃないぞという内容

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    2014年10月04日
  • 荻窪 シェアハウス小助川

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    小助川医院を改装してできたシェアハウスに暮らし始める佳人とちょっと訳ありな住人たちの話。タカ先生の教訓的な言葉が良かった。
    佳人の仏留学とかシェアハウスの食堂とかうまい具合に行き過ぎな気もしたので、最後は少し冷めてしまった。

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    2014年09月29日
  • カレンダーボーイ

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    寝起きするたびに過去と現代へというちょっと変わったタイムトラベルを楽しんだ。
    タイムトラベルをするからには、と目的を見出して動こうとする二人に未来は微妙に変わっていく。
    タイムトラベルという神様からのプレゼントを受け取った代わりに失うものもあった。
    お互いが満足した結果だったのだろうかと、ちょっと最後は切なくなった。

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    2014年09月26日
  • 話虫干

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    物語を変えてしまう話虫を物語の中に入って退治する。地味な話に話に見えるが、荒唐無稽で面白い。最後をどう締め括るのか大いに興味を持って読んだが、小路幸也らしく気持ちが和む終わり方にホッとした。漱石の『こころ』を読んでいなくても十分楽しめる。

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    2014年09月26日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    本をテーマとしたアンソロジー。

    それぞれ「本」「読書」に対するアプローチが様々なので、飽きずに楽しんで読みました。

    中田永一「メアリー・スーを殺して」は、オタク趣味の少女が二次創作小説を書くようになるが、いわゆる『メアリー・スー』(ファンが二次創作の中に登場させた自己投影したキャラクターのこと)に悩まされ・・・という話。
    小説を書くことで現実と向き合った結果、小説から離れてしまった少女が、世界を広げていったその先でまた小説と出会うという、本好きにはたまらない素敵なお話でした。

    小路幸也「ラバーズ・ブック」はノスタルジックな雰囲気が印象的。
    この世界観でもっと続きを読んでみたい。

    宮下奈

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    2014年09月29日
  • 東京ピーターパン

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    ネタバレ

    色んな事情で色んなところにくすぶってたミュージシャンたちが、とあるきっかけでとある場所でセッションする話。

    こんなもん「おとぎ話」やと思えるぐらいに、出来すぎた話である。その出来すぎを楽しめるかどうかでこの本の評価は変わるのだろう。俺の場合は生じ作品だからという条件付で楽しめた。

    勿論現実にこんな甘い話があるわきゃーないのだが、例えば、山の話をしているときに「おっ、こいつと山登ってみたらオモロそう」と思ったヤツと実際に山登ってみたら、相性があってスゲー楽しかった。
    みたいな経験(音楽や山でなくてもなんでもいい)があれば、このおとぎ話に乗っかることができると思うのだ。

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    2014年09月17日
  • 荻窪 シェアハウス小助川

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    荻窪を舞台にしたシェアハウスホームドラマ。
    東京バンドワゴンの大家族ものとはまた違う他人同士の共同生活で様々な事件が起こるが、登場人物の連携プレーで解決して心がほっこりする作品。

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    2014年09月10日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    二作目の「栞は夢を見る」はSFっぽいけれど、この作品は現実的でどの話もあり得そうで面白かった(^^)ほとんど読んだことのある作家さんだったので読みやすかった!一番好きなのは宮下奈都さんの「旅立ちの日に」かな♪「校閲ガール」も読みたい本の一冊です(^^)

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    2014年09月01日
  • レディ・マドンナ 東京バンドワゴン

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    ミステリーストーリーから、ほのぼの大家族ストーリーに変化しつつあるけど、これはこれで好きだな。
    安心して読めるしほっこり感満載なので◎

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    2014年08月22日
  • カレンダーボーイ

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    現在の知識・技能をもちながら精神だけタイムトラベル。
    自分なら、何歳に飛ぶだろうか。
    身勝手な妄想でなく、
    必然や必要のある時期は何時なのだろうか。

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    2014年08月13日
  • ナモナキラクエン

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    ネタバレ

    さいごに、何故弁護士の神崎さんが自分らの父親だと分かったのかがよくわからない。読み込みが足りないからかな…

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    2014年07月21日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    中田永一『メアリー・スーを殺して』、宮下奈都『旅立ちの日に』、原田マハ『砂に埋もれたル・コルビュジエ』、小手鞠るい『ページの角の折れた本』、朱野帰子『初めて本をつくるあなたがすべきこと』、沢木まひろ『時田風音の受難』、小路幸也『ラバーズブック』、宮木あや子『校閲ガール』

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    2014年07月20日
  • キシャツー

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    まあ、いかにも小路さんなのですが。。。
    登場する高校生たちはみんな爽やかでキラキラしている。幼馴染の男女の恋愛とは無関係な掛け合いも楽しい。3人の少女たちの友情も、男子の人生の哲学的な悩みも良い。ちょっと変わったところで、レスビアン傾向を持つ美少女の存在も良い。
    でもなんか物足りない。読んでるうちは良いのですが、ちょっとすると存在そのものを忘れてしまいそうです。
    まあ、良質なホームドラマを目指す小路さんとしては、それで本望なのかおしれませんが。

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    2016年05月29日
  • COW HOUSE カウハウス

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    ほっとする、心穏やかに優しくなれる本です。
    特に大きな事件が起きるわけでもなく、でも読む手は止まらず。。
    移動中に読んだからか、イマイチ伏線が回収しきれていないような。。

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    2014年07月13日
  • 東京ピーターパン

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    登場人物たちのようにバンドや音楽に関わる方々、関わった経験のある方々にとっては特に、うなずけるシーンやセリフがたくさんあることと思います。
    プロもアマも無く、社会的な身分の違いも越えて音楽で会話ができる、本来そういうものなのでしょうにね、音楽は。現実の世界では色々と困難を抱えている音楽人、多いでしょうね。
    大きな夢を見る人にも、今ある毎日の生活で足りている、または満足しようとしている人にも、優しく響く物語だったように思います。

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    2014年07月08日
  • 猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

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    和風ファンタジーって言うか 奇譚って言うか。
    恩田陸さんの「常野物語」の、光の側面って感じ。
    個人的には好きなムードのお話。

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    2014年08月20日
  • カレンダーボーイ

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    小学校5年生の頃と中年の現在を行ったり来たりするタイムトラベルのお話。
    「行き来する」って設定がおもしろかった。
    最後は切ないけど、小路さんらしい暖かいお話でした。

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    2014年06月13日
  • 高く遠く空へ歌ううた

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    ネタバレ

    街にまつわる七不思議なような謎に少年がまきこまれ、成長していきます。
    その過程がとても切ないなって思いました。

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    2014年06月07日