小路幸也のレビュー一覧

  • カレンダーボーイ

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    現在の知識・技能をもちながら精神だけタイムトラベル。
    自分なら、何歳に飛ぶだろうか。
    身勝手な妄想でなく、
    必然や必要のある時期は何時なのだろうか。

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    2014年08月13日
  • ナモナキラクエン

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    ネタバレ

    さいごに、何故弁護士の神崎さんが自分らの父親だと分かったのかがよくわからない。読み込みが足りないからかな…

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    2014年07月21日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    中田永一『メアリー・スーを殺して』、宮下奈都『旅立ちの日に』、原田マハ『砂に埋もれたル・コルビュジエ』、小手鞠るい『ページの角の折れた本』、朱野帰子『初めて本をつくるあなたがすべきこと』、沢木まひろ『時田風音の受難』、小路幸也『ラバーズブック』、宮木あや子『校閲ガール』

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    2014年07月20日
  • キシャツー

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    まあ、いかにも小路さんなのですが。。。
    登場する高校生たちはみんな爽やかでキラキラしている。幼馴染の男女の恋愛とは無関係な掛け合いも楽しい。3人の少女たちの友情も、男子の人生の哲学的な悩みも良い。ちょっと変わったところで、レスビアン傾向を持つ美少女の存在も良い。
    でもなんか物足りない。読んでるうちは良いのですが、ちょっとすると存在そのものを忘れてしまいそうです。
    まあ、良質なホームドラマを目指す小路さんとしては、それで本望なのかおしれませんが。

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    2016年05月29日
  • COW HOUSE カウハウス

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    ほっとする、心穏やかに優しくなれる本です。
    特に大きな事件が起きるわけでもなく、でも読む手は止まらず。。
    移動中に読んだからか、イマイチ伏線が回収しきれていないような。。

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    2014年07月13日
  • 東京ピーターパン

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    登場人物たちのようにバンドや音楽に関わる方々、関わった経験のある方々にとっては特に、うなずけるシーンやセリフがたくさんあることと思います。
    プロもアマも無く、社会的な身分の違いも越えて音楽で会話ができる、本来そういうものなのでしょうにね、音楽は。現実の世界では色々と困難を抱えている音楽人、多いでしょうね。
    大きな夢を見る人にも、今ある毎日の生活で足りている、または満足しようとしている人にも、優しく響く物語だったように思います。

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    2014年07月08日
  • 猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

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    和風ファンタジーって言うか 奇譚って言うか。
    恩田陸さんの「常野物語」の、光の側面って感じ。
    個人的には好きなムードのお話。

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    2014年08月20日
  • カレンダーボーイ

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    小学校5年生の頃と中年の現在を行ったり来たりするタイムトラベルのお話。
    「行き来する」って設定がおもしろかった。
    最後は切ないけど、小路さんらしい暖かいお話でした。

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    2014年06月13日
  • 高く遠く空へ歌ううた

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    ネタバレ

    街にまつわる七不思議なような謎に少年がまきこまれ、成長していきます。
    その過程がとても切ないなって思いました。

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    2014年06月07日
  • エール!(1)

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    ネタバレ

    短編集。
    正直実を言うと特に好きな作家さんがいるというわけでもなくて
    なんとなくで読んだのだけれどとても面白かった。

    どれも仕事やプライベートであるいろんな日常に、
    共感しつつ励まされるような話運びでほっとできる。

    独立した短編でありながら、お話の間に小さな相互関係もあり
    そうしたところもちょっとした仕掛け。

    すんなり読める、非常に読みやすい本。

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    2014年06月06日
  • キサトア

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    小路幸也版「ムーミン谷の四季」。
    色がわからないアーチ。朝と夜それぞれ真逆の時間に眠る双子のキサとトア。風のエキスパートの父。不思議な家族と愉快で優しい海辺の町の人々の一年間の物語。ファンタジー色がかなり濃い。

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    2014年05月10日
  • ラプソディ・イン・ラブ(PHP文芸文庫)

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    映画化を意識したのかなと思わせる作品でした。

    とある家族が、ままの家族を演じる映画を取るという物語。
    視点の切替わりはとても面白いが、全体としては内容がいまいち薄い。

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    2014年05月07日
  • キサトア

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    日の出とともに起きる女の子と、日の入りとともに、起きる女の子のキサトアちゃん(双子)
    温かい街の人たちやお兄ちゃん。ほんわかする不思議でかわいいお話。

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    2014年05月17日
  • 猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

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    妻が猫になってしまう男の話。

    最近の小路さんとは少し違った世界。
    故郷を離れても感じられるのは素敵なことですね。
    数十年後にはまた開かれることがあるのかな。

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    2014年04月20日
  • 小路幸也 少年少女小説集

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    小路さんの単行本未収録の短編作品のうち、
    デビュー当時に、初めて書かれた作品から、
    最近、書かれた作品まで、計11編の、
    少年少女(~青年)を主人公とした作品群を収録。

    初期の作品からも、小路さんらしぃ、
    登場人物やお話の構成、展開等は感じられますが、
    若干の物足りなさも、感じたかもしれなぃかな~。

    小路さんの作品では、
    脇役キャラまで、しっかりキャラ立ちしてるので、
    長編や連作中編の方が、細部まで丁寧に描かれて、
    お話に面白みが湧き出てきて、合ってるのでは…。

    電車での移動や、ちょっとした息抜き等、
    小路さんの作品にちょっと浸りたぃ時に、
    ちょうどよぃ作品集だったかも…。

    (決して、

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    2014年04月15日
  • 東京ピーターパン

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    2011年6月30日、ひとつの奇跡が起きる。ただひとつの共通点がもたらした夢のような出来事。大人のファンタジー小説。
    伝説のギタリスト杉田辰吾の存在感が圧倒的。彼を主人公にして、新しい作品が作れそう。同時に何故世捨て人になったのか、これから何処に向かおうとしているのかを知りたいし描いてほしい。

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    2014年04月06日
  • さくらの丘で

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    少しノスタルジックでハートフルという小路作品の既定要件の1つを満たしているものの、些かパワー不足。
    いい話だけど期待値が高いだけに星4つは付かないか。

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    2014年04月05日
  • 小路幸也 少年少女小説集

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    初期から現在までの少年少女向け短編を編んだ一冊、全11編。著者らしい作品集ではあるのですが、タイトル通り少年少女向けって事で、少し物足りません。

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    2014年03月20日
  • さくらの丘で

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    ネタバレ

    とある洋館を舞台にした、終戦後と現在の娘3人、合計6人を主人公にした物語。

    小路作品にしてはちょっと小粒かな?楓さんの扱いかなんかが特にそうだったんだけど、なんとなく「もうちょっと頑張れるやろ」的な物足りなさを感じてしまいました。

    それでも、戦争はいかん。戦争は大嫌いだ。っていうメッセージは痛いほど伝わってきます。安部さんの靖国参拝、ヘイトスピーチ、ネトウヨ…。確かに周辺諸国のやりようには多いな不快感を感じるけど、だからと言って、このまま負の感情をダダモレに流してしまっては絶対にアカン。戦争するなんて愚の骨頂。

    国を愛する心は大事だと思う。だけど「国を愛するのなら」という理屈で戦争に向か

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    2014年03月17日
  • ラプソディ・イン・ラブ

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    なんか不思議な展開でしたが、読み終わった時に、こういう映画の撮り方もあるんだろうな~ってちょいと思いました。
    すべての登場人物がなんだか、すごい役者なんだろうな~って思いました。ほんとに映画化されるといいのになって思いました。

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    2014年02月12日