小路幸也のレビュー一覧

  • コーヒーブルース Coffee blues

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    シリーズ2作目だったようだが、作品作家ともに初読。ん~民間人優秀過ぎだけど、ここまでやっていいのか!、しかも、高校生いるし…とか思いながら楽しく読みました。三栖~!凄すぎでしょ!これだけの事件なのに、一人で(民間協力はあったけど)処理しちゃって!個人的に悪い奴にガツン!とやれなかったのは残念だけど、それは次作に期待します。1作目も読まなくちゃ。

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    2016年07月25日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    1980年代の札幌が舞台。
    喫茶店Dでバイトする大学生のコウヘイ。

    バイト仲間と過ごす毎日の中で、
    大人になるためのいろんな経験と思いを重ねる。

    あの時代、ちょっとみんなに連絡するよ!ってなったとき、
    ラインどころが携帯もない時代。

    懐かしいなぁ。

    コウヘイと仲間のような若者が、
    あの頃、日本のいろんなところにいました。

    私の育った街、神戸にも、もちろん。
    確かに。

    そして心の中身は、
    きっと今の若者たちとも大きくは変わらないんじゃないだろうか。

    街が大人にしてくれるって感じがよかった。

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    2016年07月09日
  • 蜂蜜秘密

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    ネタバレ

    小路作品でもかなりファンタジー色のが強い1作。かなり昔、ハヤカワFT文庫がまだ全作読めていた時代(高校の時ぐらいか)の古き良きファンタジーな香りが漂よっている。

    甘い蜂蜜も良く味わうと苦みやエグみが程よく利いていて、それがないと深みに欠ける、人間関係もそうで、どうしても私利私欲を完全に消せないことで味わいとなる。
    かといって、それを開き直ると台無しになるわけで、私利私欲をあまり大きくせず、それをユルく認め消そうと努力する。そうであれば一番よいのだが…

    後半少々駆け足なのは、仕方ないのかなぁ。

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    2016年06月22日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    80年代、喫茶店「D」でバイトに励む大学生達の物語。

    こういうバイトは楽しそうだなあ・・・と思いました
    しかし作者の物語は美人しか出てこないな。笑。

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    2016年06月18日
  • ラプソディ・イン・ラブ

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    読み始めたとき、いったい何の話なのか、わかりませんでした。家族の話だったんですね。もっと分かりやすく小説にすることもできたのでしょうが、こういう風にまとめたということでしょうか。

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    2016年06月12日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンシリーズ第8作目。

    短編11作品掲載。
    短すぎるので物足りない感じはあるけど、色々な人物から書かれてるので楽しい。

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    2016年06月07日
  • 少年探偵 みんなの少年探偵団

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    つまらないわけじゃないけど、消化不良感がすごい。なんか色々未解決なのは措くとしても、この前後編を予定しているとしか思えない内容。乱歩のコアなマニアなら納得なのかな。よくわからん。

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    2016年06月04日
  • モーニング Mourning

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    大学卒業後、20数年ぶりの男「5」人の再会。
    ハードボイルドな世界の住人ではない「普通」の登場人物のおりなす雰囲気を楽しみたい作品。

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    2016年05月29日
  • 少年探偵 みんなの少年探偵団

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    昔数冊読んだ少年探偵団が面白いと記憶があり
    小路幸也だし読みやすいんじゃないかと思って
    読んだ。確かに読みやすいし、面白いんだけど
    最後がな・・いあ犯人が・・・なあ

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    2016年05月08日
  • 花咲小路一丁目の刑事

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    和食屋の孫が刑事になって帰ってくる。非番の日には町のちょっとした謎解きを頼まれる。ミケちゃんといい感じに。

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    2016年05月01日
  • 花咲小路四丁目の聖人

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    シャッター街になりつつある花咲小路商店街で英語塾を営む亜弥の父はかつて英国で知らぬもののいない大泥棒だった。誰も傷つけず、不当に手に入れた美術品を狙う手腕は芸術そのものだった。今では日本で隠居生活をしているがその腕は衰えていないのだった。
    そんなある日静かな商店街に黒船のように大資本の買収が持ち上がり、父がその技を駆使して商店街を救うべく動き始めるのであった。

    とても魅力的な題材なので楽しく読めるのですが、もう少し練り上げて欲しい感じです。ちょっと人物造形が単調で深みが無いかと思います。

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    2016年03月23日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    物語の持つ雰囲気や文章、そして舞台が札幌ということも含めて、とても小路幸也さんらしい作品。
    アルバイト先である喫茶店を舞台にした青春ものなのですが、大学時代のアルバイトのこととか思い出したりして、とても懐かしかったです。
    こんな仲の良いバイト先、憧れちゃいますね♪

    社会人でもなく、でもアルバイトながら責任を持って働く姿って、ホントこの時期特有な気がします。

    小路幸也さんの作品でよくありがちな、まだ物語が続きそうな終わり方、好きです。

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    2016年03月14日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    大学生って感じだなぁ。
    なんかいいバイト先なんだね。
    ここまでお客さんとの距離が近いのは、個人的にはニガテなので務められそうにはないのだけれどもね。異様に仲がいい。
    歳の離れた姉と弟の関係ってのもいいな。

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    2016年03月05日
  • 早坂家の三姉妹 brother sun

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    ネタバレ

    登場人物は生き生きとしていて、一つ一つの話はよかったと思うが、男女の関係がくどい。特に親の世代は、出てくる人が皆ややこしいことになっているし、子の世代は一途な感じでもめ事もなくバランスが悪い、無理にバランスを取ろうとしたのか、わからないけど最後の話はいらないと思う。秘密がわかる場面で、次々と人が集まってきて一気にわかってしまう展開、ドラマチックな演出なのかわからないけど、父親が来て「兄と話した」のあたりから一気に気持ちが冷めてしまった。ちょっと残念。

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    2016年03月04日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    タイトルに惹かれて買った本。

    怒涛の展開と人情味溢れる人たちの話、というかんじ。

    ミステリーを求める人には物足りないかも。

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    2016年03月04日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    著者らしい優しいお話ではあるんですが、すべての登場人物達に現実味がないというか、作り物めいているというか…。少なくとも、大人の読み物のレベルには達していないという印象です。

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    2016年03月01日
  • スタンダップダブル! 甲子園ステージ

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    一作目を読んだ後、どうしようかなぁと思ったシリーズですが、結局読んでしまいました。
    でも、思ったより面白かったです。
    神別高校野球部の甲子園での活躍はどちらかと言えばサラリと流されて、むしろそれを取り巻く大人たちの葛藤が中心話題になり、それはそれでそうしたミステリー的話題が好きな人には面白いのでしょうが、私にはちょっと邪魔臭く。むしろ2分冊にせず、少年たちの想いや活躍を中心に据えた1冊の本にした方が心地よかった気もします。

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    2016年05月08日
  • 探偵ザンティピーの休暇

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    ネタバレ

    やっぱり小路さんの作品好きだわ~って思える本
    軽いミステリーで読みやすい
    謎解きとかよりも雰囲気を楽しめる
    日本語のお手本が寅さんって

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    2016年02月23日
  • 旅者の歌 魂の地より

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    大変な道のりだし、試練も多いのだけど、語り口が静謐すぎて、現実感がない。登場人物もほぼ善人で賢いという・・・・ こういう人たちばかりなら争いなどないだろうに。「ためしの日」の真相にはちょっとぞっとしたけれど。うまいシステムだとは思う。

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    2016年02月19日
  • 花咲小路四丁目の聖人

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    日本人より日本人らしい「聖人」さん。
    彼の娘である主人公は、幼なじみたちと協力して商店街の危機に取り組んでいく。でも、それは「聖人」さんの大いなる庇護があるお・か・げ。
    心あたたまる物語。シリーズ第1弾。

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    2016年01月19日