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次々起こる不思議な出来事は、どこへ向かう? 涙あふれるラストまで一気読み必至!! 中学生のかほりは2年前の震災で不思議な「声」に助けられる経験をしていた。ちまたで植物状態の人間を覚醒させる能力の存在が噂になるのと同じ頃、連続誘拐事件が発生。元刑事、ライターらが謎を追ううちに「ハヤブサ」なる存在が浮かび上がり……。すべての謎が明らかになったとき、起こる奇跡に涙する感動の青春小説。
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Posted by ブクログ
読み終わればそういうことか、と思った。3分の1ほど読み進めたら一気にラストまで読み切れた。最初は登場人物の違いに戸惑ったが、読み進めていくうちにつながったいった。
子供たちがいい子で健気すぎる。 不思議な事象に気付いて調査を始める大人の目線と、それに関わる子供たちの目線。 色んな語り手がいて、子供たちがみんないい子なのがよく伝わってきて、切ないラストに向かうのがだんだん切なくなる。 切ないけど、希望のないラストではない。 だから、好き。
起承と転結が別々にはおもしろいけど、組み合わせを間違った感。 あるいは、承と転の間が短すぎて、不燃焼感。 三部作くらいの長編にすれば、もっと楽しめたと思う。
この物語の主要人物が、それぞれ語っていく形で物語は進んでいくのだが、それがチョット読みづらかった。 全404ページ中、317ページまで大きな盛り上がりがなく、残り87ページで事件&解決という感じだったので、「ここから盛り上がって面白くなる」という部分が、あまりにも短く、あっさりしていて、すべてが中...続きを読む途半端な感じが残ってしまった。 テロリストの背景。 「遠話」メンバーの、もっと掘り下げた人物紹介やメンバー同士のつながり。 テロリストと子供達との戦い。など もう少し後半部分に焦点をあててくれていれば、個人的には、もっと面白かったのではないかと思う。
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小路幸也
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