小路幸也のレビュー一覧

  • 探偵ザンティピーの惻隠

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    北海道に再びやってきた?でも、実は、この作品3作目だったそうなのですが、初めてよみました。なかなかあっさりよめました。

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    2015年12月25日
  • 旅者の歌 魂の地より

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    本当に説明の多い一冊だった。
    内容は非常に面白いのだが、内容が複雑すぎてもっと細かく書いてほしかった。
    2冊にまとまっているが、詳細まで書けば4冊相当の内容。

    本当に仲間としてこの数が必要なのか、これだけ広い世界が必要なのか。
    スィールとルーラも魂と身体が一致していないし、旅を続けると言っているし続きが出る予感

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    2015年12月21日
  • カレンダーボーイ

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    ぅーーーん、微妙!
    着眼点はいいと思うしね。タイムスリップで未来を変える、とか、なかなかおっきなストーリー考えましたね?とは思うけど、、、ちょっと中途半端かな~。
    ドラマチックな場面が、トラウマを減らしたかったのかページ数の制限なのかライトな小説を目指したかったのか知らないが基本的に省略されて、結果だけ独白的に紹介されたりとか。
    語り手もころころ変わってちょっと読みにくい、とか。
    最後、答え言っちゃいますが、確かにお互いパートナーが元の相手と会えなくなったのは面白いこと考えたとは思うけど……
    なんか全体的に中途半端感は否めないよなぁ。。。佐久間さんとか。
    ガンガンとか。。
    ぅーん。
    ということ

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    2015年12月12日
  • 探偵ザンティピーの休暇

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    大好きな小路幸也さんの本当言うことで、古本屋さんで手にした本。
    本棚にはシリーズで3作ほど並んでいたのですが、まずは一冊を。

    マンハッタンに住む私立探偵のザンディピー。
    北海道に嫁いだ妹のサンディーからの手紙で訪日。
    妹が発見した人骨。
    妹の幸せな結婚生活のため、その謎を解くザンディピー。

    前半はなかなか話が進まず、頑張って読むという感じ。
    後半、ザンディピーが本領発揮の頃、ようやく面白さを感じたのだが…
    う~ん、何故、探偵はマンハッタンに住む設定ではならなかったのか…
    と、思ってしまった。

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    2015年12月04日
  • さくらの丘で

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    小路幸也さんも大好きな作家さんの一人。
    この本が16冊目。

    無くなった祖母に”一本の鍵”と”さくらの丘の西洋館”を託された満ちる。
    祖母と少女時代を共に過ごした友人二人も孫娘に同様の遺言を残していた。
    満ちるたちは戦後の厳しい時代を生き抜いた祖母たちの足跡をたどることになり…

    優しい文章のなかにも厳しい時代を感じる…
    さらさらと読みつつも、ふと考えさせられる…
    そんな本でした。

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    2015年11月22日
  • キシャツー

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    出てくる子出てくる子みんないい子すぎて現実味がなかったな。
    キシャツーである意味は最後まで読んでみてようやっと分かりました。

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    2015年11月19日
  • コーヒーブルース Coffee blues

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    カフェを営む主人公・弓島大にある相談が持ち掛けられる

    依頼人である小学生の女の子が言うことには姉が数日前から居なくなったという

    弓島大は女の子の両親に会いに行き事の真相を訊ねるがあやふやな理由をつけられはぐらかされる

    そんな折、かつて弓島大が係わりを持った事件の犯人が出所し、その影が近隣で目撃され・・・・・

    二つの事柄が接点を持ち始めたとき、新たなる事件が・・・・・・・てなお話し

    びっくりするほどの適材適所

    仲間たちの個々に持つ特性が事件解決にドンピシャはまっていきます

    ご都合主義的なこんな展開も愛嬌であります

    雰囲気を楽しむ物語ですかね

    カフェに流れるゆったりとした時間とコ

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    2015年11月19日
  • すべての神様の十月

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    いろいろな神様のお話し。なかなかおもしろいな~と思います。私は、死神の話が一番すきかも。

    福の神様のお話しもなんだか素敵ですね。

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    2015年11月18日
  • 花咲小路四丁目の聖人

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    初めましての小路さん。
    書店の新書コーナーで何だか気になるので手に取ったのがシリーズ3作目だったので、先ずは1作目のこちらから。
    寂れた商店街が物語の舞台。
    25歳だったかな?塾講師の女性が主人公。お父さんは日本に帰化したイギリス人で泥棒。コソ泥じゃないよ。美術品中心の大泥棒。
    大好きな商店街が乗っ取られちゃう。そこに英国紳士の大泥棒がどう出るか。
    ほっこり系のエンターテイメントとして読むにふさわしい作品。

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    2017年12月24日
  • 少年探偵 みんなの少年探偵団

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    かつて小学生のころ「怪人二十面相」シリーズを一通り読んでいるが、ほぼ覚えてない状態でこの本を読んでみる。シリーズの前日譚と言える話だけど、それぞれの人間関係が思っていたのと全く違うので、こんな設定でシリーズを再度読むとどうなるのか?読み直したくなったが、読み直すかどうかは微妙。作品のトリックと、そのトリックを成立させる背景がとにかく大規模。確かに、怪人二十面相のトリックはそれなりの財力・権力がないと成立しない。小学生の頃トリックよりは、作品の全体的な雰囲気が好きだった気がするし、今もそれは変わらない。

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    2015年11月08日
  • すべての神様の十月

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    死神に貧乏神、厄病神、いろいろな神様の出てくる短編集。福の神が、自分は貧乏くじを引きながらも周りを幸せにしているだなんて。一番好きだったのは九十九神のお釜。

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    2015年11月03日
  • 花咲小路四丁目の聖人

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    奇想天外な仕掛けと先を見通すSaint。このエピソードが時間に繋がる訳ね。次巻を先に読んでしまったのでちょっと残念。

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    2015年10月31日
  • すべての神様の十月

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    連作短編6編
    無駄にいい男の死神が,キーパーソン.どちらかというと負のイメージの神様の存在意義を,あたたかく描いて,みんながほっこり幸せになる.

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    2015年10月29日
  • 花咲小路一丁目の刑事

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    読み始めた瞬間、あれ既読感と思ったら『花咲小路四丁目の聖人』の続編でした。でも、こちらの方が出来は良いと思います。
    花崎小路という舞台は同じで、そのために同じ脇役たちが登場するのですが主人公が変わります。例によって凶悪事件が起こるわけでは無く、商店街の悩み事相談の謎解き。特に優れているというわけではありませんが、本割とした気持ちで安心して読めます。
    短編集なので、寝床で一編ずつ読んでいくのにちょうど良い加減です。

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    2016年05月15日
  • 猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

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    猫と妻と暮らすオッサン(?)のエッセイか何かだと思ったんですよね。
    全然違いました。

    不思議系・・・・イキナリ唐突に、主人公が帰宅したら妻が「猫」になっちゃってんの。喋れるわけじゃなくて、本当に、猫。
    妖怪・・・とも違うんだけど・・この世とあの世の境・・・んー、遠野物語?不気味さのない恒川光太郎?みたいな。
    個人的には好き系ですが、インパクトが弱いというか、あまり作りこまれてない感じです。本の背景、詳細設定がない・・・不気味さがない分、ちょっと平坦な感じがします。
    でも(何度も繰り返しますが)個人的に好き系な分野なので、この方が描いたほかの本を見つけたら、きっとまた読むと思います。

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    2015年10月02日
  • ダウンタウン

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    喫茶店ぶっろくに通う高校生のショーゴがそこで集まる人達に触れて成長していく。
    そしてなんとなく懐かしい落ち着く雰囲気の話。
    そこに行けば誰かが居るみたいなのって10代で終わったなぁって
    私の10代・・・・長野駅の裏口にモスバーガーがあって、そこに行けばいつも誰か居たな♪
    もう今は無いけど・・・懐かしい
    今まで読んだ小路さんの本とは少し違う感じがしたけどこれはこれで凄く良かった

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    2015年10月02日
  • 蜂蜜秘密

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    装丁に惹かれて手に取る。
    ポロウの村はあえて文明から切り離された生活を守り続けている村。レオの使命は何なのだろうとドキドキわくわくしながら読んだファンタジー。ファンタジーで終わりかと思いきや最後の最後でむむむと唸らされた。人の業って…。

    それにしても今大切にしたいと思う想像する力が試される物語。小さな人たちにも読んでほしいな。想像するたのしさを知ってほしい。いや知っているはずだから思い出して、その力を豊かに育んでいってほしいと思うのです。

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    2015年10月01日
  • 蜂蜜秘密

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    「様々な苗字が混ざり合う謎めいた村」という、ディテールの作り込みがとても素敵だった。
    こういう「名前」の使い方もあるのだなと。

    この美しくて幻想的な世界観、是非ともアニメ化希望です。
    レオの声は勿論、渚カヲルでお馴染み石田彰さんで。

    しかし伝説や言い伝えというのは、やはり真相を知ってしまうと興醒めなのだな。
    大概、誰かの私欲にまみれているから。

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    2015年09月29日
  • 少年探偵 みんなの少年探偵団

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    江戸川乱歩生誕120年記念オマージュ…なるほど。

    リンクし始めるとけっこうあっさりラストまで。
    なるほど。

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    2015年08月26日
  • 花咲小路四丁目の聖人

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    かつてイギリスで活躍した大泥棒の老紳士が、国際的なトップ企業による町の再開発計画を挫折させ、地方の商店街の危機を救う物語。塾を経営する娘の亜弥、その幼馴染の克己、北斗が活躍する。気軽に楽しく読め、少し物足りなさは感じるものの、読み物としての「ツボ」はしっかり押さえられている。

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    2015年08月13日