小路幸也のレビュー一覧

  • 探偵ザンティピーの惻隠

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    どうやらシリーズ3作目だったらしいが、この巻から読んでしまった。
    が、最初に簡潔な設定の説明があるので問題なかった。

    ニューヨークの探偵が、古い写真の持ち主探しを依頼されて日本に来る。
    日本の温泉地で持ち主を見つけ、写真を渡したが、それだけで話は終わらなかった。

    ライトノベル系であっさり読めるが、主人公がアメリカ人なので、日本人の登場人物が出てきたときに、名前が漢字ではなくカタカナなのが少しだけ読みづらい。
    簡潔でテンポよく読める。

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    2015年07月28日
  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ

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    人の顔がのっぺらぼうに見えるという話、子供の頃、私もそんなような経験があったから少しどきりとした。
    表紙やタイトルから明るい、郷愁を感じるミステリーを想像していたので、まさかホラーのようなサイキックなような方向になるとは思わなくてちょっと頭がついていかなかった。
    雰囲気は好きだけど、色々首を傾げざるえない場面が多かったような。

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    2015年06月22日
  • 話虫干

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    2015.6.20

    『話虫』を干すのです。

    こゝろ の世界が変わってしまったのは話虫のせい
    『虫干し』しなくちゃ!

    で、こゝろの世界に行きます。
    Kと先生と友達になったり、あの人やあの人やあの人まで出て来て…

    びっくり。こゝろ の夢小説だった 笑

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    2015年06月21日
  • 少年探偵 みんなの少年探偵団

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    その後の名探偵明智小五郎の物語。
    この物語りを小路さんはどうしても書きたかったのだろう!
    明智のイメージを保ちながらも、名探偵物語を新たにするためにも、怪人二十面相と小林少年を復活させなければ始まらない。
    総ての因縁を整理させて新たな探偵物語が始まる。少し時代がかりすぎた嫌いと、権力趣向なのが難しい!!

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    2015年05月17日
  • 早坂家の三姉妹 brother sun

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    父親と暮らす三姉妹の昨日と今日と明日のお話です。それぞれ別々の個性を持った3人の女性が早坂家の幹となる陽ちゃんをやさしく見守りながら生きていきます。
    家族のゴタゴタがあったりそれぞれ彼氏ができたりして早坂家を離れてまあまあ幸せに暮らします。人物描写が少しくどいと感じますが、まあ、もう一冊!というところでしょうか

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    2015年05月09日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

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    「東京バンドワゴン」シリーズの第8作。GW、実家から帰る新幹線の中で読み進む。
    今回はいつもとは趣向が異なり、『シリーズの知られざる過去のエピソードが明かされる全11編』が話し手を変えながら語られる。
    紺と亜美、我南人と秋実、青とすずみ、それぞれの出会いが描かれ、若き日の藤島さんも登場。
    藍子の出産に纏わる真奈美さんの男気や、いまや真奈美さんの横に佇む甲さんのエピソードなど、なかなかいい感じ。
    朝の食卓の描写と誰が喋っているか分らない会話がなくて良いなと、そう思った途端やっぱり出てきたり、最後の最後はいつものプチ謎解きテイストになったりもあったけど、まあ、全体としてはいつもよりは素直に沁みたで

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    2016年04月12日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    貰った
    100ページまでは、時間がかかったが、以降はワクワクして読んでしまう。
    後、100ページがワクワクする。小路幸也の小説だなぁ。

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    2015年06月20日
  • フロム・ミー・トゥ・ユー 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴン 第8弾。
    いつもはサチさんの視点で語られますが、今回はそれぞれの主人の視点で語られる、過去のエピソードを集めたサイドストーリ的な11の短編です。
    とは言え、バンドワゴンはバンドワゴンで。。。

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    2016年05月15日
  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ

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    昔の風景の中にホラー要素が含まれていて、光の帝国を思い出すようなファンタジー要素もあり、本当に最後の法にネタあかしになるので結局どうしたらいいのかと、正直兄さんの話長すぎて最初に出てきたひとたちの存在を忘れるほどでした。しかも打開策なしで続くのか考えてしまいます。引き込まれることは引き込まれるんですがもやっとします。

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    2015年04月27日
  • ダウンタウン

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    自分の青春時代を思い出し、今の自分が、ここで登場する大人と同じように対応出来るだろうかと反省しながら読んだ。
    シュガー・ベイブの〈DOWN TOWN〉
    オーティス・レディング
    サイモン&ガーファンクルの〈明日に架ける橋〉
    ガーファンクルの〈天使の歌声〉
    荒井由実
    井上陽水
    ビートルズ
    NSP
    ボブ・ディラン
    クイーン
    レッド・ツェッペリン
    吉田拓郎の〈元気です。〉
    かぐや姫
    デヴィッド・サンボーン
    ファラ・フォーセット・メジャーズ
    マーチンD-35
    チェット・ベイカーの〈My funny Valentine〉
    ビートルズの〈Let it be〉
    Charの〈気絶するほど悩ましい〉
    フィ

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    2015年04月13日
  • 少年探偵 みんなの少年探偵団

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    小路幸也による江戸川乱歩の少年探偵団のオマージュ。乱歩の世界を彷彿とさせる描写が楽しく、わくわくしながら一気に読めた。今いち腑に落ちない事がいくつか残っているのが残念だが、乱歩じゃないんだから仕方ないかという感じ。

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    2015年04月10日
  • 少年探偵 みんなの少年探偵団

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     面白いが、児童文学である。
     冷静になれ自分って思った。そんなエンディングを妄想してどうする。
     しかしながら、これもなかなかエグいような気もしないでもない。

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    2015年04月08日
  • モーニング Mourning

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    ネタバレ

    淡々とストーリーは進んで行くます。

    大学の友達の葬式で久々に(九州?だったかな?)
    仲間が集まります。
    大学時代一緒に暮らした仲間たちと数十年ぶりに再会します。

    そのうちの一人が葬式のあとに自殺をするといいだします。自殺を阻止するために九州から東京まで、説得という名のドライブがはじまります。


    読んでいて…最後に学生時代の友達に会ったのは何年前かなっと思った。いい思い出があって、いい仲間がいるって素晴らしいなって改めて思いました。

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    2015年04月08日
  • カレンダーボーイ

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    1968年と2006年を行ったり来たりする二人の男の様子が軽快な文章で綴られている。読みやすく続きがすごく気になり、途中からはミステリー仕立てにもなって来て興味深くなる。が、肝心の事件の様子は短く淡々と語られ拍子抜けも。でも、そこが主題じゃ無いんだと気がつく。

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    2015年03月24日
  • コーヒーブルース Coffee blues

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    ネタバレ

    実はすごいメンバーが常連の喫茶店。そんな人たちが普通の人だよって顔して生活してるのが楽しいなって思いました。

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    2015年03月21日
  • 花咲小路四丁目の聖人

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    色んな作品群を持つ小路さんですが、これは『探偵ザンティピー』シリーズに近いミステリー仕立ての作品です。
    もちろん小路さんですから殺人なんてものは出てこない。『バンドワゴン』の様に、日常的な謎よりは大きいけれど、まあ英国版義賊・ねずみ小僧。
    まあ、軽く読み飛ばすには良いなという本です。
    それにしても小路さんの多作ぶりは凄いですね。ただ、その分悪くなったとは言いませんが、薄くなったような気がします。なんかもっとじっくり書き込んでほしいな。

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    2016年05月15日
  • 話虫干

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    「こころ」の結末に納得のいかない者が、話虫なるものの存在を通して物語の結果を変える試みと言ったらいいのだろうか。現在と過去というより物語世界が交差して、好き勝手に登場人物が現れ、作者の遊び心満載だった。

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    2015年03月04日
  • 荻窪 シェアハウス小助川

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    最後はなかなかまさかの展開だったけど、楽しく読めた。

    意外ともっと若いときに読んでもよかったなという感じの本。

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    2015年02月27日
  • コーヒーブルース Coffee blues

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    面白かった。最後の展開はいただけないですが。

    真紀がオンタイムには描かれないで三栖の説明でしか出てこないなんて、やっぱ変。急ぎ過ぎなのか早く結末まで書かなくてはならない事情があったのか。

    せっかくの人間ドラマが、真相のありえない設定で台無しにされた気分。もっと広がるだろうし、ダイの成長を軸に上下巻でも良かったのになあ。

    魅力的な人物設定だっただけに、いろいろと残念。楽しめましたが、入り込めませんでした。

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    2015年02月05日
  • エール!(1)

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    ぼちぼちですかね。
    読みやすくてあっさりよめたけど、
    まードラマ仕立ての展開で、あまりひねるところもなく。
    あまり作者ごとの個性が感じられなかったですね。

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    2015年02月04日