小路幸也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
猫と妻と暮らすオッサン(?)のエッセイか何かだと思ったんですよね。
全然違いました。
不思議系・・・・イキナリ唐突に、主人公が帰宅したら妻が「猫」になっちゃってんの。喋れるわけじゃなくて、本当に、猫。
妖怪・・・とも違うんだけど・・この世とあの世の境・・・んー、遠野物語?不気味さのない恒川光太郎?みたいな。
個人的には好き系ですが、インパクトが弱いというか、あまり作りこまれてない感じです。本の背景、詳細設定がない・・・不気味さがない分、ちょっと平坦な感じがします。
でも(何度も繰り返しますが)個人的に好き系な分野なので、この方が描いたほかの本を見つけたら、きっとまた読むと思います。 -
Posted by ブクログ
「東京バンドワゴン」シリーズの第8作。GW、実家から帰る新幹線の中で読み進む。
今回はいつもとは趣向が異なり、『シリーズの知られざる過去のエピソードが明かされる全11編』が話し手を変えながら語られる。
紺と亜美、我南人と秋実、青とすずみ、それぞれの出会いが描かれ、若き日の藤島さんも登場。
藍子の出産に纏わる真奈美さんの男気や、いまや真奈美さんの横に佇む甲さんのエピソードなど、なかなかいい感じ。
朝の食卓の描写と誰が喋っているか分らない会話がなくて良いなと、そう思った途端やっぱり出てきたり、最後の最後はいつものプチ謎解きテイストになったりもあったけど、まあ、全体としてはいつもよりは素直に沁みたで