小路幸也のレビュー一覧

  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ

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    行ったことも見たこともない光景なんだけど、懐かしい気持ちになった。うまいなあ~…場所の名前とか、行事とか、人の営みがいきいきと立ちのぼってくる。民俗学的風味も凄く効いている。
    ただ、文章に「はず」が多くてちょっと目に付いた。それと、もうちょっと謎解きの部分にも詳細さ、それまでの状況を説明するような饒舌さが欲しいな~と思った。
    例えはわかりやすかったんだけど、それまでが丁寧だっただけにもったいないような気がした。
    でもなんだかんだいって大変面白かったです。

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    2011年11月25日
  • 空へ向かう花

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    重い話ではあるけどドロドロではない。裏に書いてある通り、「苦しみながらも前を向く人々を描いた感動作」だった。

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    2011年11月25日
  • 21 twenty one

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    21人の仲間についてのお話。
    熱い友情物語か?と思いきや・・・
    丸っきりのはずれではないけど、それだけではなかったな

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    2011年11月14日
  • 探偵ザンティピーの休暇

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    ハードボイルドにしては軽く、ミステリにしては本格的とは言えない。小路先生の色は濃く出ているので探偵小説を期待しないで読むのが正解。

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    2011年11月04日
  • 空へ向かう花

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    この物語に登場する大人のようでありたいと、私も大人の一人として思った。

    子どもは親が守ってくれて何の心配もなく遊んでいられるから、子どもでいられる

    そういうことなんですね。

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    2011年10月30日
  • ホームタウン

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    ネタバレ

    親同士が殺しあったら、ふだんの生活には戻れなくなるよな。
    2つの失踪が最後に少しリンクしていて、ハッピーエンド。

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    2011年10月27日
  • 空へ向かう花

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    ネタバレ

    ≪内容≫
    暗い過去を持つ少年ハルは、自殺をする寸前にカホという少女と出会う。心に傷を持つ少年少女と、彼らを取り巻く大人たちの物語。

    ≪感想≫
    大人が子供を守るということ、家族のあり方、人に対する優しさなど、どこまでも道徳的で規範的な、そんな正しさがストレートに書かれている小説だと思う。重いテーマを取り扱っているにもかかわらず、ハルの事件の真相など、暗い記述などは意識的に排除されていて、ただ事件によって生まれた苦しみや悲しみと、その先に見える少しの希望がそっと描かれる。

    登場人物はみんな善良で心優しく、どこかひねくれていてもその心を覗けば不器用な優しさで溢れている。どんなに辛い過去を持ってい

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    2011年10月23日
  • 空へ向かう花

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    ブロードアレイミュージアムより、こっちがよかったかも。でもなあ、やっぱり東京バンドワゴンほどではないかも。でも、よかったといえばよかったかな。
    ちなみに、誰かが亡くなる悲劇は、あまり悲劇として描かれないほうが好きなのは、単なる私の好みの問題か(笑)

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    2011年10月23日
  • 空へ向かう花

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    ネタバレ

    想像通り、少しドキドキしながらも、スルスルと読みやすく
    最後まで、穏やかな気持ちで読み終えることが出来たのだけど
    本当は内容が、幼児虐待や社会問題にも踏み込んでいるにも係らず
    辛いことはさらっと都合良く解決しているように思える
    ちゃんと書かれてしまったら、重くて読めなかったのだろうし
    希望を持つこと、前を向くこと、明るく生きることの大切さを感じるけど
    どうしても心のどこかに「きれいごと」の文字が浮かんできてしまう

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    2011年10月16日
  • 探偵ザンティピーの休暇

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    ネタバレ

     マンハッタンに住む探偵・ザンティピーは、日本人と結婚した妹・サンディからの電話で、彼女の嫁ぎ先である北海道の旅館を訪ねることになる。両親とは絶縁状態にある彼だが、妹のサンディとは仲が良く、この誘いの裏にある彼女の不安に気づいたのだった。サンディが婚家にも町にもなじみ、受け入れられている様子に一安心するものの、立ち入り禁止の場所になっている御浜(オンハマ)で彼女が見つけた白骨死体の話を聞き、穏当に解決すべく行動することにする。
    *妹の幸せと平穏な人々の暮らしを守るための解決に安心してしまうのは甘いのだけど、徒に何でも暴けばいいというものではないのだ。

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    2011年10月15日
  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ

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    「みんなの顔がのっぺらぼうに見える」と言いはじめた息子。兄さんに会わなきゃ。姿を消す前、兄さんはもしそんな人が現れたら呼ぶようにと言っていた。そして兄が語るのっぺらぼうの謎とは。

    個人的には「高く遠く空へ歌ううた」のほうが好きです。小路作品に共通するどこか懐かしい感じはここでも健在。ふわんとした雰囲気の物語です。

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    2011年09月11日
  • COW HOUSE カウハウス

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    ネタバレ

    小路さんらしい、心の根のきれいな、やさしい、
    人の気持ちを思いやれ、賢い人たちばがりが出てくる小説
    文章も読みやすいし、安心して読める・・・んだよね

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    2011年09月11日
  • 高く遠く空へ歌ううた

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    ギーガン、ルーピー、ベイサンとあだ名だけで、毎日がドキドキのあの頃を思い出す。
    最後にあのシリーズだったのかと気付かされるぐらい、一物語として完成度は高い。
    「暗い日曜日」のエピソードを絡めるところが、小路氏の巧さと思う。

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    2011年09月10日
  • 探偵ザンティピーの休暇

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    ネタバレ

    会話も多く、さらっと一気に読めました。寅さん口調で話すザンティピー。。。笑えました。妹の嫁ぎ先の優しい方々との会話が面白くて引き込まれました。

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    2011年09月07日
  • COW HOUSE カウハウス

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    何やら訳ありの過去を持つ人々が偶然に集まり、新たなことを始める物語。とってもハートフルで気持ち良い話です。
    主人公は阪神の震災で孤児となった青年。孤児院で育ち、何かの理由でそこを飛び出してきた青年の恋人。冷徹だけどどこか優しさを持つ部長。ボケを装う老人と異常なピアノの才能を持つ少女。そうした人々が次々に集まる序盤は楽しく、大きな期待を抱かせます。
    だけど、最終的に訳ありの過去もぼんやりとしか描かれないし、ハッピーすぎて浮ついた印象もぬぐえません。やや、最初の勢いが最後にしぼんだ感じもあります。
    それにしても小路さん、ちょっと多作すぎませんかね。

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    2016年07月30日
  • ラプソディ・イン・ラブ

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    たぶん、私は、語りが次々に代わる形式の物語が苦手なのかもしれない。
    素と演技を分析したりする、そういう語り口があまり好きでなかった。

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    2011年08月18日
  • brother sun 早坂家のこと

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    展開も人物の描きこみもものたりない感じでしたが、全体を流れるさわやかな空気感はなかなかよかったです。

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    2011年07月18日
  • 高く遠く空へ歌ううた

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    不思議な話だった。不思議な力を持つ少年と彼を取り巻く人たちの話。彼に、不思議な力があると話せる人がいて、支えてくれる人がいてとてもよかったと思った。

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    2011年06月16日
  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ

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    とりあえずタイトルがステキ。

    ストーリーは、「みんなの顔がのっぺらぼうに見える」という
    少し変わった設定からはじまり、
    謎を含んだミステリーで引き込まれる。

    語り口や雰囲気は好きな作品だけど、
    ラストの謎(?)を知ると「えー・・」という感想。

    伝えたいことはわかる気がするのだけど、
    この小説にはもっとしっくりくる展開があってほしかった。

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    2011年06月03日
  • カレンダーボーイ

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    ネタバレ

     48歳のおっさん(失礼)のタイムスリップモノ。
     難点は視点がコロコロ変わり読みにくかったのと、あそこまで膨らませた三億円事件の経緯を、驚くほど簡単に終わらせちゃったこと。それも、全てを読み終えてからは、三億円事件をあまり深く掘り下げると、物語の主格がぶれるので、アレはあれで正解なのかな?と思いもしますが、膨らませ過ぎな感は、否めません。
     それでも、終盤にかけて読ませる力はあり、あざといな、と思わなくも無いですが、ラストシーンの出来は秀逸。
     嫌いではないし、面白かったとは思うのですが、ちょっと消化不良。さらっと読ませるよりも、中途半端に突くならいっそガッつり人間の側面に踏み込んでほしかっ

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    2011年05月22日