小路幸也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
物語を自分の好きなように改変してしまう『話虫』。その話虫を退治して物語を元に戻すのが『話虫干』。舞台は夏目漱石の「こころ」。なんとも面白そうな設定ではないですか。この設定だけで「やられた!」ってかんじ。
ただ、蓋を開けてみてがっかり。全体的にふわっとしすぎていて物足りない。話虫との激しい駆け引きが繰り広げられると思ったのに。歴史上の人物も何人か出てきますが、別にこの人でなくても外国人であれば誰でもいいのでは?とか思ったり。その人物である必要ないよねってかんじ。あえてなのかは分からないけど、細かい設定が曖昧で話の持っていきかたが強引。詰めもあまあま。結末も反則でしょ。文章も「マジで」や「っていう -
Posted by ブクログ
ネタバレ小千谷の田園風景を思い出しながら読む。
映画はもっと画面でみせられるんだろうけど、小千谷な空気がイマイチ感じられなかったのが残念。
異様に元気なハナちゃんと、それに引っ張られながら自分の居場所を探してる太郎くん。
「登場人物が死んだのが悲しくて泣くのは感動じゃない。」って、小学生の頃に庄司陽子の漫画を読んで決めたけど。
太郎くんの前向きになっていく姿にも涙。
「これからも『お兄ちゃん』って呼んでよ。ずっとハナの兄貴でいたいから」
本当にみんなこんなにイイ人?なんて思ってしまうけど。
一人称でもあまり掘り下げない距離の取り方が絶妙な感じ。
いくらでもジメジメウジウジできそうなだけに。
爽やかな