小路幸也のレビュー一覧

  • 高く遠く空へ歌ううた

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    「空を見上げる古い歌を口ずさむ」の続編的作品。人間描写が繊細でかつおしつけがましくないのがいい。お野菜小説みたい、ビタミン欠乏時に是非とも読んでほしい、読みたい小説です。扉の「謎の糸が少しずつ解けていく優しいミステリー」まさに、そのままで、他の作品も類似ながら又別の世界観を表現してくれている。

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    2009年10月04日
  • 高く遠く空へ歌ううた

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    この著者にしてはミステリアス。寄宿舎じゃないし、男女混合だけど、主人公の少年とその先輩の描かれ方がちょっとギムナジウム系ですわ。

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    2009年10月04日
  • ホームタウン

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    彼の作品にしては、身近感というかさわやか感が持てるさくひんでした。

    おばあちゃんとくらしたい。

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    2009年10月04日
  • ホームタウン

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    ゲームのシナリオのような作風だ。ちゃんとしたカタルシスがあるので読後感はいっつもスッキリ。快眠快便。

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    2009年10月07日
  • 空を見上げる古い歌を口ずさむ

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    ホラーでもないし、SFでもないし、不思議な味わいの作品。昭和40〜50年代に子ども時代を過ごした者には懐かしい描写がいっぱい。

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    2011年08月06日
  • ホームタウン

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    札幌で働く柾人のもとへ、両親の死という過去で疎遠となっていた妹から
    手紙が届いた。結婚するという連絡に喜んだが、式間近になって妹と婚約者
    がほぼ同時に失踪。柾人はふたりを捜し出すため戻ることのなかった故郷
    へ向かう。

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    2009年10月07日
  • ホームタウン

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    殺しあう両親から逃げた兄と妹。

    北海道最大の百貨店の顧客管理部<特別室>勤務の兄
    仕事内容は、公にできない取引先の調査から
    上得意客の売掛金の回収から、車内の怪しげな噂調査まで。
    まだ若干27歳だが、長身で甘いマスク。

    しばらく連絡をとっていなかった妹から
    結婚するとの手紙が来てから、妹と彼氏が行方不明になる。

    これはハードボイルド系か〜?と思ったが
    題名にあるように「家族」が軸になったお話。
    取り立てて難しくもなく、読みやすい。
    でもあまりにもうまくできすぎていて
    最後はちょっとしらける。
    キレイにまとまりすぎている感じ。

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    2009年10月04日