小路幸也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
とある過失?事故?で小学生の女の子を殺してしまった少年と、
死んだ女の子の親友が出会い、
周囲の人に助けられながら事件を乗り越えていく話。
ハートフル感動ストーリーという感じで評判よいけれど、
あまりにみんないい人過ぎて、道徳の教科書のような話だった。
少年が結局何をしたのかよくわからない。
妙に「殺した」というフレーズで引っ張るだけ引っ張っておいて、肩透かしな感じ。
事故で子供が子供を死なせてしまったり、児童虐待とか重い話題なのに、
それを物語の飾りの一つとして軽く使っているのに違和感。
それは優しい人の書く物語か?
テーマの割りに文章が読みやすくて平易な分、こんなにさらさら読めていいのかなと思ってしまった。
それに登場人物に「偽善で何が悪い」って言わせる神経はちょっと相容れないかな。
暇つぶしにはいいけど特に残るものはないから余計に薄っぺらい気がした。
これまで読んだ2作品にも共通する、敵を作らない作品群。
嫌われないものはいいものかっていうと、どうなんでしょう。
要するに私が偏屈者です、はい。 -
Posted by ブクログ
重いものを背負ってしまった子供と過去に色々あった大人が出会い支えて行く。
本当にこんな奇跡の出会いがあれば救われる人は多いだろう。
そういう場があるといい。
物語的には引き込まれるし、読みやすかった。会話文も多く進み易い。ショッキングな展開もいくつかある。
「まだ弱き者に、この世で力を持たないものに、優しくしたいと思う気持ちを偽善と呼ぶのなら、私は喜んで偽善者になる。」
心に残った
でも、結局事故の詳細やイザさんに何があってひっそりと暮らすようになったかは終始グレーなまま。
どれだけの理由でそうなったか。「仕方のない事故」「嵌められたんじゃないか?」だけでは弱くて今ひとつ納得がいかなかった。
推理モノではないし、事故詳細を記してしまうと読み手によって受け取り方に差が出てしまうからかなぁ。
続編があろのだろうか…? -
Posted by ブクログ
NYに住むザンティピーは数カ国語を操る名探偵。ある日、ボストンにあるスパの社長・エドから依頼が入る。娘のパットが、北海道の定山渓で日本の温泉経営を学ぶ間、ボディガードを頼みたいという。ザンティピーは依頼を受けるが、定山渓に向かう途中、何者かに襲われ気を失ってしまう…。謎と爽快感が疾走する痛快ミステリ。書き下ろし第二弾(「BOOK」データベースより)
『探偵ザンティピーの休暇』に続く第2弾。
一作目に比べるとやや軽め。
でも相変わらず妹想いで温泉好きで人情に厚くていい男だザンティピー。
四角四面で解決するんじゃなくて、多少清濁併せのむことになってもみんなが幸せになれる解決法を見つけてくれる。
そんな心優しい(虎さん口調の)探偵の物語です。