【感想・ネタバレ】ダウンタウンのレビュー

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Posted by ブクログ 2017年01月30日

とっってもノスタルジックな話です。
読んでいると、なんだかわからないけど、共感して自分の子どもの頃を思い出します。
大なり小なりきっとみんなにある話なので、どこかが琴線に触れて来ます。

当たり前のことなんだけれども、どんなにつまらなくて、どんなに退屈でも、そしてどんなに辛くても自分のペースを保っ...続きを読むていれば、少しづつ前進していくはずです。

そんな当たり前のことを改めてノスタルジックな青春小説から思い出し、少し前向きな気持ちになれました。

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Posted by ブクログ 2017年01月27日

旭川に住む高校生が喫茶店の店員や常連さんとの交流を通して大人への階段を少しずつ登っていく話。
感受性が高い主人公の少年と、いろいろ訳ありながらも魅力的なお姉さんたち、ここぞという時に格好いいおじさんたち、青い真っ直ぐな生き方を貫く友人や伸びやかな恋人と、登場人物それぞれがいきいきしています。
舞台と...続きを読むなっている時代は自分より少し上なので臨場感を感じられないのが残念だけど、いつか書きたかったという小路氏の気持ちが表れている作品だと思います。

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Posted by ブクログ 2014年09月24日

喫茶店に集う人たちの話。

同じ空間と時間を共有することで
親しくなっていける場所があるっていいな。

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Posted by ブクログ 2012年04月30日

周りにいる人たちに見守られていることに気づいて、じゃあ自分は家族をどう思っているんだろう、と想うようになる作品。

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Posted by ブクログ 2012年04月14日

ノスタルジックな世界には、妙に素直な心を引きだす何かがあるように思います。
加えて、珈琲、ジャズ、レコード、路地裏なんかが好きなアナログな人間なので、その世界に浸ることができました。
書き方や作風がどうのこうのというよりも、世界観が肌に合うんだと思います。
ただ、アクションの描写だけはちょっと違和感...続きを読むが…(^^;。

子供の頃からずっとこういう場所を求めてたのかもしれません。
今は、形はありませんが、そういう場があり、友が居ます。
この場を、絆を、これからも大事にしていきたいと思います。

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Posted by ブクログ 2015年10月02日

喫茶店ぶっろくに通う高校生のショーゴがそこで集まる人達に触れて成長していく。
そしてなんとなく懐かしい落ち着く雰囲気の話。
そこに行けば誰かが居るみたいなのって10代で終わったなぁって
私の10代・・・・長野駅の裏口にモスバーガーがあって、そこに行けばいつも誰か居たな♪
もう今は無いけど・・・懐かし...続きを読む
今まで読んだ小路さんの本とは少し違う感じがしたけどこれはこれで凄く良かった

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Posted by ブクログ 2015年04月13日

自分の青春時代を思い出し、今の自分が、ここで登場する大人と同じように対応出来るだろうかと反省しながら読んだ。
シュガー・ベイブの〈DOWN TOWN〉
オーティス・レディング
サイモン&ガーファンクルの〈明日に架ける橋〉
ガーファンクルの〈天使の歌声〉
荒井由実
井上陽水
ビートルズ
NSP...続きを読む
ボブ・ディラン
クイーン
レッド・ツェッペリン
吉田拓郎の〈元気です。〉
かぐや姫
デヴィッド・サンボーン
ファラ・フォーセット・メジャーズ
マーチンD-35
チェット・ベイカーの〈My funny Valentine〉
ビートルズの〈Let it be〉
Charの〈気絶するほど悩ましい〉
フィービ・スノウ
スティーヴィー・ワンダーの〈ハッピー・バースディ〉
フリートウッド・マック
ブレッド&バターの〈マリエ〉
この曲覚えているような気がして、

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Posted by ブクログ 2016年08月19日

舞台背景に共感を持ったため読んでみた。
人とのつながりが暖かく描かれている。
優しさがサラ~と通りすぎてしまう感じ。

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Posted by ブクログ 2012年12月08日

仲間がいる、ホッとできる、coffeeの良い香りがする、そんな居場所がある。
そんな事に羨ましさや、居心地よさを感じながら読んだ。
そこを心の拠点として頑張ってほしい、大きく羽ばたいてほしいという皆の思いが伝わってきた。

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Posted by ブクログ 2012年11月24日

小路幸也のダウンタウンを読みました。

高校生の僕は中学の時の先輩ユーミさんに誘われて、「ぶろっく」という喫茶店に行きます。
店長のカオリさんや常連さんたちに温かく迎えられ、僕はその喫茶店の常連になります。
音楽仲間の孝生や「ぶろっく」の店長、そして常連さんたちの抱えるものを知って僕は大人になってい...続きを読むくのでした。

昭和を舞台にした物語なのですが、konnok的にはピンと来なかったのが残念です。

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Posted by ブクログ 2012年06月13日

文庫本で読みました。この小説の主人公の森省吾は高校3年生。卒業するまでの文字通り青春まっただ中の1年間の出来事を回想する書き出しで始まります。時は1970年代後半、小説の舞台となる喫茶店とフォークソングやロック・ジャズなどの音楽は対になる風景、ギターなどの楽器の小道具も欠かせないアイテム”あの頃”と...続きを読む懐かしがる年代の方々にはそんな思い出深いキーワードが物語の進行と同時に登場します。
主人公の省吾は親友ともいうべき友人、孝生と出会います。友人の家庭には複雑な事情がありました。高校生の省吾が少し背伸びして通う喫茶店”ぶろっく”の店主、カオリさんには明かされない秘密があります・・・そこに集う大人に見える女性たちもそれぞれの事情を垣間見せます。省吾は平凡で平和な自分や家庭環境に息がつまりそうだと毛嫌いする思春期らしい反抗心を抱きながらも、両親も含めて様々な周りの大人がいざという時に発揮する真摯な姿勢に触れて、悩みながらも成長していきます。
おそらくこの小説は作者の青春の一部を切り取ったシーンを描いたものなのでしょう。
些細なことに悩む主人公をはぐくみ、見守る大人たちの態度が頼もしく安心して読める設定になっています。やっぱり時代の背景もどこか長閑なのかもしれません。

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Posted by ブクログ 2012年03月20日

主人公の周りではいくらか事件は起こるけど、主人公そのものにはたいした事件は起こらない。

喫茶店のメンバーはどこかしら寂しさを持っていて、でもそんな女性達の集まる喫茶店に主人公は入り浸ることになる。

作品内で書かれる喫茶店の雰囲気は嫌いじやないけど、話の半分以上を喫茶店のメンバーの紹介が占めてるせ...続きを読むいか物足りなさを感じた。

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Posted by ブクログ 2012年03月03日

小説全体が「説明的すぎる」ところが嫌だったけども、舞台設定などは良かったし、思春期特有の微妙な気持ちの揺れようもそれなりに共感できる。それに70年代のどこかもの暗さもサッキを媒介にして描かれている。ここはすごく良いと思った。

大人になるということは、自分がまだまだ子どもであるということを否応が応も...続きを読むなく認識させられるその瞬間であるというのは、もはや当たり前のことだろうけども、それもうまく表現されている。しかし、あのカーチェイスのシーンは、少し過剰過ぎるw

でも、まあ、シュガー・ベイブ『DOWN TOWN』が好きになるよねー笑

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