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大人になるってことを、僕はこの喫茶店で学んだんだ……七十年代後半、高校生の僕と年上の女性ばかりが集う小さな喫茶店「ぶろっく」で繰り広げられた、「未来」という言葉が素直に信じられた時代の物語。
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Posted by ブクログ
とっってもノスタルジックな話です。 読んでいると、なんだかわからないけど、共感して自分の子どもの頃を思い出します。 大なり小なりきっとみんなにある話なので、どこかが琴線に触れて来ます。 当たり前のことなんだけれども、どんなにつまらなくて、どんなに退屈でも、そしてどんなに辛くても自分のペースを保っ...続きを読むていれば、少しづつ前進していくはずです。 そんな当たり前のことを改めてノスタルジックな青春小説から思い出し、少し前向きな気持ちになれました。
旭川に住む高校生が喫茶店の店員や常連さんとの交流を通して大人への階段を少しずつ登っていく話。 感受性が高い主人公の少年と、いろいろ訳ありながらも魅力的なお姉さんたち、ここぞという時に格好いいおじさんたち、青い真っ直ぐな生き方を貫く友人や伸びやかな恋人と、登場人物それぞれがいきいきしています。 舞台と...続きを読むなっている時代は自分より少し上なので臨場感を感じられないのが残念だけど、いつか書きたかったという小路氏の気持ちが表れている作品だと思います。
喫茶店に集う人たちの話。 同じ空間と時間を共有することで 親しくなっていける場所があるっていいな。
周りにいる人たちに見守られていることに気づいて、じゃあ自分は家族をどう思っているんだろう、と想うようになる作品。
ノスタルジックな世界には、妙に素直な心を引きだす何かがあるように思います。 加えて、珈琲、ジャズ、レコード、路地裏なんかが好きなアナログな人間なので、その世界に浸ることができました。 書き方や作風がどうのこうのというよりも、世界観が肌に合うんだと思います。 ただ、アクションの描写だけはちょっと違和感...続きを読むが…(^^;。 子供の頃からずっとこういう場所を求めてたのかもしれません。 今は、形はありませんが、そういう場があり、友が居ます。 この場を、絆を、これからも大事にしていきたいと思います。
喫茶店ぶっろくに通う高校生のショーゴがそこで集まる人達に触れて成長していく。 そしてなんとなく懐かしい落ち着く雰囲気の話。 そこに行けば誰かが居るみたいなのって10代で終わったなぁって 私の10代・・・・長野駅の裏口にモスバーガーがあって、そこに行けばいつも誰か居たな♪ もう今は無いけど・・・懐かし...続きを読むい 今まで読んだ小路さんの本とは少し違う感じがしたけどこれはこれで凄く良かった
自分の青春時代を思い出し、今の自分が、ここで登場する大人と同じように対応出来るだろうかと反省しながら読んだ。 シュガー・ベイブの〈DOWN TOWN〉 オーティス・レディング サイモン&ガーファンクルの〈明日に架ける橋〉 ガーファンクルの〈天使の歌声〉 荒井由実 井上陽水 ビートルズ NSP...続きを読む ボブ・ディラン クイーン レッド・ツェッペリン 吉田拓郎の〈元気です。〉 かぐや姫 デヴィッド・サンボーン ファラ・フォーセット・メジャーズ マーチンD-35 チェット・ベイカーの〈My funny Valentine〉 ビートルズの〈Let it be〉 Charの〈気絶するほど悩ましい〉 フィービ・スノウ スティーヴィー・ワンダーの〈ハッピー・バースディ〉 フリートウッド・マック ブレッド&バターの〈マリエ〉 この曲覚えているような気がして、
舞台背景に共感を持ったため読んでみた。 人とのつながりが暖かく描かれている。 優しさがサラ~と通りすぎてしまう感じ。
仲間がいる、ホッとできる、coffeeの良い香りがする、そんな居場所がある。 そんな事に羨ましさや、居心地よさを感じながら読んだ。 そこを心の拠点として頑張ってほしい、大きく羽ばたいてほしいという皆の思いが伝わってきた。
小路幸也のダウンタウンを読みました。 高校生の僕は中学の時の先輩ユーミさんに誘われて、「ぶろっく」という喫茶店に行きます。 店長のカオリさんや常連さんたちに温かく迎えられ、僕はその喫茶店の常連になります。 音楽仲間の孝生や「ぶろっく」の店長、そして常連さんたちの抱えるものを知って僕は大人になってい...続きを読むくのでした。 昭和を舞台にした物語なのですが、konnok的にはピンと来なかったのが残念です。
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