小路幸也のレビュー一覧

  • ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン

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    相変わらず明るく温かな大家族。
    今回は花陽や研人の成長が著しい。
    特に研人!!正直高校生の研人ってあまり想像出来なかったけど、麟太郎と話すところが高校生よりさらに大人に見えた。音楽活動の中で沢山の人と出会って、そしていろいろ吸収して、今の研人になったのかな?

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    2021年10月03日
  • ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    いつの間に研人や花陽が高校生、そして医学部受験とすっかり成長してきて早いと思ってしまいます。そして登場人物を毎回忘れてしまい、一覧を見て思い出す作業が必要になります。
    今回もドタバタで海外まで勘一が行ってしまったり色々起きてますね。サチの一度行った場所はいつでも行ける機能ほんと羨ましい。死んだらそうだと楽しいなぁなんて。

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    2021年09月30日
  • すべての神様の十月

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     八百万の神様たちが人間界に自然に溶け込み、各々の役目を果たす様子を描いた物語。自分が神であることをわすれている神もおり、妙に人間くさいのが魅力。
     「東京バンドワゴン」シリーズはずっと追いかけているが、著者の他の作品は初めて読む。初めは少し違和感もあったが、やはりほっとさせられる。神様っぽくなくて、なんなら人間より少し不幸に見えるところが切ない。お釜の九十九神と警備会社の道祖神、小児科に現れる疫病神が良かった。タイトルの十月は、関係があったのかはわからなかったが。

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    2021年09月24日
  • 夏服を着た恋人たち マイ・ディア・ポリスマン

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    犯罪そのものは、直接は描かれない。
    あおいがオレオレ詐欺の現場に出会う。そこから、知恵を絞り、若いお巡りさんと地元の若者たちが協力して、オレオレ詐欺の証拠をつかむ。
    若者たちに明るい未来を感じさせる。明るく軽快なミステリー。

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    2021年09月20日
  • 21 twenty one

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    国道食堂に続いて読んだので 個人名でまとめられた進行に期待をして読み進めた。
    微妙な感じ
    面白くない訳じゃないが 盛り上がれない
    そのまま ズルズルと最後のページへ
    でもやはり盛り上がらない。

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    2021年09月15日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    田中栄一の作品「メアリー・スーを殺して」。

    所謂オタク女子という人物が小説を書いていて、ある人の言葉を切欠に現実と関わる。
    関わる先は大きくなっていく一方、メアリー・スーは?
    そう、メアリー・スー=中二病となっているが自らが生み出したキャラだ。
    作中のメインヒロインを理想の女性として置き、それに自分を投影していく。
    彼女の作品の中に必ず出てくる彼女の理想が、メアリー・スー。
    没頭していた時代に同じくそれらに没頭していた友人が、少し離れた時間に現れて「あなたの作品が読みたい」と。
    久々に訪れた母校、そこで転寝をした彼女の前に現れたメアリー・スー。

    キーボードを動かし始める動作で物語は終わる。

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    2021年09月11日
  • スターダストパレード

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    物語の構成と解決の道筋がとてもアンバランス。せっかく組み立てたのに、もう終わりかよという感じである。もったいない。

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    2021年09月06日
  • 猫と妻と暮らす 蘆野原偲郷

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    ネタバレ

    バンドワゴンや花咲シリーズと違っての異次元もの。日本の民俗学的世界を淡々と描く。猫に変身もそのまま請けいる。淡々という感じである。「猫ヲ探ス夢」が続編というか次の世代のはなしとなる。

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    2021年09月05日
  • 21 twenty one

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    少しずつ層が厚くなるように読み進めるにつれ関係性が繋がっていくのがよかった。
    21人もいるので読み手も自分と相通ずるキャラクターがいるかも。
    結末はあまり好みではなかったが、独特の世界観と表現が素敵だった

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    2021年09月03日
  • スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン

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    「東京バンドワゴン」シリーズの三作目。すこしマンネリになり始めている。起こる問題は奇妙なものも多いが、解決策は安直なものも多いような。

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    2021年08月31日
  • ビタースイートワルツ Bittersweet Waltz

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    登場人物それぞれが歳を重ね味が出て面白かった。最後に点と点が繋がるまでは登場人物達と同じように?を頭に浮かべながら読みました。

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    2021年08月30日
  • 明日は結婚式

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    いつもの、安定の、小路さんの小説。
    悪い人出てこなくて、好い人ばかりのやつw

    このパターン多い?登場人物それぞれが章になってるやつ。

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    2021年08月27日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    喫茶店でアルバイトしている大学生と店に集う若者達の成長と苦悩をえがく。小路幸也さんの小説は、やはり安定していて素晴らしい。一気読みしました。
    前のめりで突っ走っていけるというのは若者の特権なんだが、今の世の中、どうなんだろうと思います。

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    2021年08月05日
  • 明日は結婚式

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    【収録作品】井東秋郎〈新婦の弟〉/細井真奈〈新郎の妹〉/綿貫壽賀子〈新婦の祖母〉/細井光彦〈新郎の父〉/井東奈々子〈新婦の母〉/細井久美〈新郎の継母〉/井東孝明〈新婦の父〉/細井真由〈新郎の妹〉/細井真平〈新郎〉/井東春香〈新婦〉
     よくできたカップルをよくできたそれぞれの家族が祝福し褒め讃える話。読み心地はいいが、できすぎていてちょっと白ける。

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    2021年08月04日
  • 明日は結婚式

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    3.5
    物語の本筋とは関係ないのだけれど、
    物事をクリエイトする仕事に携わる身として強く共感したのは、新郎と漫画家の親友との会話。

    きれいにしか出来ないアーティスト…

    きれいな作品と凄い作品の違い
    真面目さが削ぎ落として行くもの…

    なんとも…
    切なさを伴う肯定感というか(笑)



    パン屋の息子に嫁ぐ一人の女性の結婚式前夜。
    両家の家族それぞれの目線で、その特別な一日を描く。

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    2021年08月03日
  • 明日は結婚式

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    ネタバレ

    ある一家の結婚前夜の話。
    新郎の父、妹、継母、
    新婦の父、祖母、母、弟が夫々登場し
    夫々が新郎新婦に対する思いを
    エピソードを交えながら、過去の思い出話を語る微笑ましい話。
    特に嫉み、嫌味といったものはなく、
    純粋な気持ちで話が進展していく。

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    2021年08月01日
  • 三兄弟の僕らは

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    それを不幸ととるか不運ととるか。
    恨めばいいのに恨まない、そんないい人たちが多くて、このくらい素直に生きられればとも思いました。

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    2021年07月14日
  • 駐在日記

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    神奈川県の田舎の駐在所にやってきた、元刑事の駐在さんと、事件に巻き込まれ外科医をやめた妻とが、地域の人と交流しながら出来事を処理していく心温まるお話、というつくりで、そこそこという感じ。取り立てて良いというほどではない。

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    2021年07月14日
  • あの日に帰りたい 駐在日記

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    202105/シリーズ2作目。清濁の摺合せもあり、人の世の難しさや悲しさも書かれていてすっきりしないこともあるけど面白い。設定や人の関わり・集まり方や距離感に、なんだかバンドワゴン駐在所バージョンみたいな雰囲気も出てきたような…。

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    2021年06月08日
  • アンド・アイ・ラブ・ハー 東京バンドワゴン

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    202104/都合良い展開や時勢にあわない観もあるけど、やはりこの世界に浸れるのは楽しい。これからもずっと楽しみなシリーズ。

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    2021年06月08日