小路幸也のレビュー一覧

  • ストレンジャー・イン・パラダイス

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    ヒサおばあちゃんの朝ごはんがのメニューが出てきたときに、そうだそれは東京バンドワゴンと同じ作者だったと改めて思い出し、、、“コーヒーに、砂糖を入れて混ぜないで飲む。…最後に甘いところが来ると血糖値が上がって元気になる…”という上司(?)の教えに
    良い事知った!やりたい!と楽しみになった。

    地元(ど田舎)の友人と久しぶりの再会がしたくなっちゃう。それと、もし自分があゆみさんの立場ならどんなことできるかなって想像する。何も無いところで地域の活性化のために動く人生も一度は考えたことあるので。

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    2022年10月08日
  • 夏服を着た恋人たち マイ・ディア・ポリスマン

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    09月-16。3.0点。
    シリーズ第三弾、完結?。
    主人公の漫画家女子高生、卒業して漫画家へ。かなり売れる。一方、主人公に、近隣のタワマンに柄の悪い人間の出入りがあり、確認しろと匿名の通報が。。

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    2022年10月03日
  • ロング・ロング・ホリディ(PHP文芸文庫)

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    札幌の大通南の喫茶店でのバイト仲間の中での人間模様と主人公の成長。学校で学べないことを、学外のいわばバケーションの中で学んで成長していく物語。姉さんとかカッコいいナオキさんとかキャラ立ちのする存在である。いつもの小路ワールドで、悪人がいなく、温かく見守る筆者のまなざしが読み取れる。

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    2022年09月21日
  • 風とにわか雨と花

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    ネタバレ

    離婚した父のものに夏休み、訪れます。
    そこでも会話がとても奥深かったです。
    また、不思議な元夫婦関係がその奥深さをよりひきたてているようにも感じました。

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    2022年09月13日
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零

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    小路幸也さん初の時代劇作品。
    超能力者の活劇小説、時代劇版と言えるかな。
    読み初めはその設定に少し違和感を覚えたけれど現実離れした人達の話に身を委ねてしまえば心地よく読み進むことができた。
    なぜ「東京バンドワゴン 零」としたのか?
    血のつながらない人々も含めた「家族」の話だと理由付けはできるだろうけれど、本音のところでは小路幸也さんが、あの「東京バンドワゴン」の小路幸也さんが初めて書いた時代劇だからよろしくね!
    という思いも出版社側にあったのではないだろうか。穿ち過ぎ、だろうか。

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    2022年09月13日
  • 僕は長い昼と長い夜を過ごす

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    結局、色々と明かさないまま終了してしまった。
    ボリュームある作品でそれはやってはいけないと思うのだが。
    話自体はオーソドックス。

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    2022年09月11日
  • オール・マイ・ラビング 東京バンドワゴン

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    巻数が増えるにつれ、家族が増えるから家系図がないと読み薦められないと言うのもいかがなものか。
    現実だと、やたらいる親戚とか憶えていそうなものだが。
    まだまだ作中の世界に浸りきれていないらしい。

    話の内容は、相変わらず、ということで。

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    2022年09月11日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    ★ここでバイトしてるからなんだ。(p.233)

    【感想】
    ・理想のバイト先を考えてみたらこうなった?
    ・いつものようにうまくいきすぎる展開。それでいいのだ。

    【内容】
    ・小路幸也さんの小説にはだいたいなんらかのミッションが設定される。この作品でのミッションは(1)ヒロコの独立をてつだう。(2)快適なバイト先である「D」を内部のゴタゴタから守ろう。(3)姉さんが札幌に来たのはなんらかの逃避と思われるがそれは解決可能なのか?

    【一行目】「コウヘイ!」

    ▼「D」についての簡単なメモ

    【飯倉徳子/いいくら・のりこ】コウヘイの小学生の頃の同級生。ご近所だが疎遠になっていた。高校で自殺した。最後

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    2022年09月10日
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零

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    東京バンドワゴンの堀田一族の先祖の話ということだが、時代が飛びすぎていて、独立した話として読んだ方がいい。明治時代くらいのご先祖の話のほうが読みたいのに、と、思う。江戸時代、ちょっと特別な才能を持った人たちが「隠れ」として存在するという設定なのだが、この作者の作品では、ちょっとした才能の持ち主が登場するものが多くて、ご都合主義というか非現実的になってしまうのが難点だと思っている。東京バンドワゴンには、語り手が幽霊というのはあっても、それほど強く出てきていなかったのに、番外編で出てしまって、ちょっと残念。

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    2022年09月05日
  • イエロー・サブマリン 東京バンドワゴン

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    202204/毎作楽しんで読んでるけど、広いようで狭い範囲での濃密すぎる関係や昭和的価値観、登場人物達がみんな優秀・才能豊かなので、ちょっとな~と思う時もあるけど、やっぱりこの世界の一員になりたいなあと思わせてくれるシリーズ。

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    2022年09月04日
  • 東京公園

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    人はいつも誰かを探している。
    一緒に歩いてくれる誰かを、本能で探しているらしい。

    人が人に惹かれる瞬間に理由なんてないというのは、そういうことなのかもしれない。

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    2022年08月28日
  • 〈銀の鰊亭(にしんてい)〉の御挨拶

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    結末に物足りなさを感じる人もいるのではないかなというのが率直な感想。
    けれど、私はこれが一番いい形の終わりかたかなと思う。
    登場人物の人柄が好きなので、気持ちよく読めた。次作もあるようなので読もうと思う。

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    2022年08月27日
  • 春は始まりのうた マイ・ディア・ポリスマン

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    08月-19。3.5点。
    マイディアポリスマン第二弾。近隣の団地付近で、白く大きな化け物?目撃談が。一方、主人公を観察する怪しい警察官が。。

    面白い。一気読みした。主人公巡査の秘密が、明らかになる。

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    2022年08月26日
  • 風とにわか雨と花

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    家族の話。
    12歳の風花、9 歳の天水の姉弟の両親が4月に離婚した。
    父親が会社を辞めて、小説家を目指すために。
    夏休み、離れて暮らす父親の所へ遊びに行く。
    そのひと夏の家族の成長物語。
    家族四人の視点で交互に物語は進む。
    スラスラと読める。
    大人や子供達の考えは、「なるほどな~」と思うところもあった。
    でも、みんな格好良すぎだと感じた。
    現実では、なかなかこういう風にはならないだろうけど、人生の選択では、こういうことが出来たら…、少し羨ましいと思うかもしれない。

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    2022年08月25日
  • ロング・ロング・ホリディ

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    なんとも、穏やかに進んで・・・
    バタバタしている風だけど
    何も変わっていない
    思った通りの展開でした

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    2022年07月24日
  • すべての神様の十月(二)

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    今回も優しい神様達に出会えました。
    私の周りにも気付かないけれど神様がいるのかもしれないな…なんて思ってしまっりしました。

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    2022年07月23日
  • 駐在日記

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    昭和50年代の田舎の駐在所の話。
    特殊な環境だけに、単に法の番人という役割を超えた存在ならではの清濁併せ呑むバランス感覚が興味深い。

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    2022年07月10日
  • 東京カウガール

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    ★私は、復讐をしているの(p.277)

     登場人物たちが知恵とスキルを駆使してコトを解決するという小路幸也さんでよくあるパターンではありますが今回はかなり危険な雰囲気。英志くんは奈子さんをどうやって救う? そして、この著者らしくあっさりと物語は終わる。

    ▼簡単なメモ
    【一行目】職質されたら、まず、微笑む。

    【アンジェラ】喫茶あんぼれの常連。歌舞伎町でゲイバーのママをやってる。
    【石垣奈子/いしがき・なこ】ヒロイン。相手を破壊する技を修得している女性に似ている。岡島の孫。
    【石垣肇/いしがき・はじめ】奈子の父方の祖父。父が亡くなった後も母娘ともに一緒に暮らしている。
    【英志/えいじ】→木下

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    2022年07月09日
  • マイ・ディア・ポリスマン

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    07月-04。3.0点。
    交番の巡査と、寺の副住職(跡継ぎ)は幼馴染み。女子高生が、巡査の写真を撮りたいと二人のところへ。女子高生が去ると、謎の財布が。。。

    さらりと読める。登場人物が皆「いい人」。次作も期待。

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    2022年07月06日
  • イエロー・サブマリン 東京バンドワゴン

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    第一章の絵も言われぬ縁結び、の作中で出てくる空想の作品。

    『美しいシロと黒の馬の物語を月が読む』
    『緋色のツグミは太陽に啼いて旅をした』
    『砂漠の王者と湖水の木守』
    『涙は銀の雨に心は金の光に』
    『眠れる龍を紫紺の薔薇の姫が誘う』

    作者はどうしてこんなタイトルを思いつくのか…と頭抱えるほど、このタイトルだけでこれらの作品の虜。メタ的にも東京バンドワゴンの世界観が溢れていて良いなぁと思う。

    解説(渡邉森夫)の言葉を借りると“箱推しなのは、言わずもがなであるが”、私は紺推しです。ラストの紺に痺れた。それとマレフィセントには笑ったw

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    2022年06月05日