小路幸也のレビュー一覧

  • ザ・ネバーエンディング・ストーリー 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンシリーズ第20作・・・もうそんなになるんですね。今回は数年おきの外伝です。
    舞台は昭和60年。青が幼稚園児の時代。今回のストーリーテラーは亡き秋実さん。

    このところ登場人物がどんどん増えていって子供たちもみんな成長してわけわかんなくなっていった感がちょっとあったんですが、めちゃくちゃ増えた人脈がまだできる前の話ということですっきりと読めました。おもしろかったです。なんかこれくらいでサザエさんシステムで続けてもいいんじゃないかと思ったくらい。
    ただ秋実さんの語り口というか地の文が時々いつものサチさんっぽくなってたような。。。

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    2025年08月22日
  • 三兄弟の僕らは

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    文章が独特なテンポで書かれていて、読みやすく面白かった。

    両親が亡くなってから、様々な事実が明らかになりながらも、三兄弟で力を合わせて乗り越えていく。
    おばあちゃんの発した、
    ヒトのシを乗り越えてゆく方法を、お葬式などのあらゆる鎮魂の儀式の意味が心に残った。

    しかし父の隠していた秘密についての対応は、
    男女の差なのだろうか、
    あまりにも優しすぎて共感は出来なかった。
    でもこんな優しくて平和な世界が広がっていればいいなと思った。

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    2025年08月19日
  • エール!(1)

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    お仕事アンソロジー。スポーツライターとツアーコンダクターの話が良かった。
    いろんな仕事の裏側が知れるのが楽しい。

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    2025年08月15日
  • 国道食堂 1st season

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     小路さんらしく、良い人ばかりが登場する。登場人物の語り口調が著者のスタイルのようだが、もう少しバリエーションが欲しい。老若男女どれも大差ないのが残念。群像劇なので尚更そう感じる。
     今作では二方君や高校生居候2人、犯人や店主・十一の今後など何もわからず、続編ですべて明かされるのか。美味しそうな食べ物は出てくるものの、食がメインではない。著者お得意の人情でつながる温かい物語。二方君は売れっ子俳優になっているのか、登場人物を忘れないうちに次巻を読まねば。

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    2025年08月03日
  • エール!(1)

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    軽く楽しく読める本を、と思い選んだ本がピッタリでよかったです。後書きにもありましたが、仕事後寝る前にベッドで読むのに最適でした。
    近藤史恵さんのツアコンのお話が好みでした。一番仕事中の話だったからかな? それ以外も粒揃いで楽しく読めました。
    お仕事小説は大好きなので、2、3冊目も読みたいと思います。

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    2025年07月31日
  • ザ・ネバーエンディング・ストーリー 東京バンドワゴン

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    〔秋実さん〕今回の語り手は秋実さん。青がバンドワゴンに来た日、秋実さんは怒り狂ったりせずにそのおそろしく美しい赤ん坊を受け入れた。秋実さんのことはもっと知りたいかも。

    〔時期〕秋実さん三十五歳、青は幼稚園児、勘一は還暦前、藍子は中学生、紺は小学生。

    〔古書籍窃盗団〕話が出てきたからにはvs堀田家ということになるのだろう。

    〔不一魔女物語〕エドワード・キンクス『フィッツ・ウイッチ・ストーリー』の翻訳。翻訳は木蓮京子、挿絵はその夫の美野島不一の木版画。青が気に入った。原作はすごくお高い本。

    〔謎の女〕青を見つめている。

    〔探偵事務所〕紺と藍子で将来姉弟探偵事務所を開けるかもと秋実は思った

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    2025年07月16日
  • 小説家の姉と

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    久しぶりに、これぞ小路幸也さん!という感じの作品を読んだ感じがしました。

    これまで読んだ話では、結構どんでん返しというか「そうくるか!」という展開が多かった。それだけに、結構すんなりと終わったなあという印象。

    でもこの半径5メートル以内という感じの平和な作品、自分は好きです。

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    2025年07月15日
  • A DAY IN YOUR LIFE

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    小路幸也氏、初読み。
    一気に読んでしまったけど、ラジオ番組を聴く気分で一日、なんなら週に1ストーリーくらいのペースで読めばもっと楽しめたかも?と読後に思ってしまいました。

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    2025年07月09日
  • スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン

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    登場する人物を忘れていたけれど巻頭の相関図があり助かった。複雑な家族構成も思い出した。けれど細かい部分で忘れているから読み返したくなるけれどまだまだシリーズの積読があるからとりあえず読み進めることに集中。双子のような女の子ベビーが加わって賑やかな堀田家。前回は自分もこの輪に青の嫁すずみちゃん役になりたいと思ったけど今回は花陽ちゃん、もしくはベビーのどちらかになりたいなぁなんて思いながら。そして藤島さんはどうしてそこまで親切なんだ、金持ちの道楽なのか、、、この先の展開も楽しみだ。

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    2025年07月08日
  • ザ・ネバーエンディング・ストーリー 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    いつものサチさんの語りがないのが新鮮。
    過去の話。
    青を引き取ったあとの話で、秋実がまだ生きている。
    貴重な古書を巡る窃盗団を出し抜こうとするバンドワゴンの面々の活躍が小気味よい。
    いろいろうまく行きすぎるのはいつものことだが、このシリーズはそれが持ち味か。

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    2025年06月21日
  • マンション フォンティーヌ

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    築60年、中庭には噴水もある素敵な建物、マンションフォンティーヌを舞台に大家さん、住民たちのゆるくて楽しい物語。ガーデンパーティが楽しそう♪

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    2025年06月18日
  • A DAY IN YOUR LIFE

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    印象的な1日があるんだろうな、振り返ってみれば。こんなところで昔の知り合いに会うのか、とかね。偶然によく会う人は、きっと自分との関わりが深いに違いない。

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    2025年06月17日
  • ザ・ネバーエンディング・ストーリー 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    シリーズ20番目で、長編の番外編。
    今回は秋実さんが語りで、藍子が中1、紺が小6、青は幼稚園児、もちろんサチさんも生きている時の話。

    藍子はこの時から絵が上手いし、紺も小学生の時から鋭い視点、そしてものすごく勘が良い。青はとっても可愛かったみたいで、秋実さんも日々楽しそうだった。

    ストーリーはいつもどおりすべてが上手く行く話。
    あまりに淡々と進むので、裏があるのかと思ったけど、特に何もないまま終わった。。。

    みんな生きている頃という設定はとっても良かった。

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    2025年06月08日
  • モーニング Mourning

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    『コーヒーブルース』を読んで、面白いな!と思っていたら。シリーズ何だと知り、その前のお話(というわけでもないけれど)『モーニング』に辿り着いた。

    大人な小説。
    学生時代は男5人で暮らすくらいの親友であった一人が無くなった。それを期に再開した4人。
    そのうちの一人である淳平が、このまま車を走らせて自殺をすると仄めかす。
    それを止めるべく、帰るまでにその理由を当てることが出来たら自殺を辞めろと、福岡から東京までのロングドライブが始まる。

    自殺する理由を思い出すことが出来たらという淳平の言葉に、当時の5人で過ごした過去をそれぞれが思い出して、話は尽きない。
    思い出や、やってしまったこと、後悔して

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    2025年06月07日
  • バイト・クラブ

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    好きな作家さんです
    こういう場所は、必要だなと思いました
    ほっと息抜き出来る場所、そう言う関係があるだけでだいぶ違うと思います
    現実にも、学生だけど
    こうして状況になってしまう
    少しづつ増えているというニュースなど
    見かけます
    そういう方に少しでもほっと出来る場所があると
    良いなと思いました

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    2025年06月03日
  • すべての神様の十月(三)

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    さらっと後味の良い小品を並べている。
    出だしとか、さり気なくうまいんだよなあ。神々というモチーフが風変わりだったり出来過ぎだったりする展開を納得させる。

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    2025年05月28日
  • ペニー・レイン 東京バンドワゴン

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    前作(第17弾)の文庫版を再読後からのスタート。
    毎年春になったら文庫版を購入して、昨年の文庫版を本棚からイソイソと取り出してきて、、、
    堀田家の物語に没入します

    新年度の疲れが出てきた頃に、ほっと安心感を求めて読みはじめました
    今年もお世話になります(←)



    我南人が話ついでにコーヒー飲んでる幼なじみに便乗して「じゃあ僕のもぉついでにぃ。奢ってよぉお」「いいよいいよ」
    どうして自分の家の店で奢ってもらうのですか。
    サチさんの息子にだけするツッコミに笑っちゃいました
    他にも“勘一が蛸なら確かに我南人は烏賊ですよね”なんてサチさんしか言えないよ?www


    「隣の土地は借金してでも買えって

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    2025年05月27日
  • ザ・ネバーエンディング・ストーリー 東京バンドワゴン

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    このシリーズももう20作目だそうです。
    すごいですねー!
    今回は過去のお話しです。
    始まり方がいつもと違うので新鮮な感じ。
    今回も楽しめました。

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    2025年05月27日
  • ザ・ネバーエンディング・ストーリー 東京バンドワゴン

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    もう終わっていいよ、と思いながら、
    惰性でこのシリーズ読み続けてます。
    今回は昔の話で視点も変わって新鮮で良かったが、
    相変わらずの、都合良く話が進む感じで、
    登場人物も多く把握するのが面倒。
    シリーズのファン的には及第点ではあると思います。

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    2025年05月27日
  • 隠れの子 東京バンドワゴン零

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    05月-13。3.0点。
    東京バンドワゴン、番外編。
    江戸時代のおはなし。ふしぎな力を持った者たちの、闘いを描く。

    東京バンドワゴン未読でも、問題無く読める。

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    2025年05月23日