小路幸也のレビュー一覧

  • brother sun 早坂家のこと

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    娘3人の独白の形で書いてあるが、話の中身は伯父・太一と父・陽一の物語だからbrother sunなのね、なるほど(笑)。娘たちがみんな出来過ぎのいい子たちなので(また彼氏たちがもっと出来過ぎ!)さわやかな印象だが、改めて思い直すと、かなりドロドロな話じゃないか、これ?でも結末が早く知りたくて一気に読んでしまった。雑誌に連載されたものを単行本にまとめた作品には最終章が書き下ろしで追加されていることがよくあるが、大抵なくてもいいか、ない方がいいくらい、それまでの作品の雰囲気をぶち壊しにしていることがある。この本もそんな感じなので、そこだけは残念だ。

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    2011年09月28日
  • ホームタウン

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    デパートのちょっと変わった部署で働く兄。妹からの結婚するという連絡に喜んだが、その妹と婚約者が失踪した。兄妹の悲しい過去と、それをとりまく人たちの温かさは小路さんらしいなぁと思う
    2009/9/22

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    2009年10月07日
  • 東京公園

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    季節なら春かなぁ。
    暖かで優しい日差しが一杯溢れる風景を、大きなガラス越しに見ている。そんな感じのするお話でした。
    裏表紙のあらすじを見ると、もう少しドロドロした感じの話かとも思ったのですが、柔らかく爽やかな話。登場人物もひたすら優しい善人たち。特に同居人のヒロ(男性)や友人(?)の富永(女性)の造形とか関わり方は秀逸です。この辺り、映像化に向いているように思います。
    小路さんは良いですね。

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    2016年08月05日
  • ホームタウン

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    2009.8.9
    北海道が舞台。札幌、旭川、小樽が出てくるけれど、ちらりと「パルプ町」
    なんて名前が出てきたり。

    おばあさんがいい!!

    「大人になるってことは、ドアを閉めることを覚えること。あるいは、
    開けることを知っているのに、目の前にあるのに開けないで引き返す
    ことを覚えるってこと

    だけど、主人公が男前である必要はないような気がする。

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    2009年10月07日
  • ホームタウン

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    並行する二つの物語。
    結局ひとつは陰謀で、ひとつは偶然だった。

    出てくる人みんなが優しくて、あったかいのはそれぞれに傷を負っているからかもしれない。

    背負うものを少しでも軽くしてあげれたらな、とも思った。

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    2009年10月04日
  • ホームタウン

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    人殺しの血をもつ兄と妹。兄の征人は大手百貨店の特別室で調査員として働いている。ディスプレーデザイナーになった妹の木実から、結婚すると手紙が来る。相手は征人と同じ百貨店に勤める青山だ。喜びもつかの間、木実が消えたと連絡が入る。そして青山も姿を消していた…。ミステリーなんだけど、主要登場人物に悪人が出てこないのが作者らしい。でも「闇の世界と繋がっている」「特別な才能を持つ」という部分が必要以上に強調されていて一々引っかかる。「東京バンドワゴン」のように事件よりも人物に焦点をあてた作品の方が私は好きだ。

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    2009年10月04日
  • 高く遠く空へ歌ううた

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    子どもの頃は、小さな秘密、秘密の場所、小さな冒険、そんなものに囲まれて心が躍っていた。
    描かれている場所は、ありそうな町だけど、ちょっと不思議の世界に紛れ込んだような錯覚をさせられる。
    主人公・ギーガンとルームメイトの柊さんの二人の関係には憧れる。
    こんな先輩と町を探検して不思議を探るのは楽しそうで、ギーガンが羨ましい。
    ギーガンを囲む友人達もみな個性的でいて、どこにでもいるような子。
    読みながら、ギーガンと町の不思議を解いて冒険する心地。
    懐かしい子ども時代を思い出す一冊。

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    2009年10月04日
  • ホームタウン

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    たんたんとした主人公がQ.O.Lの主人公に似ていた。
    バンドワゴンを思い出す、ご飯の描写。
    都合よすぎる展開ももう何でも許せちゃって一気に読んで寝不足です。

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    2009年10月04日
  • ホームタウン

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    東京バンドワゴンを書く、氏がどの様な話を書くのだろう?と思い、一気に読みきる。奇妙な(?)家族を書かせたら右に出る作家はいない(失礼な)彼が推理小説の様な話を書いていて、話に引き込まれてしまった。また、こんな話を書いてほしい。

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    2011年08月15日
  • ホームタウン

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    東京バンドワゴンの小路さんとは全く違った雰囲気で、最初はびっくりしましたが、結局この事件によって知り合った人たちが、一つの家族のようになり和が広がっていく・・・。やっぱりバンドワゴンにつながるところがあり、これが小路さんなんだなぁと思いました。ストーリーもとてもミステリーっぽくておもしろかったです。

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    2009年10月04日
  • ホームタウン

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    ハマりました。過去に「何か」ある人が主人公になったりするよね、小路さんの本ってよく。今回はそれが、重すぎず、でも重要なポイントになってるなぁって思った。だから、重く暗くなりすぎず、明るくさせてくれる人の存在を描き出していて、すごく素敵な世界だと思った。ホームタウン・・・故郷、自分が育った町にしかない光や友人を大切に思える作品だったと思います。

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    2009年10月04日
  • ホームタウン

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    トラウマを抱えながら離れて暮らす妹から「結婚します」の手紙が届く。その後、妹は失踪する。彼女の婚約者も…小路にしては珍しいストレートなミステリだが、小路らしい魅力的なキャラクタは健在。読後の清涼感は右に出るものなし。

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    2009年10月04日
  • ホームタウン

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    設定やストーリーはすごく面白かったのですが、謎が全てわかったときのすっきり感が少しもの足りなかったかなぁ。
    でも男性陣がみんなかっこよかったので楽しかったです。

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    2009年10月04日
  • ホームタウン

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    ・これまた著者らしい優しい雰囲気たっぷり。異色ミステリっぽいかもしれない。・兄が結婚を控えて姿を消した妹を捜すのだが、この兄弟、殺し合った両親の子供と来ている。血のつながりが故に距離をとる、という関係。周囲の人間がよい感じで、ほとんど人情物語。これが乃南サンあたりなら一人や二人死んでいるのかも知れないが(笑)、そんなものはフィクションなのでいいのだ。概ねハッピーで良い事だ。
    ・パルプ町って北海道だったのか…。

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    2009年10月07日
  • 荻窪 シェアハウス小助川

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    元々医院だった場所をシェアハウスにし、男女6人と医院の元医者が共に暮らしていくお話。

    父親を早くに亡くし、家族の中で家事をすることが自分の役割で、当たり前にやってきた中で、これからさきの将来を考えるべく、母親にシェアハウス暮らしを勧められ始めての1人暮らしをスタートする主人公。

    住民それぞれが何かしらの葛藤を抱え、シェアハウスでの暮らしが始まり、恋愛だったり、事件だったりがある中で元医師がただやさしいだけではなく、前に進むアドバイスをその時々にしてくれる。

    今の時代薄れている隣人関係や、誰かと一緒に暮らすために適度な距離感で、適度なルールがあり、暮らしやすい日々を紡いでいくことをがんばる

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    2026年04月11日
  • ザ・ネバーエンディング・ストーリー 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンシリーズ20冊目。今回はスピンオフ短編集。秋実さんがまだ生きている頃の話。リアルタイムで追い始めてからもう15年経つけどおわりはあるのかなー。

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    2026年04月03日
  • マンション フォンティーヌ

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    事件がサラッと終わってしまったように思う。たくさんの要素があるからこそ、どこを見せる言葉なのか、明確であるとなお面白いだろう。

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    2026年03月29日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    ネタバレ

    どの短編もハズレはなく、おもしろかったです。「砂に埋もれたル・コルビュジエ」独身の女性が認知症の父の世話をする中で、かつての自分の夢を思い出していく。きっと彼女は父の夢でもあった建築への道を歩き出すのだろう。がんばろう。そう思いました。「時田風音の受難」賞金欲しさに応募した小説が賞をとってしまった風音は、次の作品を作るべく奮闘する。風音の素直な気持ちと、歪んだ考え方。生々しくも、ところどころ笑わせてきて、おもしろかったです。「校閲ガール」校閲の仕事をする主人公。本編も読んでみたいと思いました。

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    2026年03月23日
  • グッバイ・イエロー・ブリック・ロード 東京バンドワゴン

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    ネタバレ

    大家族なうえに、つながっていく人物がどんどん増えるので、人物把握が大変なのだけれど(しょっちゅう相関図を確認してる)
    今回はイギリスが舞台だったので、いつもよりは登場人物も少なく読みやすかった

    LOVEだねぇ

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    2026年03月23日
  • 本をめぐる物語 一冊の扉

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    最近アンソロジーを読むこと多いけど、私にはやはりもう少し踏み込んだ作品の方が面白さがわかるのかもと思った。
    どれもなんだろう、とくに刺さることもなく。

    唯一校閲ガールの主人公の毒舌が好きかな。

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    2026年03月22日